双葉電子工業とAmimon社の協業合意についてのお知らせ

2016年3月22日


各 位
会 社 名 双 葉 電 子 工 業 株 式 会 社
代 表 者 取締役社長 桜 田 弘
(コード番号 6986 東 証 第 一 部)




双葉電子工業株式会社と画像伝送業界のリーダーAmimon 社が協業



当社とイスラエルのAmimon社は、Amimon社の製品の広範囲な販売・サービスで協業する
ことで合意しました。

Amimon 社は、フル HD(1080P/60fps)の映像をゼロレイテンシー(実質遅延ゼロ:1msec
以下)でリアルタイムに伝送する 5GHz 帯画像伝送システムを設計製造し、その伝送距離
の長さ(500m~1km程度)と堅牢性から、放送映像業界、医療機器、海外の UAV 等から幅
広く支持されています。
一方、当社は、ホビー用ラジコンのみならず産業用遠隔操作機器でも幅広い実績があり、
産業用ドローン業界では、操縦用送受信機や各種サーボアクチュエータを豊富に取扱って
おり、今回、商品のバリエーションを高めるため、自社の画像伝送装置の上位機種として
Amimon 社製品を取り扱うことに致しました。
また、Amimon 社製品そのものに限らず、画像処理ボードを組み込むことによるカスタム
装置の開発、技術サービスや修理についても取扱う予定です。


産業用ドローンでは、通信の信頼性が特に重要で、スペクトラム拡散通信が主流である
なか、当社の直接拡散通信技術と周波数ホッピング技術を併せ持つ FASSTest 方式が業界
で支持されています。
当社では、ISO9001 認証取得の元、設計から製造までが一貫管理されており、他社製品
との差別化も加わって、送受信機では国内9割以上のシェアを持っています。
当社固有の技術であるドローン機体側のデータバス通信プロトコルは、単方向のS.Bus、
テレメトリタイプのS.Bus2が業界でデファクトスタンダードとなっており、各種センサー
接続はもとより、最近ではカメラジンバルやカメラ自体の制御もこのデータバスを介して
行われる例が多くなっています。
当社は、以前よりS.Busの使用許諾をAmimon社に付与するなど技術的な協力を行ってまい
りましたが、今般、S.Busを搭載したAmimon社の製品を扱うことで合意しました。
Amimon社の製品については、
「CONNEX」
(伝送距離:1km)をはじめ、さらに小型の「CONNEX




Mini」(伝送距離:500m)などを国内でも何社か販売を手掛けていますが、当社でトータ
ル的に扱うことにより、顧客への利便性が高まります。
今後、両社はドローンの普及に伴い多様化する様々なニーズに応えるために、カスタム
製品の開発等においても技術協業を深め、サービスサポートへの展開を推進していきます。


なお、当社とAmimon社は、昨今のドローンの普及に伴い、ドローンの様々な用途開発が
行われているなか、5GHz帯の屋外空中における電波法規の改正審議を見越して準備を進め
ています。
また、当社は、ドローンの安全・安心な操縦と法に準拠した健全な使用を普及させるた
めのスクールも今春から開校を予定しております。


以上




CONNEX Mini(Amimon 社製)


<本件に関するお問合せ先>
〒297-8588 千葉県茂原市大芝629
双葉電子工業株式会社
業務管理本部 総務部
部長 江澤 淳
TEL 0475-26-0111
FAX 0475-23-1346

<商品に関するお問合せ先>
〒299-4395 千葉県長生郡長生村薮塚1080
電子機器事業センター 電子機器営業部 営業 2 課
担当 堀江 一也
TEL 0475-32-6173
FAX 0475-32-6179





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