ネクスコ・エンジニアリング北海道とジオマテック、ドーム型監視カメラ向け結露防止・着雪防止用ヒーターを共同開発

平成29年5月31日
各 位
住 所 横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号
会 社 名 ジオマテック株式会社
代 表 者 代表取締役社長 松﨑 建太郎
(JASDAQ コード:6907)
問合せ先 取締役執行役員経理財務部長 河野 淳
電話番号 045-222-5720

ネクスコ・エンジニアリング北海道とジオマテック、
ドーム型監視カメラ向け結露防止・着雪防止用ヒーターを共同開発

株式会社ネクスコ・エンジニアリング北海道(本社:北海道札幌市、社長:馬場敦美)とジオマテッ
ク株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:松﨑建太郎)は、高速道路で使用されるドーム型監視カメ
ラ向け結露防止・着雪防止用ヒーター(特許出願中)を共同で開発しましたのでお知らせします。

1.開発の背景
降雪地帯で野外に設置された監視カメラには、結露のほか着雪による視界不良の問題がありました。
高速道路を監視する上で、監視カメラに結露防止・着雪防止の機能を持たせることは必然のことで
あり、また広い撮影範囲を持ち、威圧感のないドーム型カメラへの機能搭載が求められていました。
これまでドーム型カメラに搭載できるいろいろなヒーターユニットが上市されていますが、急激な
気象変化に対応できない、着雪や氷結を融解することができないなどの問題を残していました。

2.新製品の特長
(1)省エネの実現
ドームカバーを基材としてヒーターを形成しており、直接ドームカバーを加熱します。
ファンヒーター等の間接方式と比べて省エネ仕様となっています。
(2)撥水・親水効果の追加
使用環境に合わせ、撥水、親水効果を追加する事が可能です。
(3)安定した発熱量の実現
ドームの先端部まで均一な発熱が可能で、-20℃の低温環境下でも使用することができます。

3.今後の予定
結露防止・着雪防止が可能なこのドームヒーターは、良好な視界(透明性、撥水・親水加工)をキー
フレーズに、さまざまな分野に展用されると考えております。

※この製品は、以下の展示会においてにてご紹介します。
機械要素技術展(東京ビッグサイト:6月21日から23日まで)
人とくるまのテクノロジー展(ポートメッセなごや:6月28日から30日まで)

<透明ヒーターWebサイト>
http://www.geomatec.co.jp/tech/development/defroster.html
以 上
<お問い合せ先>
○ジオマテック株式会社 営業部
TEL 045-222-5721 FAX 045-222-5731
E-mail sales@geomatec.co.jp
<参 考>
1.ジオマテックの結露防止・着雪防止用ヒーターとは
・ガラス基板やプラスチック基板に透明電極を施し、通電させることによって発熱させます。
・お客様のニーズに合わせ、基板の形状や 発熱量を設定することができます。
・透過率が高く、安定した発熱を得られます。

(使 用 例)
●結露防止/曇り止め ●着雪防止/融雪/解氷




2.透明ヒーターを搭載したドーム型カメラの画像
(透明ヒーター搭載ドーム型カメラ)
●ドーム型カメラ ●ヒーター発熱画像(サーモグラフィ)




3.ドーム型カメラからの画像
(実地試験状況)
●結露防止・着雪防止用ヒーター有り ●結露防止・着雪防止用ヒーター無し

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