血管予防事業の開発体制を強化

平成29年5月12日
各 位
会社名 フクダ電子株式会社
代表者名 代表取締役社長 白井 大治郎
(コード:6960、JASDAQ)
問合せ先 フクダ電子株式会社
社長室 経営企画部
(TEL. 03-5684-1558)

健康長寿に貢献する血管予防事業の開発体制を強化

1.背景
日本国内においては、65歳以上の高齢者が2025年には3,657万人、ピークとなる2042年には3,878万人になる
と見込まれており、急速な高齢化が進む中、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域
包括ケアシステムの実現が求められています。
脳卒中や循環器病は、介護が必要となる原因の4分の1を占め、総医療費の約20%を費やしており、死亡者数
も65歳以上ではがんによる死亡者数と肩をならべ、75歳以上ではがんによる死亡者数を上回っております。
海外に目を向けても先進国のみならず発展途上国においても、中間所得層が拡大し、高血圧などによる心疾
患や生活習慣病の増加が世界的な社会課題になっており、日本の医療産業が貢献できる成長分野と位置付けら
れています。


2.開発体制強化の内容
当社は、1970年から動脈伸展性検査装置の開発に着手し、医療機器メーカーとして当社製心電計を搭載した
特長ある製品を含め、自社製品のラインナップの強化に取り組んで参りました。
昨年12月1日には、オムロンコーリン(本年1月1日からフクダコーリンに社名変更)を子会社化し、現在、
当社とフクダコーリン それぞれの販売ルートで、様々なお客様のニーズに応えられるように、異なる製品※
を供給しております。
当社は、上記1.に記載の背景から国内外における市場環境の変化にいち早く対応するため、血管予防事業
の開発体制をこれまで以上に強化し、人々が健やかで楽しく過ごせる時間(健康寿命)をより多くできるよう
取り組んで参ります。


※ 当社:VaSera(血圧脈波検査装置VSシリーズ8機種)、末梢動脈疾患検査用ABI負荷試験装置
フクダコーリン:血圧脈波検査装置BP-203RPEⅢ(form)、HBP-8000、HEM-9000AI


以 上

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