映画『バカ塗りの娘』2023年9月1日(金)全国公開のお知らせ

2023 年 9 月 1 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ハピネット
代表者名
株式会社ハピネット 代表取締役社長 榎本 誠一
(コード番 号 7552 東 証 プライム)
本件問合せ先 取締役最高財務責任者 石丸 裕之
電話番号 03-3847-0410


映画『バカ塗りの娘』
2023 年 9 月 1 日(金)全国公開のお知らせ

株式会社ハピネット(本社:東京都台東区、代表取締役社長:榎本誠一、証券コード:7552)の子会社
である株式会社ハピネットファントム・スタジオ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小西啓介)の共
同出資作品である映画『バカ塗りの娘』が 9 月 1 日(金)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開しま
す。ぜひ映画館に足をお運びください。




塗っては研いで、塗っては研いでを繰り返す──
日本が誇る伝統工芸 津軽塗が繋ぐ父娘の物語。


■作品紹介
ものづくりは、まるで人生のよう。塗り重ねるたび、日々が豊かに彩られる。


日本が誇る伝統工芸 津軽塗 通称“バカ塗り”
海外では「japan」と呼ばれることもある“漆”。 漆は時代を問わず、
工芸品、仏像、社寺建築、芸術品など日本の歴史と文化を象徴す
るものに使用され、世界中の人々を魅了する。近年は、再生可能
な植物由来の原料として注目を集めている。耐久性があり、たとえ
壊れてしまっても修理してまた使うことができる漆器は、昔から日
本人にとって大切な日用品として私たちの暮らしに寄り添ってき
た。
本作はその中でも、青森の伝統工芸・津軽塗をテーマに描かれる
物語。タイトルにある“バカ塗り”は、津軽塗のことを指す言葉で、
完成までに四十八工程あり、バカに塗って、バカに手間暇かけて、
バカに丈夫と言われるほど、“塗っては研ぐ”を繰り返す。漆が丁
寧に塗り重ねられるように、本作も津軽塗の完成までの工程をひ
とつひとつ丁寧に映し出す。またその魅力だけでなく、日本の伝統
工芸が抱える社会的背景にも真摯に向き合う様は、“ものづくり”に対する敬意を感じさせる。
津軽塗が繋ぐ父娘の絆 そして家族の物語
津軽塗職人を目指す引っ込み思案の娘・美也子と寡黙な職人の父・清史郎。家族より仕事を優先し続けた
清史郎に愛想を尽かして家を出た母、家業を継がず美容師として自由に生きる兄…。津軽塗によってバラ
バラになってしまった家族が、美也子のある大きな挑戦によって再び向き合う姿を、四季折々の風景や土地
に根付く食材と料理、そこに生きる人々の魅力を織り交ぜ描く。つらい時、楽しい時を塗り重ねるように日々
を生きる父娘が、津軽塗を通して家族の絆を繋いでいく。


堀田真由×小林薫×監督 鶴岡慧子(『まく子』)
素朴で不器用な 23 歳の美也子を演じるのは、堀田真由。NHK 連続テレビ小説「わろてんか」(17)で注目を
集め、次々に話題作に出演してきた彼女が、家族への悩み、将来への不安、淡い恋心…どこにでもいる等
身大の女性をたおやかに演じる。津軽塗職人の父・清史郎には、日本映画界には欠かせない俳優、小林薫。
二人は実際に地元の職人から津軽塗の技法を教わり撮影に挑んだ。そのほかに、美也子の兄に坂東龍汰、
美也子が淡い想いを寄せる花屋の青年に宮田俊哉と注目の俳優が名を連ねる。
その他に、坂本長利、片岡礼子、酒向芳、松金よね子、篠井英介などベテラン俳優に加え、青森県弘前市
で全編撮影された本作は、木野花、鈴木正幸、ジョナゴールド、王林といった青森県出身キャストも集結した。
監督は、初長編作『くじらのまち』でベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭などで高い評価を得たのち、西
加奈子の小説『まく子』の映画化も手掛けた鶴岡慧子。



■ストーリー
「私、漆続ける」
その挑戦が家族と向き合うことを教えてくれた――


青森県弘前市。津軽塗職人の青木清史郎(小林薫)と父の仕事を手伝う娘・美也子(堀田真由)が、年季の
入った工房で作業をしている。工房からは漆が何度も塗られ、研がれ、その音だけが響いている。美也子は、
高校卒業後、特にやりたいことが見つからず、家計を助けるために近所のスーパーで漫然と働きながら家
業を手伝っていた。
幼い頃から人とコミュニケーションを取るのが苦手で、恋人や仲のいい友人もおらず、家とスーパーを往復
する毎日。唯一心を開ける存在は隣に住む吉田のばっちゃ(木野花)だ。父・清史郎は、文部科学大臣賞を
獲ったこともある津軽塗の名匠だった祖父から津軽塗を継いだが、今は注文も減ってしまい、さんざん苦労
しているようだ。そんな青木家は、工房の隣に建つ自宅で父娘の二人暮らし。家族より仕事を優先し続けた
清史郎に愛想を尽かして、数年前に家を出ていった母(片岡礼子)。父と祖父の「津軽塗を継いでほしい」と
いう期待を裏切り家業を継がないと決め、美容師となった兄・ユウ(坂東龍汰)。気づけば家族はバラバラに
なっていた。
幼い頃から漆に親しんできて、津軽塗の仕事が好きだが、堂々とその道に進みたい、と公言できずにいた
美也子だったが、ある日、父に久しぶりの大量注文が入り、嬉々として父の手伝いをすることに。そして、花
屋で働く青年・鈴木尚人(宮田俊哉)との出会いをきっかけに、漆を使ってある挑戦をしようと心に決める。し
かし、清史郎は津軽塗をやっていくことは簡単じゃないと美也子を不器用に突き放す。それでも周囲の反対
を押し切る美也子。その挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく――。
■作品概要
堀田真由
坂東龍汰 宮田俊哉
片岡礼子 酒向 芳 松金よね子 篠井英介 鈴木正幸 / ジョナゴールド 王林
木野 花 坂本長利
小林 薫

監督:鶴岡慧子
脚本:鶴岡慧子 小嶋健作
原作:髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」(産業編集センター刊)

製作:荒木宏幸 伊藤貴宣 小西啓介 益田祐美子 志賀 司 塩越隆雄 川口 敦
エグゼクティブプロデューサー:山内 学 松岡雄浩
企画プロデュース:盛 夏子
プロデューサー:遠藤日登思 松岡達矢 福嶋更一郎
ラインプロデューサー:大川哲史
撮影:髙橋 航 照明:秋山恵二郎 録音:髙田伸也 音響効果:齋藤昌利 美術:春日日向子
装飾:松尾文子 衣裳:藪野麻矢 ヘアメイク:光岡真理奈 編集:普嶋信一 音楽:中野弘基
スクリプター:押田智子 スチール:蒔苗 仁 助監督:栗本慎介
製作:「バカ塗りの娘」製作委員会(アミューズ/メ~テレ/ハピネットファントム・スタジオ/平成プロジェクト
/セレモニー/東奥日報社/青森朝日放送)
特別協力:弘前市 弘前フィルムコミッション 協力:青森県漆器協同組合連合会
協賛:マイナビ農業 ブレーンシップ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
制作プロダクション:アミューズ映像企画製作部 ザフール
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ

©2023「バカ塗りの娘」製作委員会
2023 年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/118 分


詳細情報につきましては、下記の公式 HP・SNS をご確認ください。
HP :https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/
Twitter :@bakanuri_movie https://twitter.com/bakanuri_movie
Instagram:@bakanuri_movie https://www.instagram.com/bakanuri_movie/

9 月 1 日(金)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国ロードショー!

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