EV駆動モータの軽量化と取付容易性に寄与するうず電流式ロータポジションセンサ

2014 年 12 月 18 日
会社名 スミダコーポレーション株式会社
代表者 代表執行役 CEO 八幡滋行
コード 6817, 東証第一部
一般的な PR
お問い合わせ: Tel: 03-6758-2470
技術・製品に 日本・アジア地域担当:
関する 清水 誠二
お問い合わせ: eddy_tech@jp.sumida.com
Tel: 048-691-7259
ドイツ・欧州・その他地域担当:
マーカス・シュメラー
MSchmeller@eu.sumida.com
Tel: +49-8591-937-240



EV 駆動モータの軽量化と取付容易性に寄与する
うず電流式ロータポジションセンサ

概要:
スミダコーポレーション株式会社は成長する
HEV、EV 市場に向け、うず電流式ロータポジショ
ンセンサを開発しました。HEV、EV のパワフルで
スムース、かつ高効率な走行を実現するには、
駆動モータの正確な制御が重要です。このため
に本ロータポジションセンサは、あらゆる速度に
おいて同期モータのロータ角位置を示す信号を
制御ユニットに出力します。
センサモジュールと実装基板
特徴:
磁性金属を用いた既存センサに比べ、本ロータポジションセンサは特に大口径ロータを用いたモータ
への搭載について、軽量化が実現可能です。磁性材を用いないうず電流原理の応用は、低周波磁界
に対する高いイミュニティと高速動作を可能にしました。またレイアウトの自由度により、ほとんどのモ
ータ構成と極対数の組み合わせに適用可能です。その円弧形状を活用すれば、センサモジュールは
モータハウジングの外側から挿入して取りつけることも可能です。その場合はモータ内部の高価な配
線が不要になります。多層プリント基板技術による平面コイルによって劣悪な環境でのセンサモジュー
ルのロバスト性を向上させております。

採用実績
2009 年にダイムラー社の S400 ハイブリッドセダンへの採用を皮切りに、その後 2011 年には、ルノー
社の欧州初の量産型 EV ラインアップに採用されました。最近ではフォルクスワーゲン社の注目の EV
ラインアップに導入されております。現在スミダコーポレーションは今後商用車を含めた HEV、EV への
さらなるロータポジションセンサ応用にむけ、開発に取り組んでおります。
以上




SUMIDA CORPORATION

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