内視鏡アブレーションシステム「HeartLight」国内初症例実施のお知らせ

平成 29 年 11 月 20 日
各 位
会 社 名 日本ライフライン株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 鈴木啓介
(コード番号 7575)
問合せ先 常務取締役管理本部長 髙橋省悟
(TEL. 03-6711-5200)

内視鏡アブレーションシステム「HeartLight」国内初症例実施のお知らせ

本年 7 月 28 日に薬事承認を取得しました米国カーディオフォーカス社製の内視鏡アブレーションシ
ステム「HeartLight(ハートライト)」の国内初症例が実施されましたので、お知らせいたします。

「HeartLight」は、心房細動のアブレーション治療における肺静脈隔離術のための、国内初のレーザ
ーと内視鏡を用いたアブレーションシステムであります。内視鏡画像により心腔内の焼灼部位を確認し
ながら、部位毎にエネルギー量の調整が可能であることから、肺静脈狭窄や横隔神経麻痺などの合併症
のリスクの低減が期待されており、肺静脈隔離術の安全性向上への寄与が見込まれます。

今般、レーザーバルーン治療の第一人者である Cardiovascular Center Bethanien(ドイツ) Boris

Schmidt 先生を指導医師として招聘し、本日、東京医科歯科大学医学部附属病院にて「HeartLight」を
用いたアブレーション治療が実施されました。なお、同医師指導の症例につきましては、今週、筑波大
学附属病院でも予定されております。初期臨床施設といたしましてはこちらの2施設に加え、東京慈恵
会医科大学附属病院、横浜市立みなと赤十字病院の計4施設となっており、順次症例が実施される予定
であります。本品は従来品と比べて新規性が高い医療機器であることから、当社は、平成 31 年3月期
上半期の上市に向け、医療機関への適正使用のトレーニングや啓蒙を継続してまいります。

初症例を担当されました、東京医科歯科大学 循環器内科 平尾 見三教授(日本不整脈心電学会理事
長)は「待望であった内視鏡アブレーションシステムの国内初症例を無事に実施することができ、嬉し
く思います。このシステムは、内視鏡を介した直視下で肺静脈を確認しながら精緻に焼灼ができる点に
おいて、国内初の医療機器であり、患者様にとってより安全で確実な治療が期待されます。 」とコメン
トされています。

当社は、今後も海外の医療機器メーカーの優れた商品を国内へ導入するとともに、医療現場のニーズ
を的確かつ迅速に反映した自社製品の開発を通して、患者様や医療現場に価値ある医療機器を提供でき
るよう努めてまいります。

以上

3371