サーキュレーションが脱炭素社会の実現に向けてCO2排出量可視化サービス提供企業との業務提携を開始

報道関係各位
2022年6月2日
会社名:株式会社サーキュレーション
コード番号:7379 東証グロース



サーキュレーションが脱炭素社会の実現に向けて
CO2排出量可視化サービス提供企業との業務提携を開始
〜プロ人材の活用を通してESG経営を強化〜


18,000名以上のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事

業を運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田 雅
俊、以下サーキュレーション)は、株式会社ゼロボード(所在地:東京都港区、代表取締役:渡慶次
道隆)、株式会社Recursive(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:ティアゴ・ラマル)と業務提

携し、サプライチェーン上におけるGHG(温室効果ガス)排出量の可視化、および削減サービスの提

供を開始します。
これにより、当社顧客のGHG算出可視化ニーズに応え、より客観的な現状分析に基づく具体的なシナ

リオ分析や目標検討、施策実行など、プロシェアリングを通してサステナビリティ経営実装フェーズ
の支援を加速していきます。

なお、本件による業績に与える影響は軽微です。




■脱炭素に向けた世界各国政府、経済界、金融市場の取り組みはさらに加速
2020年10月、菅 義偉内閣総理大臣(当時)による「2050年カーボンニュートラル」(2050CN)宣言

が発表され、過去に例のない2兆円の基金の創設と最大10%の税額控など革新的イノベーションの推
進をはじめとした9つの項目において目標が掲げられ、経団連もこれに呼応しました。




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また国際社会では、2021年11月に閉幕した国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で、初め
て公式文書にて「産業革命前からの気温上昇幅を1.5℃に抑える」と発表し、1.5℃目標に向けて世界各
国が努力する合意がなされました。この目標を達成するためには、2050年までに世界の二酸化炭素
排出量を実質ゼロ(ネットゼロ、あるいはカーボンニュートラルとほぼ同義)にし、2030年までに2

010年比で約45%削減することが必要と言われています。


さらに株式市場においてもESG投資の具体的な基準の制定が進んでいます。CGC改訂におけるTCFD開
示や、プライム市場上場企業のCDP回答義務化など、脱炭素に向けた流れは全世界、政治・経済・金

融分野において加速しています。


■プロシェアリングを通した脱炭素への取り組みの必要性が高まっている
こうした脱炭素に向けた経営変革や事業創出のためには、サプライチェーン全体の各プロセスを統合
的に管理し、GHG排出量などのデータを定量的に把握する必要があり、現在多くの企業がその対応と

結果に基づく具体的アクションの設計に苦慮している状況です。


シンクタンク大手の日本総研などは2022年1月までに、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律

(省エネ法)」において報告義務のある7業種計309社に調査を行いました。その結果、温室効果ガス
排出削減に向けた企業の具体的な行動計画を示す行程表について、政府が目標達成を目指す2050年
までのものを策定している企業は16%にとどまり、残りの84%は策定していないという回答でした。



国際的な潮流を踏まえて、当社の顧客企業においても脱炭素に向けた取り組みが求められるようにな
っています。未だ2050年までのロードマップを策定できていない企業が大半である現状において
は、プロ人材を活用したサステナビリティ経営実装支援においても、より具体的な課題解決プロジェ

クトが効果的です。



サーキュレーションにおいても、サステナビリティ経営を実装するために策定した5つのマテリアリ
ティの1つに「エシカルなエネルギーアクション」を掲げ、「(18)プロシェアリングサービスを通じた
気候変動対策への貢献」「(19)脱炭素社会に向けた事業・組織活動」に対する指標目標設計を進めて
います。その取り組みの一部として、今回のCO2算出可視化サービスとの提携を行うこととなりまし

た。




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■提携の目的
今回の提携によって、サーキュレーションは当社顧客のGHG算出可視化ニーズに応えることが可能に
なります。また、GHG算出可視化以降の、具体的なシナリオ分析や目標検討、施策実行など、当社顧

客が脱炭素に向けた取り組みを企画し、実行する際にはプロ人材の経験・知見を活用したプロジェク
トを通してご支援できるようになります。


■提携の内容

当社顧客のニーズに対して、連携企業を紹介するという紹介パートナー契約を締結します。
現在確定している提携企業は以下の通りです。


会社名 株式会社ゼロボード(英語表記:Zeroboard Inc.)
公式HP https://zeroboard.jp
代表者 代表取締役 渡慶次道隆
設立 2021年8月24日

所在地 東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
事業内容 温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環

境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援



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会社名 株式会社Recursive / Recursive Inc.
公式HP https://recursiveai.co.jp
代表者 代表取締役CEO ティアゴ・ラマル

設立 2020年8月

所在地 東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー10階
事業内容 AI開発、AI/SDGsコンサルティング



サーキュレーションのコンセプトである「知のめぐりをよくする。」を実現することによって、機会格

差をなくし、人の可能性を最大化していく。そのような社会への価値を創出し続けることを使命と
し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


【企業概要】
会社名 株式会社サーキュレーション
公式HP https://circu.co.jp/
代表者 代表取締役社長 久保田 雅俊
設立 2014年1月6日
所在地 東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro

「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロ
シェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂
くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
18,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企
業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビ
ューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。
2014年設立以来、導入実績は 3,418社/10,103プロジェクトを数えます。(2022年1月末時点)


【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社サーキュレーション 広報/竹内
TEL: 03-6256-0467
FAX: 03-6256-0476
Email: public_relations@circu.co.jp




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