シンバイオ製薬株式会社の抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」の流通受託に関するお知らせ

2020 年 9 月 7 日


各 位
会 社 名 東邦ホールディングス株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 有 働 敦
(コード番号 8129 東証第一部)
問合せ先 取締役 経営管理本部長 兼
経営企画・IR 部長 河村 真
( 電 話 03- 6838- 2803)



シンバイオ製薬株式会社の抗悪性腫瘍剤「トレアキシン®」の流通受託に関するお知らせ


東邦ホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:有働 敦、以下「東邦
ホールディングス」)は、完全子会社の東邦薬品株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:
馬田 明)をはじめとする共創未来グループ各社が、シンバイオ製薬株式会社(本社:東京
都、代表取締役社長兼 CEO:吉田 文紀、 以下「シンバイオ」)が自社販売を開始する抗悪
性腫瘍剤「トレアキシン®」の流通業務を受託しましたのでお知らせいたします。



1.受託の背景
東邦ホールディングスは、医療・健康・介護分野に携わる企業集団として、「全ては健康
を願う人々のために」のコーポレート・スローガンの下、医薬品卸売、調剤薬局、医薬品製
造販売、顧客支援システムの開発・提供等の事業を展開するとともに、地域医療連携や在宅・
介護分野への取り組みを積極的に推進しております。
このたびシンバイオがトレアキシン®の自社販売を開始するにあたり、東邦ホールディン
グスは同社から高機能な物流体制、緊急時への対応とこれまでの受託実績を評価いただき、
同社と医薬品の売買に関する取引基本契約を締結し、トレアキシン®の流通業務を受託する
こととなりました。


2.トレアキシン®について
殺細胞性の抗腫瘍薬であり、1970 年代からドイツで使用が開始され、現在 50 カ国以上
で低悪性度非ホジキンリンパ腫(低悪性度 NHL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、慢性リン
パ性白血病(CLL)などを適応として使用されています。





シンバイオは、日本において 2010 年 10 月に再発・難治性の低悪性度 B 細胞性非ホジキ
ンリンパ腫(低悪性度 NHL)及びマントル細胞リンパ腫(MCL)を適応症として製造販売承認
を取得した後、2016 年 8 月に慢性リンパ性白血病(CLL)に対する効能追加の承認、2016 年
9 月に「トレアキシン点滴静注用 25mg」の国内医薬品製造販売の承認、さらには 2016 年
12 月に未治療の低悪性度 NHL 及び MCL に対する効能追加の承認を取得しています。ま
た、2017 年 8 月に悪性リンパ腫の領域で最大の患者数をもつ再発・難治性びまん性大細胞
型 B 細胞 リンパ腫(DLBCL)を適応症とした第Ⅲ相臨床試験を開始し、2019 年 11 月に試
験成績の主要評価項目である奏効率において期待奏効率を上回る良好な結果が得られたこ
とを発表、2020 年 5 月に承認申請を行っています。


3.今後の見通し
当社連結業績に与える影響は軽微であります。


以 上





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