サステナビリティ・リンク・ローンの契約締結に関するお知らせ

2021 年 9月 27 日
各 位
会 社 名 サンケン電気株式会社
代表者名 代表取締役社長 髙 橋 広
コード番号 6707(東証 市場第一部)
問合せ先 I R 部 長 岩田 卓也
TEL (048)472-1111


サステナビリティ・リンク・ローンの契約締結に関するお知らせ


サンケン電気株式会社(本社:埼玉県新座市、以下「当社」)は、本日付で株式会社りそな銀行、株式会
社埼玉りそな銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱 UFJ 銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社八十二
銀行とシンジケート方式によるサステナビリティ・リンク・ローン(以下「SLL」 契約を締結しましたので、

下記のとおりお知らせします。
SLL とは、ローン・マーケット・アソシエーション(以下「LMA」
)等が定めた SLL 原則に準拠し、会社が
野心的なサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPT」
)を定め、その達成状況と金利等借
り入れの際の条件を連動させることで、サステナビリティ経営に取り組むコミットメント力を高め、その達
成を通じて環境・社会面において持続可能な経済活動の成長や促進を目的とするものです。
当社は、
「エコ省エネ製品の開発・生産・販売を通じた、省電力化、及び高効率化へ寄与する取り組み」

及び「本業を実践するうえでの環境負荷低減の取り組み」の2つをマテリアリティとして特定し、高い信頼
性と最先端の技術を用いたパワーエレクトロニクス製品の開発・生産・販売を通じて持続可能な社会の実現
に貢献することとしています。その一環として、今回締結した SLL 契約においては、温暖化防止への強い社
会的要請を踏まえ、中長期的に環境負荷低減を実現させる実効性の高いマイルストーンとして、
「2020 年度
対比の CO₂排出量削減率(スコープ1,2※)」を SPT に定めました。
今回の資金調達を通じて、当社は、環境に貢献する製品をグローバルに展開する本業の益々の推進と併
せ、生産に必要な電力使用の CO2 排出量削減に向けた施策を展開していきます。具体的な施策として当社グ
ループ企業である石川サンケン堀松工場において工場内設備の省エネ化だけではなく、敷地内森林の整備、
太陽光発電所の設置、水力発電由来のクリーンエネルギーなど、再生可能エネルギー活用への取り組みを通
じて堀松工場での CO₂排出ゼロ、「カーボンオフセット」の実現を図る予定としています。またグループ各
社における CO₂削減への取り組みを加速させる予定です。

本 SLL 契約の概要
契約締結日 2021 年9月 27 日
期間 3年
借入金額 100 億円
資金使途 長期事業資金
貸出人 りそな銀行(アレンジャー)
、埼玉りそな銀行(コ・アレンジャー)
みずほ銀行、三菱 UFJ 銀行、三井住友銀行、八十二銀行
KPI CO₂排出量の削減率
SPT 当社及び国内連結子会社における1事業年度あたりの CO₂排出量削減率(総量ベース、
スコープ1,2※)を、2021 年度3%、2022 年度 11%、2023 年度 12%とする
(2020 年度対比累計 12%)。
※スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出、スコープ2:他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出
本 SLL 契約は、株式会社日本格付研究所(以下「JCR」
)から、LMA 等が定めた SLL 原則、及び環境省によ
る「グリーンローンおよびサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」への適合性、設定した SPT の
合理性等について第三者意見を取得しています。詳細につきましては、JCR より公表されておりますリリー
スをご参照下さい。
https://www.jcr.co.jp/greenfinance/sustainability/topic/
以 上

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