北海道紋別市における15.7MWのメガソーラー発電所建設開始のお知らせ

2017 年 12 月 12 日

各 位
会 社 名 日本アジア投資株式会社
代表者の役職名 代表取締役社長 下村 哲朗
( コ ー ド 番 号 8 5 1 8 東 証 一 部 )
問 い 合 せ 先 執 行 役 員 岸 本 謙 司
T E L 0 3 ( 3 2 5 9 ) 8 5 1 8


メガソーラー発電所建設開始のお知らせ
北海道紋別市における 15.7MW のメガソーラー発電所建設開始のお知らせ


この度、日本アジア投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:下村 哲朗、以下 当社)
が、スマートソーラー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:手塚 博文、以下 SMS)と共同で
投資を予定している、北海道紋別市の 15.7MW のメガソーラー発電所が建設を開始しました。
本発電所の最大の特徴は、太陽光発電の急峻な出力変動を緩和し安定的に電力を供給するために、
8.3MWh の次世代高容量リチウム蓄電池を用いて、SMS がパワーコンディショナーメーカーと共同開発し
た制御システムを導入しています。
また、建設用地は、一部が平坦でなく、オホーツク海にも近いため海からの風雪や塩害を防ぐ必要が
あります。これに対し本発電所では、SMS が独自に開発した架台等を用いて様々な工夫を施しています。
SMS の三次元架台は、パネルの設置角度を東西方向に最大 20 度まで調節可能なため、平坦でない土
地にもパネルの設置が可能です。加えて、積雪による荷重や振動に対する耐性を兼ね備えた設計です。
設置方法も工夫し、パネル表面への積雪や除雪作業を回避するために、パネルを高い位置に急な傾斜
角度で設置しています。塩害対策としては、機器の排気口フィルタやコンテナの外部塗装を厚くするほか、
パネルの背面カバーに透湿性が低く強度の高い素材を使用し、防塵防水性の高い部品で端子箱や接続
コネクタをカバーしています。


メガソーラー発電所の概要
名称 紋別市弘道太陽光発電所
最大出力 約 15.7MW (太陽電池パネル設置容量ベース)
年間予想発電電力量 約 1,650 万 kWh(一般家庭約 5,000 世帯分相当の年間消費電力量)
約 66 億円(うち一部を株式会社北海道銀行によるプロジェクトファイ
総事業費
ナンスにより調達)
売電先 北海道電力株式会社
買取価格 (FIT 価格) 40 円/kWh (消費税等含まず)





北海道紋別市弘道




建設予定地の様子




発電所完成予想図




安全祈願祭の様子(左より手塚裕士 MS 事業部長、手塚博文社長(SMS)、宮川良一(紋別市長)、下村哲朗(当社社長))





当社が投資をしているメガソーラープロジェクトは、2017 年 9 月末現在、合計 21 件 104.6MW(うち、当
社出資持分 59.6MW)です。今後も各プロジェクトの事業化を進めるとともに、さらなる案件の開拓に努め
てまいります。
なお、太陽光の FIT 価格が低下傾向にある現状においても、現時点では高採算のプロジェクトへの投
資機会が豊富にあります。そのため、当社は、一部のプロジェクトについては売却により早期に収益獲得
や投資資金回収を行い、その資金で再び新たなプロジェクトに投資を行うことで投資活動を加速し、収益
性や資金効率を追求していく方針です。



<2017 年 9 月末 メガソーラープロジェクト 投資実績>




詳細は、下記 URL から各プロジェクトのリリースをご参照ください。
http://www.jaic-vc.co.jp/jcompany/jservice/l4/Vcms4_00000259.html




スマートソーラー株式会社 会社概要
本社所在地 東京都中央区日本橋兜町 13 番地 1 号
代表者 代表取締役社長 手塚 博文
設立 2007 年 4 月
資本金 8,100 万円
事業内容 (1) 大規模太陽光発電所事業(開発・EPC・O&M・企画・運営等)
(2) スマートシティ・スマートコミュニティ事業(ZEB・BEMS・売電等)
(3) 住宅用太陽光発電事業(ZEH・HEMS・蓄電池等)
URL http://www.smartsolar.co.jp


以上





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