【調査結果】独立後の勤務時間は4割以上が減少、収入は6割近くが増加-一度プロとして独立した個人の6割が「正社員に戻ることを考えていない」-

報道関係各位
2022年2月18日
会社名:株式会社サーキュレーション
コード番号:7379 東証マザーズ



【調査結果】独立後の勤務時間は4割以上が減少、
収入は6割近くが増加
〜一度プロとして独立した個人の6割が「正社員に戻ることを考えていない」〜


18,000名以上のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事
業を運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田雅俊、
以下サーキュレーション)は、プロとして企業から案件を受託して働く500名(※)を対象に独立後の
働き方についてのアンケート調査を実施しました。



■調査結果概要
● 副業開始・独立後、58.4%が年収を増やし、7.5%は1000万円以上増加
● 年収は71.6%が平均以上、8.7%は5000万円以上
● 一度プロとして独立した個人の59.7%が「正社員に戻ることを考えていない」
● 残り36.3%の正社員復帰条件は「より高い報酬」と「自由な労働環境」
● 独立後の勤務時間は45.5%が減少。働き方の自由度が満足度の高さに影響
● 正社員では条件が合わなくても、自身の能力が発揮できるプロジェクトには参画を望んでい



■副業開始・独立後、約半数が100万円以上年収が増え、7.5%が1000万以上増加

副業やフリーランスを開始してからの年収について、半分以上の58.4%が「増えた」、46.9%は100万
円以上増えたと回答しました。さらに16.8%が500万円以上、7.5%は1000万以上の年収アップを実現
しています。また、「減った」という人は23.1%でした。




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ただしプロとして働く個人の中には「家族との時間を増やすため」に企業からの独立を選んだ層が一
定数いるため、必ずしもフルタイムで働いているとは限らない点には留意が必要です。また、独立後
に法人化して高い報酬を得ている人も含まれることも想定されます。




■プロとして企業から案件を受託して働く個人の年収は71.6%が平均年収以上、8.7%は500
0万円以上

年収について尋ねたところ、1/3近くの28.8%が1000万円以上、5000万以上は8.7%でした。国税庁が
2021年に発表した日本の平均給与461万円(男性567万円、女性280万円)と比べると、71.6%が平均
年収以上と、プロとして働く個人の年収は全般的に高くなる傾向にあります。




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一方で、300万円以下の年収の回答者は22.4%であり、ビジネスにおける中核業務の受託が可能な個
人の中でも二極化の傾向が見られます。ただし、プロとして働く個人の中には家族との時間を増やす
ために企業からの独立を選んだ層が一定数いるため、必ずしもフルタイムで働いているとは限らない
点には留意が必要です。


■一度プロとして独立した個人の約6割が正社員に戻ることを考えたことがない/予定がな


今回の調査ではプロとして個人で企業から案件を受託して働く人のうち、59.7%が「正社員に戻るこ
とを検討したことがない」と回答しました。半数以上がこの先のキャリアで再び雇用されることは考
えていないようです。




■報酬・労働柔軟性次第で正社員を検討

一方で、残りの36.3%は状況や条件によっては雇用も可能と回答し、3.5%は実際に正社員に戻った経
験がありました。正社員復帰を検討する際の条件としては、突出して「今より高い報酬(59.1%)」
「働き方の自由(58.8%)」が挙げられています。




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■独立後、満足度が高まった理由は「働き方が自由になった」が1位

勤務時間については、会社員として働いていた時期に比べ「大幅に減った」または「多少減った」と
いう回答が45.5%を占めています。独立したことによって働く時間を減らすことができた人が比較的
多いことが分かりました。




また、現在の働き方に対する満足度を聞いたところ、75.0%が以前より高まったと回答し、48.6%は
「非常に高まった」または「高まった」と回答していることから、今の働き方に満足している回答者
が全体的に多いことが伺えます。




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満足度が高まった理由として最も多かったのは、「自分のペースで仕事ができるようになった」で6
4.9%を占める結果となりました。次いで「自由になる時間が増えた(42.2%)」に入っており、「時
間」が満足度を高める要因になっていることが分かりました。




■正社員では報酬条件が合わなくても、独立中案件なら自身の能力が発揮できるプロジェク
トに参画を望む

副業や独立をしながら参画する案件で重視するポイントについて、回答者の半数以上が「稼働時間
(51.0%)」「プロジェクト内容(61.8%)」「自身の能力とのマッチ度(58.4%)」を「とても重
視している」または「重視している」と回答しました。
正社員復帰の検討条件として最も多く挙げられた報酬の高さよりもプロジェクトとのマッチ度が重視
されているのも特徴的です。




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以上の結果から、企業が一度独立してしまった優秀な人材を獲得したいが、高い報酬や柔軟な労働条
件の提供が難しい場合は、外部人材の能力を発揮できる魅力的なプロジェクトの設計や、活用する人
材に適した委託内容を定義し、適切に伝えることで事業活動を推進するサポートを得やすくなると言
えそうです。



■プロシェアリングについて
優秀な人材はどの企業でも活躍を求められるため、正社員雇用に向けては報酬や労働環境、待遇面で
高いハードルが生じます。一方で今回のアンケート結果から、雇用ではなく自身の能力を活かしたプ
ロジェクト単位の働き方であれば全国、規模にこだわらず参画できるという傾向も見られました。


サーキュレーションではこうした正社員での採用は難しいが優秀な人材を活用したいという企業のニ
ーズに応える「プロシェアリング」を提供しています。


プロシェアリングを活用し最適なプロ人材と共に進めていくことで、社内のリソースだけでは解決で
きなかった経営課題を解決することが可能となります。サーキュレーションは、今後も外部のプロ人
材を活用いただくことで、様々な経営課題を解決し、企業の変革の一助を担っていきます。


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■調査概要
調査期間:2021年11月22日(月)〜11月24日(水)
調査方法:インターネット調査(ディーアンドエム社によるパネル調査)

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調査対象:副業・フリーランス・起業で仕事を受けている20代から60代までの男女(※)
有効回答数:500名
(※)本調査の対象:以下の業務を副業、フリーランス、起業を始めてから1度でも受託したことがあ
る個人


中期経営計画策定/組織戦略策定/M&A/業務資本提携/CVC/投資/IPO/新規事業開発・事業開
発/人事制度設計/採用/人材育成/労務/人事規定/広報PR/コーポレートブランディング/マ
ーケティング/ブランディング戦略立案/代理店マネジメント/CRM/広告運用/営業組織マネジ
メント/インサイドセールス/カスタマーサクセス/新規販路開拓(人脈営業/トップダウン営業)
/海外進出/EC/開発組織/プロジェクトマネジメント/システム開発/WEB開発/インフラ/業
務改善/BPR/生産管理/工場運営/ファクトリーオートメーション/物流/経理/財務/IR/経営
管理(内部監査・法務・コンプライアンス)/経営企画/事業企画/その他コンサル/アドバイザリー
(具体記述)


今回の調査の詳細結果は近日中に公開する予定です。


【企業概要】
会社名 株式会社サーキュレーション
公式HP https://circu.co.jp/
代表者 代表取締役社長 久保田 雅俊
設立 2014年1月6日
所在地 東京都渋谷区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を
複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経
験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッショ
ンの達成を支援します。
18,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営におけ
る理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登
録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、
スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入
実績は 3,241社/9,365プロジェクトを数えます。(2021年10月末時点)


【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社サーキュレーション 広報/竹内
TEL: 03-6256-0467
FAX: 03-6256-0476
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Email: public_relations@circu.co.jp




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