Paradox Engineering SA への100%資本参加に関するお知らせ

2015 年 9 月 8 日

会社名 ミネベア株式会社
代表者名 代表取締役 社長執行役員
貝沼 由久
(コード番号 6479 東証第1部)
問合せ先 広報室長
小峯 康生
( T E L 0 3 - 6 7 5 8 - 6 7 0 3 )

Paradox Engineering SA への 100%資本参加に関するお知らせ
ミネベア株式会社は、2013 年 12 月 2 日に資本参加についてお知らせをいたしました Paradox
Engineering SA 社(以下「パラドックス社」)への資本参加比率を引き上げ 100%子会社とする
ことを決定いたしました。2015 年 3 月期決算発表の際に発表いたしました新「5 本の矢」戦略のうち、
3 本目の矢(照明器具関連製品の拡販)及び 4 本目の矢(計測機器の売上 500 億円)をさらに推進
するため、パラドックス社を完全子会社とすることといたしました。

パラドックス社は、革新的な M2M(マシン・ツー・マシン:機器間通信)と独自のワイヤレス技術
及びネットワーク技術を提供しているスイスの会社です。これから世の中のモノが様々な形で
繋がっていく Internet of things (IoT)や急拡大するスマートシティー/スマートグリッド等の社会
インフラ市場、HUMS (Health and Usage Monitoring System)(※注1 ) やホームエリアネットワーク
(HAN=Home Area Network) (※注2)市場、工業用スマートセンサー市場等に注力してまいります。

パラドックス社が提供するネットワークシステムは、複数の国においてスマートシティー向け
プロジェクトの中核システムとして選定されるなど、高い技術力が評価されています。特に、
パラドックス社独自の異なった無線規格を独自のネットワーク言語に置き換え、インターネットを介
してそれらを繋げることができる技術は、通常では通信できない多種多様な機器間の双方向通信を
可能にする最適なネットワーク方式であるとして、世界的に注目されています。

当社では、パラドックス社を完全子会社とすることで既にカンボジア国に於いて環境省から内定を
頂いている設備補助事業(JCM)などのスマートシティー向けのワイヤレス街路灯用ドライバーや、
照明器具関連製品、都市および産業におけるワイヤレスセンサーネットワーク向けの計測器機等の
拡販を推進して新「5 本の矢」戦略を確実に遂行するとともに、当社の新たな目標である 1 兆円の売り
上げまたは 1,000 億円の営業利益のどちらかの早期達成をさらに推し進めるものであります。

また当社における、その他分野でのワイヤレス技術・ネットワーク技術の適用可能性を模索し、
将来に向けた更なる成長戦略を加速させて参ります。

【パラドックス社の概要】
(1) 商号 Paradox Engineering SA
Via Passeggiata 7, CH-6883 Novazzano,
(2) 本社所在地
Switzerland
(3) 代表者 Gianni Minetti
(4) 設立年 2005 年
(5) 従業員数 29 名
(6) 主な事業内容 ワイヤレス技術及びネットワーク技術
※注1: HUMS (Health and Usage Monitoring System)機械の使用状況などをモニターし、整備
などを効率的に行うためのシステム。
※注2: ホームエリアネットワーク (HAN=Home Area Network)
家庭内の装置や主な電気機器間の通信などを可能にする家庭内のネットワーク。
以 上



■報道関係お問い合わせ先 : ミネベア株式会社 広報室
TEL 03-6758-6703 FAX 03-6758-6718





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