「有価証券報告書記載例(国際会計基準編)」等の刊行ならびに当社IFRS関連サービスについて

平成 29 年 6 月 16 日
各 位
会 社 名 宝 印 刷 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 堆 誠一郎
(コード番号 7921 東証第一部)
問合せ先 執行役員総務部長 篠原 正雄
(TEL.03-3971-3101)




「有価証券報告書記載例(国際会計基準編)」等の刊行ならびに
当社IFRS関連サービスについて



当社および当社 100%子会社の株式会社ディスクロージャー&IR 総合研究所は、当社グ
ループのお客様に絶大な支持をいただいている「有価証券報告書記載例」シリーズに、こ
のたび国際会計基準(以下、IFRS という)に準拠した「有価証券報告書記載例(国際会計
基準編 2017 年 6 月版)」等 2 点を追加刊行いたしました。あわせて、当社 IFRS 関連サー
ビスにつきましてもご紹介いたします。


Ⅰ.記載例等の刊行
(1) 有価証券報告書記載例(国際会計基準編 2017 年 6 月版)
多くの上場企業に支持されている日本基準における記載
例のレイアウトを採用し、記載例と IFRS の条文が見開きで
ご覧いただけます。
条文の改正箇所を見やすくし、改正動向を解説するなど、
IFRS 任意適用後まもない企業に限らず、任意適用後数年を
経た企業においても、開示実務担当者にとって大変使いや
すい記載例となっています。
また、今後の適用を検討している企業にも参考になるも
のと思います。
(2) 新規上場のための有価証券報告書(Ⅰの部)作成要領(国
際会計基準編 2017 年版)
「有価証券報告書記載例(国際会計基準編 2017 年 6 月
版)」同様、日本基準における“Ⅰの部作成要領”と同様の
レイアウトにより、記載例と IFRS の条文が見開きでご覧い
ただけます。
IPO 準備中の開示書類作成に慣れていない企業の担当者
でも、書類作成がしやすい工夫が随所に盛り込まれていま
す。




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Ⅱ.当社 IFRS 関連サービスについて


(1) IFRS 関連サービス提供の目的
わが国で IFRS 任意適用済みの企業のほか、適用を決定または予定している企業およ
び適用に関する検討を実施している企業は 374 社を数え、これらの企業の東証上場会
社の時価総額に占める割合は 48%に達しています(2016 年 6 月末時点)。2017 年 3
月期の決算短信においても、今後 IFRS の任意適用を検討する企業は増加するものと見
込まれております。
IFRS 適用にあたっては、IFRS 基準書の全体的な理解が必要なことはもとより、
IFRS 開示事例等の情報収集のほか、日本基準に比べてボリュームが多い IFRS 開示フ
ォーマットを的確に作成すること等、実務担当者の負担が増大することが課題である
とされています。
当社グループでは、有価証券報告書記載例のほか、IFRS の条文と実際の開示事例を
相互参照可能なシステムや IFRS 開示フォーマットのチェック等、多彩なサービスで
IFRS 適用を検討中のお客様を支援してまいります。


(2) IFRS 関連サービスの内容
① 圧倒的なクオリティの IFRS 記載例・開示事例集
IFRS 開示事例集は、有価証券報告書編・四半期報告書編・定時株主総会招集通知
編の 3 種類があります。IFRS 開示事例集により、IFRS 任意適用企業の開示の傾向
が明確になり、開示の意思決定の迅速化が図られるとともに、頼りになる IFRS の先
行事例を提供します。
さらに、日本基準の記載例と同一レイアウトの IFRS 記載例もラインナップしてい
ます。IFRS 記載例は、Ⅰ.に掲げた有価証券報告書編と、新規上場申請のための有
価証券報告書(Ⅰの部)編のほか、四半期報告書編もあります。
上記のほか、IFRS 決算短信・四半期決算短信の作成要領も用意しており、迅速
な決算発表を支援しています。




② IFRS 開示事例検索ツール「I ファース X」
「I ファース X」は、国内の IFRS 開示事例と IFRS 条文が相互に参照でき、一元
的なデータ管理と、検索性の高い情報提供サイトとして、IFRS 導入支援時に高く評


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価されています。 ファース X」には IFRS 記載例も掲載しており、オンラインガ
「I
イドブックとして活用できます。




③ IFRS スケルトン作成サポートとスケルトンチェック&アドバイス
モデルテンプレート(ひな型)の提供に加え、開示チェックリストおよび他社事
例の分析を踏まえた IFRS 開示フォーマット(スケルトン)の作成をサポートします。
また、お客様が作成したスケルトンを細部にわたり研究部の専門家がチェック&
アドバイスを行います。


④ 複雑化する IFRS 開示の効率化には「X-Smart.Advance」
IFRS 移行後は、頻繁な規則変更への対応や注記ボリュームの増加等により、作業
負担が増大します。決算発表日程を遅らせることなく従来通り安定した開示業務を
遂行するには、大幅な効率化が必要です。過去の IFRS プロジェクト対応を通じて得
た知見を活かした機能が搭載されている、開示決算自動化システムの
「X-Smart.Advance」が真価を発揮します。




※これらのサービスは、お客様のニーズによって必要なものをお選びいただき、導入する
ことができます。どのようなサービスを選ばれても、宝印刷はお客様の IFRS 導入を全力
で支援いたします。


本リリースに関するお問合せ先: コーポレートコンサルティング部
TEL.03-5924-6771


以 上


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