第16回オンキヨー世界点字作文コンクール開催

報道関係各位 平成 30 年4月 12 日
オンキヨー株式会社


第 16 回オンキヨー世界点字作文コンクール開催

当社は、オーディオビジュアル製品を中心に、日本国内はもとより世界中の方々に驚きと感動を伝えて
います。また、すべての方に、美しい音と音楽を伝えたいという願いから、点字や音声情報で目の不自由
な方にもオーディオをご自身の手で楽しんでいただける「ラクラクキット」の提供サービスを実施してい
ます。さらに、2003 年に「点字作文コンクール」を創設、2011 年からは「オンキヨー世界点字作文コン
クール」とその名を変更して、国内および海外からも広く作品を募っています。
本年につきましても当社および公益財団法人「日本教育科学研究所」ならびに毎日新聞社点字毎日が主
催となる「第 16 回オンキヨー世界点字作文コンクール」を開催いたします。


審査員長には作家の玉岡かおるさん、作詞賞の選考には歌人/童話作家の松村由利子さんを迎え、優秀な
作品には、賞金はじめ当社製品および「ラクラクキット」を贈呈、受賞作品は当社ホームページに掲載し
ております。また、国内「最優秀オーツキ賞」「作詞賞」の受賞者を招待して、表彰式も開催しておりま
す。さらに作/編曲家でミュージシャンでもある徳永暁人さんには「作詞賞」受賞作品に曲をつけ、受賞
者に贈呈するとともに、当社で運営するハイレゾ音源配信サイト e-onkyo music での配信を行う予定とな
っています。
※コンクールの詳細は別紙「第 16 回オンキヨー世界点字作文コンクール募集要項」をご覧ください。




■審査員紹介
国内審査員長 玉岡かおる(作家):'87 年 神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッ
ドバイ』
(新潮社)で文壇デビュー。代表作は、山本周五郎賞候補作となった『をんな紋』3
部作(角川書店)『天涯の船』
、 (新潮社)『銀のみち一条』
、 (新潮社)『負けんときヴォーリズ

満喜子の種まく日々』など。大阪芸術大学教授を務める。00 年 11 月加古川市特別文化賞受賞。

'06 年兵庫県文化賞受賞。 '09 年第 12 回織田作之助賞受賞。'14 年 5 月『お家さん』が読売
TV 開局 55 周年記念ドラマとして放映される。




作詞賞審査員 松村由利子(歌人/童話作家)
:元新聞記者。南島歌人を目指して修業中。短歌
結社「かりん」に所属している。寝そべって本を読むのが至福の時間。好きな音楽・ドビュッ
シー/ラヴェル/ショパン。著書『31 文字のなかの科学』
『子育てをうたう』
、歌集『耳ふたひ
ら』
(書肆侃侃房)が刊行されている。




■作曲者紹介
作詞賞受賞作品作曲 徳永暁人(作編曲家、ミュージシャン): 大学在学中より作編曲家、ベ
ーシストとして活動をスタート。ロック、ポップスを主体に、
「ドラゴンボール」などの映画、
テレビの劇伴音楽まで幅広い領域の音楽を制作・発表している。B'z、ZARD、倉木麻衣等、数多
くのアーティストへの楽曲提供や編曲、ライブサポートにも参加。自身のバンド doa では、Vocal
&Bass のみならず、プログラミング、ピアノ、オルガン、ギター、マンドリン、パーカッショ
ン等、数多くのセクションを担当。さらには 2016 年より大阪音楽大学の准教授に就任
と多彩な分野で活躍中。





■関連サイト

●オンキヨー世界点字作文コンクール http://www.jp.onkyo.com/tenjisakubun.htm

●目のご不自由な方のオーディオライフをサポートする「ラクラクキット」と製品情報を発信
バリアフリーサイト「らくらく館」 http://www.jp.onkyo.com/rakuraku/index.htm

●第 15 回オンキヨー世界点字作文コンクール表彰式動画
https://www.youtube.com/user/OnkyoJPi/videos?disable_polymer=1

以 上




■本件に関するお問合せ先
オンキヨー株式会社 総務人事本部 総務部 担当 辻
〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜 2-2-22 TEL:06-6226-7343





別紙
[2018年オンキヨー世界点字作文コンクール募集要項]
▽主催 オンキヨー株式会社/公益財団法人「日本教育科学研究所」/毎日新聞社点字毎日
▽後援(予定) 厚生労働省/日本盲人福祉委員会/毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団
オンキヨーディベロップメント&マニュファクチャリング株式会社


テーマは自由。視覚障害や点字などを通じて体験に基づく作品を募集します。「サポートの部」では視覚障害
者の家族、友人、同僚からの作文だけでなく、視覚障害者と駅で出会った体験、ボランティアをした経験、点字
を学んだ経験など具体的な体験を通じて考えたことを広く募集します。


[募集]
(対象)
視覚障害者。ただし、作文「サポートの部」は、どなたでも応募できます。


(部門)
▽作文 「成人の部」「学生の部(高校生以下)「サポートの部」

▽作詞 「作詞の部」


(作品の分量)
▽点字=32 マス120行以内
▽墨字(活字)=2000字(400字詰め原稿用紙5枚)以内
▽「作詞」の分量は1曲の歌に収まる程度で、形式は自由。


(応募方法)
▽点字の場合。データ化したものがある場合は、BESかBASE形式のものをメールで
送信する。または、USBなどに入れて郵送してください。
▽墨字(活字)の場合。データがあれば、テキストかワード形式のものをメールで
送信する。または、USBなどに入れて、プリントした原稿とあわせて郵送してください。
▽作品には「部門」
(例・作文「成人の部」)と「題名」「名前」を必ず書いてください。
▽別紙に、以下の8項目を書いてください。
①応募部門(作文:
「成人の部」
「学生の部」「サポートの部」 / 作詞:「作詞の部」)
②題名(ふりがなも) / ③氏名(ふりがなも) / ④郵便番号、住所、電話 / ⑤年齢/
⑥生年月日 / ⑦職業または学校名、学部、学年 /⑧身体障害者手帳等級(「サポートの部」は不要)
▽応募は未発表の作品で1人1点まで。応募原稿は返却しません。
▽受賞作品の著作権は主催者に帰属します。


(宛て先)
応募メール sakubun@mainichi.co.jp
郵送 〒530-8251 大阪市北区梅田3の4の5 毎日新聞社
点字毎日「点字作文コンクール」係
(締め切り)
2018年5月 31 日(当日消印有効)
*締め切り直前の応募の際は、点字郵便は消印がないため普通郵便で応募してください。


[審査]
▽作文は1次審査の後、作家の玉岡かおるさんらによる最終審査を行ないます。
▽作詞は、歌人の松村由利子さんらが審査します。


[賞] 各1編 *記念品はオンキヨー製品
作文
最優秀オーツキ賞(
「成人」「学生」の両部門の中から選出)=賞金 20 万円 / 記念品


<成人の部>
【優秀賞】=賞金7万円 / 記念品
【佳 作】=賞金3万円 / 記念品


<学生の部> *高校生以下
【優秀賞】=記念品
【特別賞(小中学生が対象)】=記念品


<サポートの部>
【優秀賞】=賞金5万円 / 記念品
【佳 作】=記念品


作詞
【作詞賞】=賞金5万円 / 記念品 *作編曲家の徳永暁人さんが曲を付けます。


[入選発表] 10 月下旬から 11 月上旬
[表彰式] 11 月(予定)に最優秀賞1人と作詞賞1人、それぞれの付き添いの方をお招きします。
[お問い合わせ] 毎日新聞社点字毎日「点字作文コンクール」係
電話(06)6346-8386 / ファクス(06)6346-8385
メール sakubun@mainichi.co.jp(応募メールと同じ)


((オンキヨー世界点字作文コンクールとは)

点字と音声の懸け橋を築きたいという願いから、2003年に「点字作文コンクール」を創設しました。
04 年には海外部門も創設。06、07、09 年と対象地域を広げて、毎年、世界各国から応募があります。この
実態に即した形で、11 年には名称を「オンキヨー世界点字作文コンクール」と改称しました。
国内では、第 12 回から視覚障害者を周囲で支えている人を対象に「サポートの部」を設けました。第 13
回には、作詞賞を新設。第 14 回からは、
「作詞賞」に選ばれた作品に曲をつけ、歌として親しんでもらう取
り組みも始めました。
入賞作品は、毎日新聞紙上や点字毎日紙上、オンキヨー株式会社のホームページ等を通して国内外に発信
しています。作詞賞の作品は、曲として、オンキヨーにより、良質の音源で配信される予定です。さらに、
国内・海外両部門の入選作品を、点字と墨字(活字)での「入選作品集」をつくり、盲学校や図書館、海外
の視覚障害者団体に寄贈しています。

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