オープンステントグラフトの新製品「Frozenix Partial ET」の販売開始のお知らせ

2023 年8月 21 日
各 位
会 社 名 日本ライフライン株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 鈴木啓介
(コード番号:7575 東証プライム市場)
問合せ先 取締役経営管理統括部長江川毅芳
(TEL. 03-6711-5200)

オープンステントグラフトの新製品「Frozenix Partial ET」の販売開始のお知らせ

当社は、自社製品であるオープンステントグラフト( 「Frozenix」シリーズ)の新たなラインナップ
「Frozenix Partial ET(フローゼニクス・パーシャルイーティー) 」を 2023 年8月から販売開始しま
す。

オープンステントグラフトは、胸部大動脈疾患において病変部の血管を修復するための外科手術で
用いられる人工血管の一種です。このデバイスは、術者の手技に関するトラブルを軽減し、患者様に
とっても、2回の手術を1回で済ませられることで、身体的負担を軽減することが可能です。当社は
2015 年にオンリーワン製品として「Frozenix」を発売して以降、国内外で2万例以上の使用実績を積み
重ね、良好な術後成績を残してきました。

「Frozenix Partial ET」は、従来品の特長を継承しつつ、ステントワイヤー径を変更したことで、ス
テントグラフトの留置に起因する合併症*1 を軽減する効果が期待できます。また、追加治療が必要とな
るケースに備え、手技が容易となるような工夫が製品デザインに取り入れられています。本製品の導
入により、オープンステントグラフトの新たな市場を開拓し、さらなる普及を目指します。

当社は、心血管関連(大動脈)の中期戦略において、オープンステントグラフトの製品力を強化す
ることを主軸に据えています。 前期に発売した 4 分岐付きオープンステントグラフト「Frozenix 4
Branched」と併せて、胸部大動脈疾患の医療ニーズに幅広く対応する製品ポートフォリオを確立し、大
動脈治療におけるトップシェアの地位をさらに強固にしていきます。



*1 主な合併症に dSINE(distal stent graft-induced new entry)があります。これは、ステントグラフトの留置によ
り、ステント部が生来の血管に干渉し新たな大動脈解離を引き起こしてしまう合併症です。


以 上





オープンステントグラフト「Frozenix Partial ET」
保険償還価格 1,110,000 円





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