「第15回プロネクサス懸賞論文」受賞論文決定のお知らせ

2023 年 12 月 21 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 プ ロ ネ ク サ ス
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 上 野 剛 史
(コード番号 7893 東証プライム)
問合せ先 執 行 役 員 社 長 室 長 高 松 純
電話番号 03-5777-3111



「第15回プロネクサス懸賞論文」受賞論文決定のお知らせ
株式会社プロネクサスは、資本市場の健全な発展につながる研究の成果を発表していただくことを目
的として、2009 年から毎年、「プロネクサス懸賞論文」を開催しております。本年は6本の応募があ
り、厳正なる審査の結果、この度、受賞論文が決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたしま
す。
なお、当該懸賞論文は株式会社日本取引所グループおよび株式会社東京証券取引所のご後援をいただ
いております。

1.選考結果の概要
「上場会社のディスクロージャー・IRをより効果的、効率的なものにするための研究および提案」と
いうテーマに対して、部門Ⅰ(個人または2名)に4本、部門Ⅱ(大学生グループ)に2本、計6本の論
文の応募があり、審査委員会にて厳正かつ多面的に検討を行い、部門Ⅰで佳作1本と特別にチャレンジ賞
1 本、部門Ⅱで優秀賞1本・佳作1本の論文を選定いたしました。


2.第15回審査結果:受賞者及び受賞論文名(敬称略)
部門Ⅰ 佳 作 仁藤 新太、冨士原 竜矢(東北学院大学 経営学部経営学科)
(個人または2名) 「有価証券報告書における「サステナビリティに関する考え方及び取
組」の開示実態調査」
チャレンジ賞 脇 一永、三浦 雅郁(関西医科大学 医学部)
「企業の IR をより効率的にし、個性を際立たせるための提言」


部門Ⅱ 優秀賞 一橋大学商学部円谷ゼミナール 3 年 B チーム
(大学生グループ) (佐藤 愛斗、井出上 拓矢、伊東 十萌、金 娜延、横地 遥)
「日本企業におけるジェンダー構造の実態調査と改善提言」
佳 作 一橋大学商学部円谷ゼミナール 3 年チーム A
(樋口 涼太、加藤 藍、宍戸 健人、白川 大智、永嶺 郁蒔、
藤井 沙樹、渡邊 吉顕)
「中期経営計画の達成と開示の関連性 -統合報告書を軸として-」


3. 受賞論文の概要
⑴ 部門Ⅰ
① 部門Ⅰの佳作は,仁藤新太氏、冨士原竜矢氏(東北学院大学 経営学部経営学科)の「有価証券報
告書における「サステナビリティに関する考え方及び取組」の開示実態調査」です。本論文は,日
経225採用銘柄のうち2023年3月期決算企業184社を対象に,有価証券報告書に記載されているサス
テナビリティ記事を読み,手作業で作成した独自のデータベースを用いて開示傾向を分析したもの
です。
② また部門Ⅰの応募論文のなかで,脇一永氏と三浦雅郁氏(関西医科大学医学部)の「企業のIRをよ
り効率的にし,個性を際立たせるための提言」を今回特別に設定したチャレンジ賞としました。
⑵ 部門Ⅱ
① 部門Ⅱの優秀賞は,一橋大学商学部円谷ゼミナール3年Bチーム(代表 佐藤愛斗氏)の「日本企業に
おけるジェンダー構造の実態調査と改善提言」です。本論文では,企業における職階別の男女比を推
計することでジェンダー構造を明示化し,それと企業の業績および株主からの評価との関係を明らか
にしました。
② 部門Ⅱの佳作は,一橋大学商学部円谷ゼミナール3年チームA(代表 樋口涼太氏)の「中期経営計画
の達成と開示の関連性 -統合報告書を軸として-」です。本論文は,日経225採用企業のなかで,2023
年3月までに完了した最新の中期経営計画(以下,中計)が存在し,かつ統合報告書を発行している
183社を対象とし,中計に関する記述内容と財務業績や中計の達成・未達成との関係など6つの仮説
を設定して分析し,統合報告書の中計に関する記述の書き方および読み方に関する提言をしています。


4.次回プロネクサス懸賞論文の募集
株式会社プロネクサスは、2024 年も引き続き、若い研究者や学生等の研究支援のため、「第 16 回目
プロネクサス懸賞論文」を以下のとおり募集いたします。
【第16回募集要項】
1.テ ー マ: 「上場会社のディスクロージャー・IRをより効果的、効率的なものにするための研
究および提案」です。ただし、実証結果を出すための実証分析は不可としますが、提
案を補強するための実態調査、ケース分析を論文の一部に含めることはできます。
また、IRの具体的な表示方法等の工夫を提案することもできます。
2.応募締切日:2024年10月20日(日)
3.応 募 資 格:【部門Ⅰ】
①40歳以下(2024年10月20日現在)の日本在住の大学生・大学院生・研究者・一般
社会人等の個人
②いずれも①に該当する2名
【部門Ⅱ】
同一大学の大学生(2024年10月20日現在)による3名以上10名以下(代表者1名を
含みます)のグループ(例えば、XX大学XXゼミナール、XX大学XX研究会等
のグループです。応募に当たっては、グループ名を明記してください)。
なお、論文・要旨・応募メールには、応募部門(部門Ⅰまたは部門Ⅱ)および執筆
者名・共同研究者名(部門Ⅱの場合は、グループ名及び代表者名・共同研究者名)
を明記してください。
4.懸 賞 金 額:部門Ⅰおよび部門Ⅱともに最優秀賞50万円、優秀賞30万円、佳作10万円
5.審 査 方 法:下記の審査委員で構成する審査委員会で審査を行います。 (敬称略)
委 員 長 慶應義塾大学 名誉教授 黒川 行治
委 員 前会計教育研修機構 代表理事専務 新井 武広
委 員 早稲田大学商学学術院 教授 川村 義則
委 員 早稲田大学大学院経営管理研究科 教授 小宮山 賢
委 員 株式会社バリュークリエイト パートナー 佐藤 明
委 員 青山学院大学大学院 教授 多賀谷 充
委 員 株式会社プロネクサス 取締役会長 上野 守生
6.後 援:株式会社日本取引所グループ・株式会社東京証券取引所
【本件に関するお問合せ先】
株式会社プロネクサス
ディスクロージャー企画業務推進部 調査研究チーム 懸賞論文係 小林・原口
E-mail:souken@pronexus.co.jp
◎ 詳細は、専用ホームページをご参照ください。
https://www.pronexus.co.jp/home/souken/index.html 以 上

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