若手社員の研修方法に関する人事担当者アンケート オンライン化が進む中、研修自体を延期または中止する中小企業も

各位 2020年10月27日
会社名 株式会社ジェイック
代表者名 代表取締役 佐藤 剛志
(コード番号 7073 東証マザーズ)



若手社員の研修方法に関する人事担当者アンケート
オンライン化が進む中、研修自体を延期または中止する中小企業も

当社は、 「若手社員(20 代/新卒含まず)の研修方法」に関するアンケート結果を発表します。回答者数は 220
名(2020 年 8 月 14 日-8 月 27 日)となります。

アンケートの結果、 「オンライン研修」と「e ラーニングサービスの活用」を合わせると 65.0%で、昨年の 36.4%
から 30 ポイント近く増加した一方で、「特定の外部研修サービス(対面)を活用」は昨年の半分以下でした。こ
のことから、コロナ禍の今年、若手社員向け研修の実施方法は対面からオンラインへ大きくシフトしたと考えら
れます。


<昨年と比べると、オンライン研修と e ラーニングが大幅増>
若手社員の研修方法について、 昨年のアンケート結果と比べると、 今年は「オンライン研修」 29.5%(昨年 10.9%)、
「e ラーニングサービスの活用」35.5%(昨年 25.5%)「特定の外部研修サービス(対面)を活用」15.9%(昨

年 32.3%)と、オンライン化が鮮明となりました。

また、
「実施していない」という回答も 20.9%(昨年 12.7%)で、研修自体の取りやめも多くなっています。


今年と昨年の若手社員の研修方法
今年 昨年

実施していない 20.9%
12.7%
オンライン研修 29.5%
10.9%
集合動画研修 9.5%
6.8%
本やマニュアルによる自主学習 24.1%
21.8%
eラーニングサービスの活用 35.5%
25.5%
42.3%
配属された部門が社内研修を実施(OJT) 57.7%
23.2%
配属された部門が社内研修を実施(Off-JT) 27.3%
46.8%
人事部門が社内研修を実施 60.5%
8.2%
本人が選択する外部の研修サービス(対面)を活用 11.4%

特定の外部研修サービス(対面)を活用 15.9%
32.3%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
<若手社員の研修方法に関して例年と変更した点(社員規模別)>
企業規模別に、若手社員の研修方法に関して変更した点をみると、従業員 1001 名以上の企業では約7割がオン
ラインを含んだ研修方法に切り替えている一方で、従業員 300 名以下の企業については、オンライン化の割合が
約3割と相対的に低く、研修を延期または中止した割合は約3割と相対的に高いことがわかります。

当社にも、「オンラインに切り替えようにも、パソコンやインターネット環境等のインフラが整っておらず苦労
した」
「オンライン研修のノウハウがなく、やむを得ず延期・中止にしてしまった」「オンラインや e ラーニング
での教育効果に懐疑的なため、踏み切れていない」といった、オンライン化に悩む企業の声が届いています。



若手社員の研修方法に関して例年と変更した点(社員規模別)


全てオンライン研修に切り替えた
300名以下 10% 5% 17% 20% 8% 35% 5%
eラーニングを導入した


オンライン研修と出社してからの研修を使い分
けた
301~1000
14% 6% 44% 8% 4% 18% 6%
名 実施自体を延期している


実施自体をやめた


全く変えていない
1001名以上 35% 2% 34% 11% 6% 8% 3%

それ以外

0% 20% 40% 60% 80% 100%




【調査概要】
調査名称 :「若手社員(20 代/新卒含まず)の研修方法」に関するアンケート
対象 :上場および非上場企業の人事責任者・担当者
回答者数 :220 名
調査期間 :2020 年8月 14 日-8月 27 日
調査方法 :Web アンケート(HR プロ)


【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック 担当:稲葉
E-mail: info@jaic-g.com テレワーク実施中のため、メールでのご連絡をお願い致します。

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