代沢プロジェクトに関するお知らせ

2023 年 5 月 12 日

各 位

会 社 名 東邦ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役 C E O 有働 敦
(コード番号 8129 東証プライム市場)
問合せ先 執行役員 広報 IR 本部長 河村 真
( 電 話 03- 6838- 2803)


代沢プロジェクトに関するお知らせ

東邦ホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役 CEO:有働 敦)は、1948 年に東京都世
田谷区で創業し、以来地域と共に 75 年の歴史を歩んでまいりました。当社は、世田谷区代沢地区に所有
する不動産の有効活用による地域の発展及び活性化への更なる貢献と、世田谷区代沢と千代田区丸の内の
事業拠点に分散した本社機能の集約・移転を目的とした「代沢プロジェクト」を進めてまいりますので、
下記の通りお知らせいたします。



1.代沢プロジェクトの概要
東邦ホールディングスは「全ては健康を願う人々のために」をコーポレート・スローガンに掲げ、医
薬品の安定供給という社会的使命を果たすことで持続的な成長と企業価値向上を目指しております。
当社は、代沢地区に所有する不動産の老朽化の問題や、保有資産の有効活用、本社機能が代沢と丸の
内の二カ所に分かれていることの非効率性といった課題について、
「代沢プロジェクト」を設け検討して
まいりました。また、人的資本の価値最大化を重要な経営課題の一つと認識し、人財の育成や多様な人
財の獲得、従業員の働き方改革等を実現するための社内環境の整備にも取り組んでおります。
今回、所有不動産の活用方法の見直しを行い、同時に、分散している本社機能の集約・移転を図るこ
とで、執務環境の改善と賃借料の低減を始めとするトータルコストの削減にも結び付くものと考えてお
ります。なお、本移転後も引き続き創業の地世田谷区を本店所在地として、地域に根差した活動を続け
てまいります。

①代沢地区不動産の有効活用
当社グループは東京都世田谷区代沢地区に複数の不動産を所有しており重要な経営資源の一つと位
置付けています。代沢地区の物件についてはこれまでの地域との関係性、建物の老朽化の進行度合い、
土地の希少性、不動産価値など様々な角度から熟考し、継続活用、建て替え、売却、収益不動産化など
の最適な活用を進めるとともに、代沢地区の街づくりにも貢献してまいります。 なお、代沢地区の本館
につきましては、築年数が 50 年を超え、土地の用途制限も新たに設けられていることから売却いたし
ます。また、新館につきましては、引き続き本店所在地として事業を継続いたします。

②本社機能の集約による経営効率の向上と働き方改革の推進
東京都内の各事業拠点に分散している本社機能を同じオフィスビル「東京ミッドタウン八重洲」に集
約いたします。このことにより、経営効率の向上や迅速な意思決定、コミュニケーションの創出による
職場の活性化、取引先とのコミュニケーションの質向上などが期待でき、中長期的な企業価値の向上に
も資するものと考えております。また、集約に伴い、賃借料や水道光熱費などのコストの削減も見込ん
でおります。さらに、本移転を機にフリーアドレス制を導入し、コロナ禍で定着したテレワークなどの
多様な勤務形態を一層活用・推進することで働き方改革や健康経営を実践してまいります。同時に、DX
の推進による紙資料の大幅な削減を目標としたペーパレス化や定型業務のアウトソーシングを進めるな




ど業務品質の向上を目指します。
当社グループは医療インフラを担う企業として BCP(事業継続計画)も最重要課題に位置付けていま
す。東京ミッドタウン八重洲は自立型のエネルギーシステムを有し、大規模災害時においても安定的に
エネルギーが供給されることも、今回の移転先選択の理由となります。

2. 移転先の概要
東京ミッドタウン八重洲 9 階および 8 階の一部(東京都中央区八重洲二丁目 2 番 1 号)
賃借面積:4,745 ㎡(9 階;4,099 ㎡ 8 階;646 ㎡)

3. 移転時期
2023 年 12 月



以 上





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