「くりーんプラザ・龍」の映像監視システムを最新のIPカメラシステムに更新 既設の同軸ケーブルを有効活用しIPネットワークを構築

Press Release 池上通信機株式会社
2022 年 6 月 27 日

「くりーんプラザ・龍」の映像監視システムを最新の IP カメラシステムに更新
既設の同軸ケーブルを有効活用し IP ネットワークを構築


池上通信機株式会社は、茨城県の龍ケ崎地方塵芥処理組合様が運営する「くりーんプラ
ザ・龍」の映像監視システムを JFE エンジニアリング株式会社(以下、JFE エンジニアリ
ング)様より受注し、納入を完了いたしました。


1999 年 7 月に竣工し、24 時間稼働している「くりーんプラザ・龍」では、長寿命化のた
めに 2014 年度からごみ処理施設、2019 年度からリサイクル施設の基幹設備の改良工事に
着手し、その工事を JFE エンジニアリング様が請け負われました。アナログ方式でシステ
ムを構築されていた「くりーんプラザ・龍」では、新たなケーブル敷設が難しいことから、
当社では工事に伴う映像監視システムの更新にあたり、同軸ケーブルなどの既存設備を効
率的に流用して IP 化する方式を提案し、受注に至りました。
今回、フル HD IP カメラ IPD-BX210、IPD-SP210T 等の出力を同軸ケーブルで伝送で
きるよう信号変換することで既設のアナログカメラからの置き換えを実現し、モニター側
でも IP 信号をアナログ信号へ変換して既設モニターの一部を継続使用するようにしました。
これらの既設機材を流用することで、施工時間の短縮とコストダウンを実現しながら、ごみ
処理施設およびリサイクル施設の双方で全 33 台のカメラを相互監視しつつ、プラザ棟、計
量棟などの離れた場所にも映像配信するなど、施設内計 10 か所から監視できるシステムを
構築しました。


ごみ焼却施設は、日本国内で現在約 1000 施設が稼働しています。
「くりーんプラザ・龍」
竣工以降の 10 年間に 200 施設以上が新規に使用開始されており*、今後はこれらの基幹改
良工事が見込まれています。
それらの多くの施設はアナログ方式の映像監視システムであるため、当社ではシステム
の全面更新の提案はもとより、今回の「くりーんプラザ・龍」の事例のように、既設設備を
最大限活用するなど、お客様のご要望にマッチした様々な提案を行ってまいります。


池上通信機は、既存の設備を有効利用しつつ最新のシステムを導入できるようお客様の
立場に立った提案を行い、そのための製品・サービスを提供していきます。そして、設備の
長寿命化を促進し続けることを通し「住み続けられるまちづくり」へ貢献します。


*環境省廃棄物処理技術情報「一般廃棄物処理実態調査結果」統計一覧表(令和元年度調査結果)より
Press Release 池上通信機株式会社




「くりーんプラザ・龍」 炉内を撮影する監視するカメラ




作業エリア、出入口に設置された 中央制御室
ドームカメラ


■お問い合わせ先
池上通信機株式会社 事業プロモーション室
Tel:03-5748-2216 Fax:03-5748-2200


URL www.ikegami.co.jp
E-Mail smprm@ikegami.co.jp




ごみクレーン操作室のモニター

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