当社子会社による単眼カメラとミリ波レーダ一体型の世界最小ADASセンサの開発について

平成 29 年 9 月 7 日


各 位
会 社 名 日本電産株式会社
代表者名 代表取締役会長兼社長 永守 重信
取 引 所 東証一部(6594)
お問合せ先 広報宣伝部長 生島 志朗
電 話 (075)935-6150



当社子会社による単眼カメラとミリ波レーダ一体型の
世界最小 ADAS センサの開発について


当社子会社である日本電産エレシス株式会社が、世界最小の単眼カメラとミリ波レーダを一
体化した新型センサを開発しましたので、別紙の通りお知らせいたします。




以 上





2017 年 9 月 7 日
各 位
会 社 名 日本電産エレシス株式会社
代表者名 代表取締役社長 武部克彦
所 在 地 神奈川県川崎市幸区新川崎 2-8
U R L http://www.nidec-elesys.com
お問合せ先 営業技術部 部長 竹原祐志
電 話 0 7 0 - 1 3 5 0 - 6 2 5 0



単眼カメラとミリ波レーダ一体型の世界最小 ADAS センサの開発について


日本電産エレシス株式会社(以下、当社)は、単眼カメラとミリ波レーダを一体化した世
界最小の新型センサフュージョン(ISF、Integrated Sensor Fusion)を開発しました。新
型センサは単眼カメラと同じルームミラー裏のウィンドシールドに配置することが可能で
す。これにより、ミリ波レーダをフロントグリルに配置することで起こる汚れ付着による感
度低下、軽衝突時の軸ずれ、フロントデザインへの影響を解決することができます。
また、独自に開発した新型アンテナを採用することで、車室内のウィンドシールド配置で
ありながらミリ波レーダは検知距離 200m 以上、また検知角度は広角の 90 度を実現してい
ます。フロントグリル配置と同等の検知距離を実現することで、先行車との車間距離を一定
に保って走行する ACC(Adaptive Cruise Control、定速走行・車間距離制御装置)のセン
サとして使用することができます。
さらに、カメラとミリ波レーダを一体化したことで、従来の別体型センサフュージョンに
比べて高度なセンシングを実現することができるため、様々な走行シーンや道路環境にお
ける AEB(Autonomous Emergency Braking、衝突被害軽減ブレーキ)の作動下で、従来
よりも早いタイミングで最適な制御を実現することができます。
当社はカメラとミリ波レーダを一体化した安価で高機能なセンサフュージョンにより、
世界中のすべての人が安心できる交通事故のない社会の実現に貢献します。





新型センサフュージョン




以 上





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