ジャフコSV7ファンド 募集経過に関するお知らせ

2022 年 10 月 27 日
各 位
会 社 名 ジャフコ グループ株式会社
代 表 者 取 締 役 社 長 三 好 啓 介
コード番号 8595 東証プライム市場
問合せ先 管 部 グルー
理 管理 プ 古 賀 慎 二
T E L 0 5 0 - 3 7 3 4 - 2 0 2 5


ジャフコ SV7 ファンド 募集経過に関するお知らせ


当社は、2022 年 6 月 24 日に設立したジャフコ SV7 シリーズが、本年 9 月末にファーストクロー
ジングを迎えましたので、その募集状況、および今後のコミットメント総額についてお知らせい
たします。

SV7 シリーズは、ベンチャー投資を行うジャフコ V7 投資事業有限責任組合(以下「V7」)と、バ
イアウト投資を行うジャフコ BO7 投資事業有限責任組合(以下「BO7」、これらの両方のファン

ドに出資するジャフコ SV7 投資事業有限責任組合の 3 つのタイプのファンドから構成されてい
ます。2019 年設立の SV6 シリーズまでは、一つのファンドから国内ベンチャー投資とバイアウ
ト投資を行っていましたが、SV7 シリーズは上記のような構成にすることで、出資者の多様なニ
ーズに応えることが可能となります。

今後の SV7 シリーズ全体のファンド総額につきましては、当社における下記株主問題を含めた
現状の不透明な市場環境を考慮しつつ、前回 SV6 シリーズの総額 800 億円を上回る金額(上限額
950 億円)を目標としています。このうち V7 は 600 億円以上(上限 650 億円)
、BO7 は 200 億円
以上(上限 300 億円)を目標とします。既に両ファンドともに本年 7 月より投資組入れを開始し
ており、今後 3 年程度をかけて、ポートフォリオを構築していく予定です。

本日(10 月 27 日)現在、SV7 シリーズの外部募集額は 283 億円(42 社)
、当社出資額を含めた
シリーズ総額は 500 億円となっています。 月末のファーストクロージングにおける外部募集額


につきましては、当初 500 億円近い金額を見込んでおりましたが、現状でもこれを大きく下回っ
ています。村上世彰氏の影響下にある複数名義の株主が当社株式を買い進めているため、既存出
資者を含む多くの投資家が、ファンド運用に影響を及ぼす可能性を懸念し、その動向を見極める
べく出資判断を保留していることが大きな要因となっています。

当社としましては、今後 3 年程度の新規投資とその追加投資資金として必要な 800 億円(上限
950 億円、うち外部出資 500 億円以上・650 億円上限)を確保するため、上記状況の解決を図る
と同時に、募集期間の長期化も見据えながら、募集活動を継続していきます。

昨年来の金融引締め、地政学リスクの顕在化など先行き不透明な環境において、リスクマネーを
供給する当社の役割はますます重要性を増していると考えており、強い意志をもってその責任
を果たして参ります。
【SV7 シリーズの構成】 ※募集中




SV7
(V7、BO7への投資)




V7 BO7
(VC:ベンチャーキャピタル投資) (BO:バイアウト投資)



SV7シリーズ ファンド総額 800億円以上(上限950億円)
(うち外部出資額500億円以上、650億円上限)



2022 年 10 月 27 日現在 シリーズ合計額 500 億円 うち V7:375 億円、BO7:125 億円
(外部投資家出資金額:283 億円、当社出資金額:217 億円)
※当社出資金額には、当社パートナー等の個人出資を含みます




<ファンド正式名称>
SV7 :ジャフコ SV7-A 投資事業有限責任組合およびジャフコ SV7-B 投資事業有限責任組合
V7 :ジャフコ V7 投資事業有限責任組合
BO7 :ジャフコ BO7 投資事業有限責任組合


以上

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