2月6日のプロの日に、大企業に対する「フリーランス・プロ人材活用実態調査」を実施

2022年2月1日(火)
株式会社みらいワークス
(証券コード:6563)

2月6日のプロの日に、大企業に対する「フリーランス・プロ人材活用実態調査」を実施
~35.4%が、DX推進、ESG・サスティナビリティ・カーボンニュートラル経営推進で活用~

株式会社みらいワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長 岡本祥治、以下「当社」)は、2月6日のプ
ロフェッショナルの日(※1)を記念して、大企業に対する『フリーランス・プロフェッショナル人材(以下、「プ
ロ人材」)活用実態調査』を実施いたしましたので、お知らせいたします。




◼ 調査結果サマリー
⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がある大企業は16.7%であった。
⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がある大企業の業種、理由、活用内容、今後活用したい内
容のトップ3は図1の通りであった。
⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がない大企業のうち39.2%が、今後フリーランスのプロ人材
の活用を希望していて、今後活用したい内容のトップ3は図1の通りであった。 【図1】
活用実績 項目 トップ1 トップ2 トップ3

業種 製造業 金融・保険業 情報通信業

第三者の外部視点を取り入
社内に該当スキルを持った 社員教育のため(外部人材
理由 れて、イノベーションを推進
人材が不足しているため より専門知見を学ぶため)
するため
あり
活用内容 システム設計・開発・導入 事業企画(新規事業) 情報セキュリティ


今後活用したい内容 事業企画(新規事業) DX推進 システム設計・開発・導入


なし 今後活用したい内容 システム設計・開発・導入 DX推進 マーケティング


⚫ 経営層・役員クラスの43.5%がフリーランスのプロ人材を活用していて、活用内容と今後活用した
い内容のトップ3は図2の通りであった。
⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がない経営層・役員クラスのうち30.8%が、今後の活用を希
望していて、活用したい内容のトップ3は図2の通りであった。 【図2】
活用実績 項目 トップ1 トップ2 トップ3
・経営戦略(ESG/サステナ
・経営戦略(その他) ビリティ/カーボンニュートラ
活用内容 事業企画(新規事業)
・システム設計・開発・導入 ル等の新経営手法)
あり ・情報セキュリティ
・システム設計・開発・導入 ・DX推進
今後活用したい内容 事業企画(新規事業)
・情報セキュリティ ・経営戦略(その他)
・経営戦略(ESG/サステナ ・経営戦略(その他)
・システム設計・開発・導入 ビリティ/カーボンニュートラ ・事業企画(新規事業)
なし 今後活用したい内容
・業務改善 ル等の新経営手法) ・人事・組織設計 1
・DX推進 ・マーケティング
◼ 調査実施の背景
日本の高い成長を支えた終身雇用・年功序列に代表される「企業が労働者(個人)」を守る時代は終焉
し、個人が自らの責任で自らの働き方と生き方を選ぶ「人生100年時代」が本格的に到来しています。こ
のような時代において、当社は「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」をミッションに、挑戦するプロ
人材の働く機会・チャンスを増やすことで日本経済活性化に貢献することを目指しております。

また、「VUCA時代」(※2)とも言われる現代社会は、テクノロジーの進化とグローバル化による製品や
サービスの高度化・複雑化、ビジネススピードの加速による製品やサービス寿命の短期化が進んでいま
す。同時に、組織や個人など、あらゆるものを取り巻く環境も変化し、将来の予測が困難な状況にありま
す。こういった不確実性の高い時代において、柔軟でスピーディーなビジネスを実施できる体制が求めら
れていますが、1年先の人員計画を立てる事も難しくなっています。また、今後の深刻な労働人口の減少
に加え、優秀な人材はより成長力の高いグローバル企業に流れ、ハイスキル人材の不足がより深刻化
すると予測されます。

このような時代の中、当社の主軸サービス『FreeConsultant.jp』(https://freeconsultant.jp/)では、フ
リーランスのプロ人材に、プロジェクトベースの業務委託の仕事をご紹介するサービスを提供しておりま
す。企業に、当社の登録フリーランスのプロ人材を外部人材としてご紹介し、経営課題の解決や、事業推
進の伴走サポートを実施しております。これまで、大手企業を中心とした690社以上の企業に本サービス
を活用いただき、経営課題の解決や事業推進のサポートを実施して参りました。現在、東証1部上場企業
の時価総額トップ10の6割、トップ30の約半分の企業グループを支援中で、大企業でのフリーランスのプ
ロ人材活用が広がってきています。

経営課題は企業により様々ですが、2020年から新型コロナウイルスが拡大し、特に多くの企業でDX
(デジタルトランスフォーメーション)推進の重要度が増しています。また、ESG経営(※3)、サステナビリ
ティ経営(※4)、カーボンニュートラル経営(※5)等の新しい経営手法の重要性が高まる中、「社内に推
進できる人材がいない」「推進の仕方がわからない」「リスキリングにより人材を育成する」といった声があ
ります。このような中、新しい経営手法や事業を推進できるフリーランスのプロ人材を活用し、固定費を減
らしながら、スピードを持って変革を推進できる選択肢を更に多くの企業の方に知って頂きたく、2月6日
のプロフェッショナルの日に、大企業に対する『フリーランス・プロ人材活用実態調査』を実施する事とい
たしました。

◼ 調査概要

実 施 期 間 2022年1月19日~21日

調 査 手 法 インターネットモニター調査

有 効 回 答 数 N 1,000

従業員規模1,000名以上(製造業) 、500名以上(その他・サービス業)の会社経営
調 査 対 象
者、正社員・管理職(課長職以上)
農業、林業/漁業/鉱業、採石業、砂利採取業/建設業/製造業/電気・ガス・
熱供給・水道業/情報通信業/運輸業、郵便業/卸売業、小売業/金融業、保険
業/不動産業、物品賃貸業/学術研究、専門・技術サービス業/宿泊業、飲食
対 象 業 種
サービス業/生活関連サービス業、娯楽業/教育、学習支援業/医療、福祉/複
合サービス事業/サービス業(他に分類されないもの)/公務(他に分類されるもの
を除く)/その他


⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がある大企業は16.7%。活用業種のトップ3は、「製造業」37.1%、
「金融・保険業」10.2%、「情報通信業」9.0%であった。また活用部門としては、「経営層・役員クラス」
13.6%、「販売・営業部門」19.0%、「情報システム部門」15.6%、「技術・研究開発部門」13.6%、「人事・労
務部門」11.6%であった。

Q1 : フリーランスのプロ人材を活用したことはありますか?

n=1,000


はい
16.7%




いいえ
83.3%




⚫ 大企業でフリーランスのプロ人材を活用する理由のトップ3は、「社内に該当スキルや知見を持った人
材が不足しているため」62.3%、「社員教育のため(外部人材より専門知見を学ぶため)」34.7%、「第
三者の外部視点を取り入れて、イノベーションを推進するため」25.7%であった。

Q2 : フリーランスのプロ人材を活用する理由はなんですか?(あてはまるもの全て)
※Q1で「フリーランスのプロ人材を活用した事がある」と答えた方の回答

n=167

社内に該当スキルを持った人材が不足しているため 62.3%


社員教育のため(外部人材より専門知見を学ぶため) 34.7%


第三者の外部視点を取り入れて、イノベーションを推進するため 25.7%


正社員採用が難しいため、採用までの代替 19.8%


突発的なプロジェクト等、一時的な人員不足で固定費を抑えるため 18.6%


コア業務に集中するため 6.0%



⚫ 大企業でフリーランスのプロ人材を活用したことがある内容のトップ3は、 「システム設計・開発・導
入」29.3%、「事業企画(新規事業)」24.0%、 「情報セキュリティ」22.8%であった。また、35.4%が
「ESG/サスティナビリティ/カーボンニュートラル等の新経営手法」 、「DX推進」といった昨今、企業
が早急に取り組みが必要とされている対応で活用していた。
Q3 : どのような内容でフリーランスのプロ人材を活用していますか?(あてはまるもの全て)
※Q1で「フリーランスのプロ人材を活用した事がある」と答えた方の回答

n=167
経営戦略(ESG/サステナビリティ/カーボンニュートラル等の新経営手法) 15.6%
経営戦略(その他) 17.4%
事業企画(新規事業) 24.0%
事業企画(M&A・PMI) 16.2%
事業企画(その他) 10.2%
DX推進 19.8%
システム設計・開発・導入 29.3%
情報セキュリティ 22.8%
リスク管理 6.6%
人事・組織設計 9.6%
マーケティング 9.0%
業務改善 11.4%
PMO 1.8%
その他 8.4%

⚫ 大企業でフリーランスのプロ人材を活用しない理由のトップ3は、「正社員採用を推奨している」32.5%、
「活用方法がよくわからない」22.1%、 「個人や零細企業との直接契約ができない」19.6%であった。

Q4 : フリーランスのプロ人材を活用しない理由はなんですか?(あてはまるもの全て)
※Q1で「フリーランスのプロ人材を活用した事がない」と答えた方の回答

n=833
社内に該当スキルや知見を持った人材が存在する 19.1%

正社員採用を推奨している 32.5%

存在を知らなかった 18.2%

活用方法がよくわらかない 22.1%

業務指示の仕方がわからない 5.4%

個人や零細企業との直接契約ができない 19.6%

その他 5.0%


⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がない大企業のうち39.2%が「正社員採用を推奨している」「活
用方法がよくわからない」等の障壁がなければ、「フリーランスのプロ人材を活用したい」と回答。

Q5 : Q4の障壁がなければ、フリーランスのプロ人材を活用したいと思いますか?
※Q1で「フリーランスのプロ人材を活用した事がない」と答えた方の回答

n=833 とてもそう思う
3.5%



全く思わない
19.8%

そう思う
35.7% 39.2%

そう思わない
41.0%




⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がある大企業のうち89.2%が「他の企業や同僚にお薦めしたい」
と回答。

Q6 : フリーランスのプロ人材活用を他の企業や同僚にお薦めしたいですか?
※Q1で「フリーランスのプロ人材を活用した事がある」と答えた方の回答

n=167 そう思わない 全く思わない
10.2% 0.6%




とてもそう思う
32.3%
89.2%


そう思う
56.9%




⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がある大企業が今後活用したい内容のトップ3は、「事業企画
(新規事業)」 33.5%、「DX推進」 29.3%、「システム設計・開発・導入」 25.1%といった内容での活用を
希望。その他、「プロモーション」「教育」等で活用したいという意見もあった。
Q7 : 今後どのような内容でフリーランスのプロ人材を活用したいですか?(あてはまるもの全て)
※Q1で「フリーランスのプロ人材を活用した事がある」と答えた方の回答

n=167
経営戦略(ESG/サステナビリティ/カーボンニュートラル等の新経営手法) 19.8%
経営戦略(その他) 21.6%
事業企画(新規事業) 33.5%
事業企画(M&A・PMI) 18.6%
事業企画(その他) 13.2%
DX推進 29.3%
システム設計・開発・導入 25.1%
情報セキュリティ 20.4%
リスク管理 10.2%
人事・組織設計 12.0%
マーケティング 13.8%
業務改善 12%
PMO 3.6%
その他 4.2%


⚫ フリーランスのプロ人材を活用した事がなく、今後活用したい大企業のうち39.2%が今後の活用を希望。
活用したい内容のトップ3は、「システム設計・開発・導入」 32.5%、「DX推進」 28.2%、「マーケティン
グ」 18.1%であった。その他、「内部監査」「品質管理」「営業企画」等で活用したいという意見もあった。
Q8 : 今後どのような内容でフリーランスのプロ人材を活用したいですか?(あてはまるもの全て)
※Q1で「フリーランスのプロ人材を活用した事がない」かつ「今後、活用したい」と答えた方の回答

n=326
経営戦略(ESG/サステナビリティ/カーボンニュートラル等の新経営手法) 10.4%
経営戦略(その他) 10.4%
事業企画(新規事業) 16.3%
事業企画(M&A・PMI) 9.8%
事業企画(その他) 8.9%
DX推進 28.2%
システム設計・開発・導入 32.5%
情報セキュリティ 17.8%
リスク管理 10.7%
人事・組織設計 4.6%
マーケティング 18.1%
業務改善 17.5%
PMO 1.8%
その他 3.7%


◼ フリーランスのプロ人材 活用事例




企 業 名 コニカミノルタ株式会社
U R L https://www.konicaminolta.com
コニカミノルタが連携協定を結んだ神戸市へのIoT等のDXソリューション導入プロ
ジェクトを推進するにあたり、戦略立案や業務効率化提案を推進できる人材が社内
課 題 に不足していた。コンサルティング業務を行いながら、社内の関係者にナレッジを共
有できる人材が直ぐに必要であったが、採用では間に合わない状況であったため、
即戦力のフリーランスのプロ人材を活用することとなった。
神戸市のIoT等のDXソリューション導入プロジェクト推進のサポート

業務例:
・ コニカミノルタ社内での企画検討支援
・ 神戸市の以下のプロジェクト推進のための戦略立案、企画書、提案書の作成
・ 神戸航空機クラスターへのIoT導入支援
支 援 内 容 ・ 神戸市の業務分析および改善のための技術検討
・ 神戸市のシステム開発における企画立案、要件定義
・ 神戸市のシステム開発・導入のPMO
・ コニカミノルタ社内と神戸市に向けてのマニュアル作成、トレーニング実施

神戸市との連携協定、プロジェクトに関するプレスリリース
https://www.konicaminolta.com/jp-ja/newsroom/2018/0221-01-01.html
プロ人材A氏
<ご経歴>
大手銀行出身で、システム開発のプロジェクトマネジメントを得意とするコンサルタン
ト。新卒で大手銀行に入社し、営業の業務を経験後、ITシステム部に異動し、システ
ム開発プロジェクトでプロジェクトマネジメントとして従事。プロジェクトリーダーとして
大手システムインテグレーターとともにATM開発を行った実績も有する。その他、シ
ステムリスク管理業務に従事し、システム品質の改善、安定稼働に尽力した。中小
フ リ ー ラ ン ス の 診断士の資格も保有する。
プ ロ 人 材
プロ人材B氏
<ご経歴>
外資系コンサルティングファーム出身で、業務改善を得意とするコンサルタント。
独立行政法人における業務効率化の効果測定、通信業における経理業務の集約
化構想の策定、メーカーのM&Aのためのインフォメーション・メモランダム作成支援、
アパレルメーカーでの企画/生産管理部の業務改革の他、ブランドの企画立案、事
業戦略策定のための顧客分析などの実績がある。
コニカミノルタ株式会社 自治体DX推進部 部長 別府 幹雄 様

神戸市と連携協定を締結した当初は、新規事業としての立ち上げ時期であったこと
企 業 コ メ ン ト も有り、お二人の業務改善に関する、プロ人財としての深い知見無しではプロジェク
トを完遂することは非常に困難な状況でした。プロジェクトにおいては、弊社の社員
に対する教育も並行して実施頂き、現在のコニカミノルタの地方自治体へのサービ
スのいにしえを共に築かせて頂いたと考えております。


当社の顧客数の増加を見ると、フリーランスのプロ人材を上手く活用して経営課題や事業を推進して
いる大企業は増加傾向にありますが、今回の実態考査では、83.3%が活用した事がなく、「存在を知らな
かった」、「活用方法がよくわからない」、「業務指示の仕方がわからない」といった企業もありました。

当社は、今後もフリーランスのプロ人材を必要とする企業と、フリーランスのプロ人材のマッチングの
機会を増やすことにより、フリーランスのプロ人材の新たな挑戦の機会を増やすと共に、企業の経営課
題の解決と事業推進に貢献できるよう努めて参ります。


※1 プロフェッショナルの日制定についての当社プレスリリース : https://www.mirai-works.co.jp/pressrooms/news162

※2 VUCAとは : ビジネス環境や市場、組織・個人などあらゆるものを取り巻く環境が変化し、将来の予測が困難になってる状態を意
味する造語。「Volatility(ボラティリティ:変動性)」「Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)」「Complexity(コムプレクシティ:複雑性)」
「Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)」の頭文字を並べたもの。

※3 ESG経営とは : 「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(企業統治)」の3語から成る略語で、企業が長期的な成長を
遂げるために、環境汚染や社会的規範、コーポレートガバナンスの遵守を重視した経営スタイルのこと。

※4 サステナビリティ経営とは : 環境・社会・経済の持続可能性に配慮して、事業の持続可能性の向上を図る経営スタイルのこと。

※5 カーボンニュートラル経営とは : 2050年までに、カーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)/脱酸素社会の実現を目指
すために、気候変動に対応した経営戦略の開示や脱炭素に向けた目標設定などを通じ、脱炭素に取り組む経営スタイルのこと。



≪株式会社みらいワークス 概要≫

本 社 東京都港区

代 表 者 代表取締役社長 岡本祥治

設 立 2012年3月

資 本 金 58,640千円(2021年9月30日時点)

U R L https://mirai-works.co.jp/

プロフェッショナルに特化した人材サービスとソリューションサービスを提供
事 業 内 容
登録プロフェッショナル37,000名、クライアント2,900社(2021年12月31日時点)

フリーランスのマッチングサービス「フリーコンサルタント.jp」 https://freeconsultant.jp/
お試し稼働付き転職支援サービス「大人のインターン」 https://otona-no-intern.jp/
転職支援サービス「プロフェッショナルキャリア」 https://professional-career.jp/
地方副業Webプラットフォーム「Skill Shift」 https://www.skill-shift.com/
各 種 https://glocalmissionjobs.jp/
地方転職Webプラットフォーム「Glocal Mission Jobs」
サ ー ビ ス
地方で働くことを考えるニュースサイト「Glocal Mission Times」 https://www.glocaltimes.jp/

(子会社会社サービス)
転職力を上げるためのキャリア情報サイト「FIND CAREERS」 https://www.findcareers.jp/




【本件リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社みらいワークス IR担当
メール:ir@mirai-works.co.jp



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