高効率の常時インバータ給電方式UPS「SANUPS A23D」2機種(50kVA,100kVA)を開発

2022 年 1 月 7 日
各位
〒170-8451 東京都豊島区南大塚 3-33-1
山洋電気株式会社
執行役員 経営企画部部長 岩山 昌樹
TEL(03)5927 1434(直通)




高効率の常時インバータ給電方式 UPS
「SANUPS A23D」 2 機種(50 kVA,100 kVA)を開発
山洋電気株式会社(社長 児玉展全,資本金 99 億円)は,中・大容量で高効率な UPS
「SANUPS A23D」を 2 機種開発しました。変換効率の向上により,ランニングコストの低減と
省エネルギー化を実現しました。

【特長】

1. 高効率
変換効率は最高 95%を実現。当社従来品 ※1 と比べて 2%向上しました。
消費電力や発生熱量を低く抑え,電気代と CO 2 排出量を削減できます。

2. バッテリの消耗と劣化を抑制
幅広い入力電圧範囲 ※2 により,入力電源の状況が不安定な場合でも,
バッテリ運転への切換頻度を抑制し,バッテリの消耗と劣化を防ぎます。
停電時のバッテリ運転時間を確保し,バッテリ交換の頻度を低減できます。

3. メンテナンスコスト低減
冷却ファンや電解コンデンサなどは15年間,ヒューズ/リレー類は10年間,交換不要です。

4. 操作性の向上
タッチパネル式のカラー液晶を採用。視認性と操作性が向上しました。

5. 発電機との連携メリット
非常用発電機からの電力をスムーズに受け取るウォークイン機能 ※3 を搭載しました。
発電機の容量を抑えることで,経済的な非常用電源システムを構築できます。

※1 出力容量 100kVA の場合。当社従来品 SANUPS A23C104 と定格運転時での比較。
※2 負荷率が約 60%以下の場合,定格電圧の-30%まで。
※3 ウォークイン機能:復電時に UPS の入力電流を徐々に上げることで急激な電力変化を抑制する機能。
【仕様】
定格出力容量 50 kVA 100 kVA
運転方式 常時インバータ給電
※1
交流入力 電圧変動範囲 200V±15%, 210V±10%, 220V-10%~+5%
相数線数 三相 3 線
交流出力 定格電圧 200/210/220 V
電圧精度 定格電圧±1%以内
負荷力率 定格 0.9(遅れ)
変動範囲 0.7~1.0
※2
バックアップ時間 10 分
使用環境 周囲温度:0~+40°C,相対湿度:30~90%(結露なきこと)
外形寸法(mm)
W(幅) 600 800
D(奥行き) 700 700
H(高さ) 1775 1950
※1 負荷率が約 60%以下の場合,定格電圧の-30%まで。
※2 周囲温度 25°C,初期値,定格負荷力率の場合。


【用途】
データセンタ,通信機器,通信インフラ,製造ライン,研究施設など

【受注開始日】
2022 年 1 月 7 日

【価格】
オープンプライス

【製品写真】




100 kVA
リリースに記載されている内容はすべて,2022 年 1 月 7 日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。
お問い合わせ 〒170-8451 東京都豊島区南大塚 3-33-1
営業本部 副本部長 掛川 浩
経営企画部 広報課 課長 稲村 里紗
TEL:(070) 2640 9934 FAX:(03) 5952 1603
e-mail: pr@sanyodenki.com

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