第17回オンキヨー世界展示作文コンクール開催

報道関係各位 平成 31 年3月 13 日
オンキヨー株式会社




第 17 回オンキヨー世界点字作文コンクール開催

オンキヨー株式会社と公益財団法人「日本教育科学研究所」は「第 17 回オンキ
ヨー世界点字作文コンクール」を開催いたします(特別協力:毎日新聞社点字毎日、
社会福祉法人「国際視覚障害者援護協会」)。


当社は、創業以来、人類の共通語ともいえる音楽の理想的な再生装置の開発を目指し、
オーディオビジュアル製品を中心に、日本国内はもとより世界中の方々に驚きと感動を
伝えています。また、すべての方に美しい音と音楽を伝えたいという願いから、1994年より点字や音声情報
で目の不自由な方にもご自身の手でオーディオを楽しんでいただける「ラクラクキット」の提供サービスを実施
しています。そして、2003 年に「点字作文コンクール」を創設、2011 年からは「オンキヨー世界点字作文コン
クール」と名称を変更して、国内及び海外からも広く作品を募っています。


国内審査員長には作家の玉岡かおるさん、作詞賞の選考には歌人の松村由利子さんを迎え、優秀な作品に
は、賞金はじめ当社製品および「ラクラクキット」を贈呈、受賞作品は当社ホームページに掲載しております。ま
た、国内「最優秀オーツキ賞」、「作詞賞」の受賞者を招待して、表彰式も開催しております。さらに作/編
曲家でミュージシャンでもある徳永暁人さんに「作詞賞」受賞作品に曲をつけていただいて、楽曲として受賞者
に贈呈するとともに、当社で運営するハイレゾ音源配信サイト e-onkyo musicでの配信を行う予定となって
います。
※コンクールの詳細は別紙「第 17 回オンキヨー世界点字作文コンクール募集要項」をご覧ください。


■ 審査員紹介

国内審査員長 玉岡かおる(作家):1987年 神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッド
バイ』(新潮社)で文壇デビュー。代表作は、山本周五郎賞候補作となった『をんな紋』3
部作(角川書店)、『天涯の船』(新潮社)、『銀のみち一条』(新潮社)、『負けんときヴォーリズ
満喜子の種まく日々』など。大阪芸術大学教授を務める。2000 年 11 月加古川市特別文化賞受賞。

2006 年兵庫県文化賞受賞。2009年 第12回織田作之助賞受賞。2014年5月『お家さん』が読売
TV 開局 55 周年記念ドラマとして放映される。



作詞賞審査員 松村由利子(歌人)
:1994 年に短歌研究新人賞を受賞。歌集に『大女伝説』
(葛
原妙子賞受賞)『光のアラベスク』など。2006 年現代短歌新人賞、2009 年短歌研究賞受賞。
著書に『31文字のなかの科学』(科学ジャーナリスト賞受賞)、『与謝野晶子』(平塚らいてう
賞受賞)、『短歌を詠む科学者たち』『少年少女のための文学全集があったころ』など。子どもの本
の翻訳や創作にも携わる。




■ 作曲者紹介
作詞賞受賞作品作曲 徳永暁人(作/編曲家、ミュージシャン): 大学在学中より作/編曲家、
ベーシストとして活動をスタート。ロック、ポップスを主体に、「ドラゴンボール」などの 映
画、テレビの劇伴音楽まで幅広い領域の音楽を制作・発表している。B'z、ZARD、倉木麻衣等、
数多くのアーティストへの楽曲提供や編曲、ライブサポートにも参加。自身のバンド doa
では、Vocal&Bass のみならず、プログラミング、ピアノ、オルガン、ギター、マンドリン、
パーカッション等、数多くのセクションを担当。さらには 2016 年より大阪音楽大学の准教授に
就任と多彩な分野で活躍中。


■ 関連サイト


● オンキヨー世界点字作文コンクール http://www.jp.onkyo.com/tenjisakubun.htm

●目のご不自由な方のオーディオライフをサポートする「ラクラクキット」と製品情報を発信
バリアフリーサイト「らくらく館」 http://www.jp.onkyo.com/rakuraku/index.htm

●第 16 回オンキヨー世界点字作文コンクール表彰式動画
https://www.youtube.com/watch?v=8eOrfoMivBo&t=1328s
以 上




■ 本件に関するお問合せ先
オンキヨー株式会社 総務人事本部 総務部 担当 辻/津田
〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜 2-2-22 TEL:06-6226-7343





別紙
[2019年オンキヨー世界点字作文コンクール募集要項]


▽主催 オンキヨー株式会社/公益財団法人「日本教育科学研究所」
▽特別協力 毎日新聞社点字毎日/社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会
▽後援 オンキヨーディベロップメント&マニュファクチャリング株式会社
(以下予定) 厚生労働省/日本盲人福祉委員会/毎日新聞社会事業団


[趣旨]
オーディオビジュアル機器メーカー「オンキヨー株式会社」は、オーディオやビジュア
ルを通して、日本国内はもとより世界中の方々に驚きと感動を伝えています。すべての方
に、美しい音と音楽を伝えたいという願いから、業界で初めて、点字や音声情報で目の不
自由な方にもオーディオをご自身の手で楽しんでいただける「ラクラクキット」の提供を
実施しています。
2003 年にオンキヨー株式会社と毎日新聞社点字毎日は、人と人を結ぶぬくもりをより身
近に感じておられる視覚障害者の世界に、点字と音声の懸け橋をしっかり築きたいという
願いから、
「点字作文コンクール」を創設しました。
2004 年からは世界盲人連合アジア・太平洋地域協議会(WBU-AP)▽2006 年からは
同じく世界盲人連合の加盟組織、アジア盲人連合(ABU、西アジア・中央アジア・中東
地域)▽2007 年からはヨーロッパ盲人連合(EBU)▽2009 年から北米・カリブ地域協議会
(WBU-NAC地域)が参加し、各国の協力を得て世界に広がる作文コンクールとして大
きく成長してまいりました。この実態に則した形で、2011 年からは名称を「オンキヨー世
界点字作文コンクール」と改称しました。
また国内では、第 12 回からは視覚障害の方を周囲で支えている方を対象に「サポートの
部」を設け、一般社会への理解の輪が広がることを目指しています。さらに第 13 回より、
これまで音楽に関しての作文が多い事を考慮し、作文とは別に、「作詞賞」を新設。第 14
回では、「作詞賞」に選ばれた作品に曲をつけ、歌として親しんでもらう取り組みも始めま
した。
入賞作品は、毎日新聞や点字毎日、同活字版紙上、オンキヨー株式会社のホームページ等
各種メディアを通して国内外に発信しています。
さらに、国内では、国内部門の入選作品を、点字と活字を併記した「入選作品集」として、
全国の盲学校、点字図書館、などに寄贈し、長く読み継いでいただくことにしています。
視覚障害者の思いを通して異文化コミュニケーションを積極的に進め、複雑化する国際社
会をつなぐ懸け橋を目指しています。
== 国内の部 ==


[事業名] 「第17回オンキヨー世界点字作文コンクール」
[審査] ▽作文は1次審査の後、以下の審査員による最終審査を行います。
審査員(最終)=予定
作 家 玉岡かおる
オンキヨー株式会社総務人事本部長 奥村 暢章
毎日新聞社点字毎日編集長 遠藤 哲也
▽作詞は、歌人・松村由利子さんらによる審査。
[表彰]


★作文★
【最優秀オーツキ賞】 1編 (「成人の部」「学生の部」の中から最も優れた作文)
賞金 20 万円/ 記念品(オンキヨー製品)

<成人の部>
【優秀賞】 1編
賞金7万円/記念品(オンキヨー製品)
【佳作】 1編
賞金3万円/記念品(オンキヨー製品)

<学生の部> *高校生以下
【優秀賞】 1編
記念品 (オンキヨー製品)
【特別賞】 1編 (小・中学生対象)
記念品 (オンキヨー製品)

<サポートの部>*視覚障害者や点字となんらかの形でかかわったことのある方や
かかわっている方(家族、職場、学校、地域などで)。
【優秀賞】 1編
賞金 5万円/記念品(オンキヨー製品)
【佳作】 1編
記念品(オンキヨー製品)

★作詞★
【作詞賞】 1編 年齢は問わない。
賞金5万円/ 記念品(オンキヨー製品)
[応募規定]
テーマは自由。視覚障害や点字などを通じたご自身の体験に基づく作品を広く募集
します。 なお、「サポートの部」は視覚障害者との体験、生活など具体的なエピソ
ードを通じて考えたことなどを募集します。


(応募資格)
▽視覚障害者。ただし「サポートの部」は、どなたでも応募できます。


(作品の分量)
▽点字=32 マス120行以内。
▽墨字(活字)=2000字(400字詰め原稿用紙5枚)以内。
▽作詞賞の分量は1曲の歌におさまる程度の分量。形式自由。
(応募方法)
▽点字作品。データ化したものがある場合は、BESかBASE形式のものを、
応募メール(sakubun@mainichi.co.jp)に送信するか、USBなどに入れて郵送
してください。
▽墨字作品。データがあれば、テキストかワード形式のものを、応募メール
(sakubun@mainichi.co.jp)に送信するか、USBなどに入れて、プリントした
原稿とあわせて郵送してください。
▽作品には最初に「題名」と「名前」を書いてから、本文を書いてください。
さらに、別紙に、①題名(ふりがなをつけて) ②氏名(ふりがなをつけて)③郵
便番号、住所④電話⑤年齢⑥生年月日⑦職業または学校名、学部、学年⑧身体障害
者手帳等級、を書いて、作品とともに送ってください。
メールでの応募のときも、①~⑧をメールに明記してください。
▽「募集要項」が必要な方は、点字毎日にメールや電話で、請求してください。
▽字数制限を超えた作品は審査の対象としません。


(応募上の注意)
▽応募は未発表の作品で、1人1点とします。
▽作品内容は自身の体験に基づくものに限ります。
▽応募原稿は一切返却しません。
▽FAXでの応募は受け付けません。
▽受賞作品の著作権は主催者に帰属します。
(募集期間)
▽2019 年3月1日~5月 31 日(当日消印有効)。締め切り直前の応募の際は、点字
郵便は消印がないため普通郵便で応募して下さい。


[入選発表] ▽2019 年 10 月下旬から 11 月上旬を予定
▽以下で結果を紹介します。
オンキヨー株式会社のホームページ上。
毎日新聞紙上/点字毎日並びに点字毎日活字版紙上。
[表彰式] ▽11 月に最優秀賞1人と作詞賞1人、それぞれの付き添いの方を招き表彰し
ます。
[作品発表]
▽入選作品は、点字毎日、同活字版、オンキヨー株式会社ホームページ上に掲載。
▽国内・海外の審査結果と最優秀作品の要旨は毎日新聞紙上、点字毎日並びに点字
毎日活字版紙上、オンキヨー株式会社ホームページ上に掲載。
▽入選作品は「オンキヨー世界点字作文コンクール入選作品集」として、点字と墨
字の併記で刊行。全国の盲学校、点字図書館、大学図書館等に寄贈します。
[作品のお送り先・お問い合わせ先]
〒530-8251
大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞社点字毎日
電話(06)6346-8386
FAX(06)6346-8385


== 海外の部 ==


[事業名] 「2019 Onkyo World Braille Essay Contest」
▽アジア・太平洋地域
▽西アジア・中央アジア・中東地域
▽ヨーロッパ地域
以上3地域
[主催] オンキヨー株式会社
日本教育科学研究所


[特別協力]社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会(以下 IAVI)
[協力] WBU-AP(世界盲人連合アジア・太平洋地域協議会
=日本を除く)-事務局・マレーシア
ABU(アジア盲人連合)-事務局・レバノン
EBU(ヨーロッパ盲人連合)-事務局・フランス
※いずれも、WBU(世界盲人連合)傘下地域協議会
[募集内容]
より心豊かな生活につながる夢のある内容の作文を募集する。点字を通し
て文字文化の広がりを図るとともに、点字や音楽によって生き方が変わった体験な
どを題材にした作文を求め、自立や社会参加を支援する。
(テーマ)
「点字や音楽を通して、より心豊かな生活につながる夢のある作文」
※生き方が変わった
※生きがいにつながった
※日々の生活の中のエピソード
※平和への思い、教育への期待等を題材にした体験作文
※その他、各地域で設定したテーマ


[審査]
各地域で複数の選考委員による選考委員会を構成
7月下旬から8月中旬を目途に選考会を開催
WBU-AP/ABU/EBU共通
*年齢層によってA(26 歳以上)
、B(25 歳以下)の2部門で審査。
*両部門で1-4位までの順位を付ける
*各部門の1位を比較して、優位の作品を最優秀オーツキ賞とし、同賞を
選出した部門は2位を優秀、3位、4位を佳作とする。もう一方の部門
は1位を優秀、2位、3位を佳作とし、4位は入選としない。賞として
は最優秀1編、両部門で優秀2編、佳作4編の7人を受賞対象とする。
[表彰]
*海外最優秀オーツキ賞1編(A・Bグループ共通)
賞金/記念品
*海外優秀賞2編(A・Bグループから各1編)
賞金/記念品
*海外佳作4編(A・Bグループから各2編)
賞金/記念品


※ オンキヨー株式会社は、IAVI からの連絡に基づき記念品を直接、入賞者の所
属国内団体に送り、各国の団体で個別に表彰する。賞金については各事務局に事
務費とともに送り、事務局から各国に事務委託費とともに送金する。
[応募規定]
▽使用言語は自由。
ただし、各国の国際窓口団体経由での応募とし、窓口団体は国内で5編
以内に絞り、英訳した作品を3地域の事務局にデータで送付する。
▽応募は未発表作品で1人1点。
▽年齢不問
▽字数
800~1000ワード
ほかに題名、氏名、年齢、性別、国名、所属団体名(学校名)
、住所、連
絡先を別紙で添付すること。


[募集方法]
WBU-AP、ABU、EBUの事務局から、参加各国の事務局に募集要項
を配布。各国で国内の視覚障害者に周知。
各国の事務局から一括しての応募の形でのみ受け付ける。
個人応募は受け付けない。


[募集期間]
▼各国募集期間
2019年3月~5月
▼各地域事務局への送付締め切り
2019年5月31日
[選考結果]
3地域の事務局は、選考結果と応募件数、選考委員名などコンテストの概
要を作品の英文データとともに、9月中旬までに IAVI に送付する。
[結果発表]
各地域事務局は、日本国内の発表に合わせ、選考結果を加盟国に発表。
国内では、オンキヨー株式会社
ホームページで結果並びに最優秀の作品(抜粋を含む)を紹介する。
[作品発表]
*オンキヨー株式会社は、同社海外ホームページで国内入賞作品と合わせ英
文で公表する。


■本件に関するお問合せ先

オンキヨー株式会社 総務人事本部

TEL:06-6226-7343

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