IP Media Gateway「IMR-200」を用いて秋季大祭「長崎くんち」の4K生中継をIPリモートで実現

Press Release 池上通信機株式会社




2023 年 11 月 10 日

_報道関係各位_




IP Media Gateway 「IMR-200」を用いて
秋季大祭「長崎くんち」の4K生中継をIPリモートで実現




長崎くんちの生中継映像より

※写真提供:株式会社長崎ケーブルメディア様




池上通信機株式会社は、秋季大祭である 長崎くんち(2023 年 10 月 7 日~9 日)に際して、IP Media

Gateway「IMR-200」を用いた IP リモートプロダクションシステムを構築いたしました。株式会社長崎ケーブルメディア

(以降、長崎ケーブルメディア)様にて 4K 生中継で運用いただき、4K 専門チャンネル「ケーブル 4K」にて全国の

ケーブル局様の視聴者に向けて 4K による生配信を行いました。


長崎くんちは、380 年以上の歴史と伝統を誇り、長崎の氏神様である諏訪神社で開催される秋の大祭で、

毎年 10 月 7 日から 3 日間、長崎の町を挙げて催されます。新型コロナウィルス感染症の影響により3年間

中止となっておりましたが、今年は4年ぶりに奉納を行うことが決まりました。その最終日に、国指定重要無形民

俗文化財に指定されている諏訪神社での奉納踊が 4K で全国のケーブル局様へ生中継されました。


かねてより長崎ケーブルメディア様では、当社の映像パケット化多重光伝送装置「iHTR-100 シリーズ」を導

入いただいており、高校野球長崎県予選などの HD 生中継をリモートプロダクションで実施されています。4 年前

の長崎くんちは中継車を利用した 4K 生中継でしたが、今年度はスタジオ制作設備が更新され局内で 4K 制
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作が可能になったことから、現場となる諏訪神社の参道と本社内に設置された「IMR-200」により、IP による

4K リモートプロダクションシステムを構築し、迫力ある 4K 映像を生中継で配信することができました。

今後も池上通信機は、これまでに蓄積した技術とノウハウをベースとして、新しい技術による画期的な製品開

発とお客様に寄り添うソリューションの提供を通して、社会に貢献してまいります。




系統イメージ図

※写真提供:株式会社長崎ケーブルメディア様




長崎ケーブルメディア様本社に設置された IP Media Gateway「IMR-200」
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【主な装置構成】

■IP Media Gateway「IMR-200」(SMPTE ST2110準拠):2式
・SMPTE ST2110 規格準拠のSDI ⇔ IP変換機能を持つメディアモジュールを2式まで搭載可能な棚

・1U、奥行 500㎜で、中継車にも搭載可能な省スペース設計
・棚板へ2モジュールを搭載時、HD 32系統/4K 8系統の多系統のIP変換を実現


※製品情報 https://www.ikegami.co.jp/product/detail/13/



◆株式会社長崎ケーブルメディア様の公式websiteはこちらです。

https://www.cncm.ne.jp/




《お問い合わせ先》

●池上通信機株式会社 営業・マーケティング本部 プロモーション室

Tel:03-5748-2216 Fax:03-5748-2200

E-Mail:smprm@ikegami.co.jp

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