「第8回プロネクサス懸賞論文」受賞作品決定のお知らせ

平成 28 年 12 月 12 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 プ ロ ネ ク サ ス
代表者名 代表取締役社長 上 野 剛 史
(コード番号 7893 東証第一部)
問 合せ先 取締役執行役員 社長室長 大和田雅博
電話番号 03-5777-3145



「第8回プロネクサス懸賞論文」受賞作品決定のお知らせ

株式会社プロネクサスは、資本市場の健全な発展に寄与することを目指し、平成 21 年から開始した
「プロネクサス懸賞論文」を本年も引き続き実施いたしました。このたび、受賞作品が決定いたしまし
たので、お知らせいたします。





1.選考結果の概要
「上場会社のディスクロージャー・IRをより効果的、効率的なものにするための研究および提案」
というテーマに対して、10本の論文の応募があり、審査委員会にて厳正かつ多面的に検討を行い、
優秀賞2本、佳作1本の論文を選定いたしました。


2.第8回審査結果:受賞者および受賞論文名
優秀賞 2本
上坂 夏未(うえさか なつみ)(一橋大学 商学部4年)
日江井 麻里(ひえい まり)(一橋大学 商学部4年)
「役員報酬上限設定の盲点」

花塚 勇矢(はなつか ゆうや)(一橋大学 商学部3年)
柳下 嶺 (やぎした れい)(一橋大学 商学部3年)
「政策保有株式に関する情報開示制度の改善案の提言」

佳 作 1本
青 柚希(あお ゆずき)(法政大学 経済学部3年)
「個人株主向けIR活動と株式長期保有促進効果」


3.受賞論文の概要
優秀賞の1本目は、上坂夏未氏と日江井麻里氏の共著『役員報酬上限設定の盲点』であります。本稿
の目的は、日本での株主総会での役員報酬上限額設定と実際の役員報酬支払額との関係を調査し、株主
総会役員報酬上限額に関する開示情報の意義を検証することにあります。


優秀賞の2本目は、花塚勇矢氏と柳下嶺氏の共著『政策保有株式に関する情報開示制度の改善案の提
言』であります。本稿の目的は、コーポレートガバナンス・コードが設定され、株式の政策保有に関す
る経済合理性が問われるなか、政策保有株式について十分な情報開示が行われていないため、投資家は
政策保有の実態を把握できていないことに鑑み、政策保有株式の投資リターンを推定することで、その
実態把握と経済合理性を検証しようとするものであります。


佳作は、青柚希氏の『個人株主向けIR活動と株式長期保有促進効果』であります。本稿の目的は、
IR活動(とくに、個人株主向けIR活動)の効果として、株式の保有日数が増加するのか否か、配当
や株主優待と比較してIR活動の効果は大きいのか否かを検証することであります。


8回目となる今回も、上記の通り充実した内容の論文が寄せられました。弊社では、来年度以降も引
き続き本懸賞論文の募集を予定しており、来年度も同じテーマで第9回目の論文募集を行います。より
多くの投稿を期待しております。


【ご参考/第9回募集要項】
1.テ ー マ:上場会社のディスクロージャー・IRをより効果的、効率的なものにするための
研究および提案(但し、実証結果を出すための実証分析は不可。なお、提案を補強
するための実証分析を論文の一部に含めることは可。また、IRの具体的な表示
方法等の工夫を提案することも可とする。)
2.応募締切日:平成29年10月20日(金)
※従来の9月20日から1か月期限を延長しました。ご留意ください。
3.応 募 資 格:40歳以下(平成29年10月20日現在)の日本在住の方。大学生・大学院生・研究者・
一般社会人等。個人または共同執筆(2名まで)。
4.懸 賞 金 額:最優秀賞50万円(1本)、優秀賞30万円(1本)、佳作10万円(若干名)
5.審 査 方 法:下記の審査委員で構成する審査委員会で審査を行います。

委員長 慶應義塾大学商学部教授 黒川 行治
委員 会計教育研修機構 理事・事務局長 新井 武広
委員 早稲田大学商学学術院教授 川村 義則
委員 早稲田大学大学院経営管理研究科教授 小宮山 賢
委員 株式会社バリュークリエイト パートナー 佐藤 明
委員 青山学院大学大学院教授 多賀谷 充
委員 株式会社プロネクサス 取締役会長 上野 守生
(敬称略)
6.後 援:株式会社東京証券取引所


【お問合せ先】
株式会社プロネクサス
プロネクサス総合研究所 懸賞論文係 原口・小川
TEL:03-5777-3032(平日9:00~17:30)
E-mail:souken@pronexus.co.jp


◎ 詳細は、弊社プロネクサス総合研究所ホームページをご参照ください。
http://www.pronexus.co.jp/home/souken/index.html
以上

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