装置を遠隔で監視・メンテナンスできる IoT機能を持ったモーションコントローラ「SANMOTION C」を開発

2023 年 7 月 25 日


各位
〒170-8451 東京都豊島区南大塚 3-33-1
山洋電気株式会社
常務執行役員 管理部門統括 岩山 昌樹
TEL(03)5927 1434(直通)



装置を遠隔で監視・メンテナンスできる
IoT 機能を持ったモーションコントローラ「SANMOTION C」を開発



山洋電気株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役会長 山本茂生)は、遠隔地から装置の監視やメ
ンテナンスができるモーションコントローラ「SANMOTION C S200」を開発・発売しました。
モータを制御すると同時に、装置の状態をリアルタイムに監視できます。さまざまなロボットや生産設備
の生産性や品質の向上に貢献します。
ロボットや電子カムを制御できる高機能なタイプと、PTP動作※に特化したタイプをラインアップしました。
入出力信号の制御と同時に、複雑なモーション制御や、ロボット制御がおこなえます。



【特長】

1. 小型
高速フィールドバスEtherCATインタフェースを搭載した小型のモーションコントローラです。

2. 装置の稼働データを収集し、生産性を向上
サーボシステムの稼働状況や各種センサ情報などをコントローラがリアルタイムに収集し、保存で
きます。また、Web カメラをコントローラに接続することで現場の画像情報を簡単に取得できます。
保存したデータを活用することにより、装置の生産性向上に貢献します。
装置を遠隔監視・操作することができるため、農業・水産業などの自動化にも活用できます。



3. システムのメンテナンス性向上
装置の異常時には、Eメールで通知します。また、遠隔地からコントローラにアクセスし、エラーや装置
の状況を確認したり、プログラム変更などができます。装置の停止時間の最小化や、メンテナンス費
用の削減に貢献します。

※ 開始位置から目的の位置まで移動する動作(Point To Point)。途中経路を問わない簡単な制御に用いられる。
【仕様】
型番 SMC200-A SMC200-B
インタフェース EtherCAT (100 Mbps) マスタ機能(FoE 対応)
Ethernet (10 / 100 / 1000 Mbps)
プロトコル(Modbus TCP、OPC UA、Ethernet/IP)
RS-485 (9600 bps~115200 bps)
1-wire
MicroSD(データ保存用:最大 32GB)
USB 2.0 (メモリストレージ用)
デジタル入出力 デジタル入力 16 点 DC24 V プラスコモン / マイナスコモン入力
デジタル出力 8 点 DC24 V、0.5 A シンク出力
アナログ出力 2 点 4mA~20mA 電流出力
入力電源 DC24 V (DC19.2 V ~ DC30 V)、0.9 A
消費電力 19.2 W
冷却方式 自然空冷
外形寸法 高さ 120 mm×幅 55 mm×奥行 110 mm
質量 300 g
最大制御軸数 8
制御機能 シーケンス制御 シーケンス制御
モーション制御 モーション制御
(電子カム・ギヤ、直線補間、円弧補間) (PTP 制御)
ロボット制御:CNC 機能使用
(直交、スカラ、パラレルリンク機構の制御)
制御言語 国際標準規格(IEC 61131-3)に準拠したプログラミング言語
G-Code (SMC200-A のみ)




【用途】
ロボット、搬送装置、工場の生産設備、農業・水産業などの自動化設備など

【受注開始日】
2023 年 8 月 1 日

【価格】
オープンプライス

【製品写真】
別紙



リリースに記載されている内容はすべて、2023 年 7 月 25 日現在の実績です。
「SANMOTION」は山洋電気株式会社の登録商標です。
お問い合わせ 〒170-8451 東京都豊島区南大塚 3-33-1
営業本部 副本部長 梶 一郎
経営企画部 広報課 課長 稲村 里紗
TEL:(070) 2640 9934 FAX:(03) 5952 1603
e-mail: pr@sanyodenki.com
別紙 製品写真

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