フレキシブル印刷エレクトロニクスで世界トップクラスの山形大学と連携、共同研究を開始

2019年6⽉26⽇
各 位
サクサホールディングス株式会社
サクサ株式会社



フレキシブル印刷エレクトロニクスで世界トップクラスの⼭形⼤学と連携、共同研究を開始


サクサホールディングス株式会社の事業中核会社であるサクサ株式会社(代表取締役社⻑ 磯野⽂久、以下「サ
クサ」という。)は、国⽴⼤学法⼈⼭形⼤学(学⻑ ⼩⼭清⼈、以下「⼭形⼤学」という。)と連携し、R&D の取組
みとして、フレキシブル印刷エレクトロニクス技術開発における共同研究を開始しております。




これまで、⾦属やシリコンなど無機材料を中⼼に作られてきた電⼦機器は、半導体技術が発達し機器の⼩型化に
成功しても、機器⾃体は四⾓く硬いものが⼀般的でした。⼀⽅、フレキシブル印刷エレクトロニクスの技術では、⼈との
親和性が⾼い、軽く柔らかい有機物を基板にした電⼦機器を製作することが可能となります。現在、フレキシブル印刷
エレクトロニクス技術はスマートフォンなどで実⽤化が進んでいますが、さらなる技術開発によって様々な分野での応⽤が
期待されている次世代テクノロジーで、フレキシブル/有機/プリンテッド(印刷)の各エレクトロニクス関連製品の世
界市場は、2030 年に 8 兆 8,569 億円*にもなると予測されています。


⼭形⼤学は、有機エレクトロニクス研究センター⻑・時任静⼠卓越研究教授を中核に、フレキシブル印刷エレクトロ
ニクス分野の世界トップクラスの研究者が集まる最先端の研究拠点です。サクサはこの⼭形⼤学との産学連携を通して
フレキシブル印刷エレクトロニクスの開発・⽣産技術を習得し、「物流」「ヘルスケア」「オフィス・住宅」など様々な分野に
応⽤可能な次世代技術の蓄積を⽬指しており、現在、⼭形⼤学とサクサの取り組みとして、⽂部科学省の「地域イノ
ベーション・エコシステム形成プログラム」では、作業現場における作業者の体調の把握など健康管理の課題に対して共
同研究を⾏っています。具体的には、フレキシブル印刷エレクトロニクス技術を⽤いた、ヘルメットなどに装着でき作業者
の動作を妨げずにバイタルデータを取得できる、軽量かつ柔軟なセンサーデバイスの開発と、得られたバイタルデータの解
析について研究を⾏っています。これは、サクサがこれまで培ってきたデータ解析技術、知⾒も活⽤し、⼯事現場や農作
業などにおける事故の未然防⽌や労働⽣産性の向上を実現させることを⽬指し研究しているものです。


今後もサクサは、より良いソリューションを提供し社会に貢献することを⽬指し、最先端技術の研究に取り組んでまいり
ます。


*出典︓株式会社富⼠キメラ総研 2018 年「2018 フレキシブル/有機/プリンテッドエレクトロニクスの将来展望」

https://www.fcr.co.jp/pr/18010.htm


本件に関するお問い合わせ先
サクサ株式会社
インキュベーション推進部︓下⽥(しもだ)、吉⽥(よしだ) TEL︓03-5791-5523
<報道機関からのお問い合わせ>
サクサホールディングス株 式 会 社
総 務 ⼈ 事 部 ︓末 ⽥ (すえた) TEL︓03-5791-5511

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