インドネシアでIGP 社と等速ジョイント事業の合弁契約を締結

2019 年 5 月 24 日
各 位
会 社 名 NTN株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 大久保 博司
(コード番号 6472 東証 1 部)
問 合 せ 先 広報・IR 部長 持田 陽一郎
(TEL.06-6443-5001)

インドネシアで IGP 社と等速ジョイント事業の合弁契約を締結
【増加する FF 車に必要不可欠な等速ジョイントを現地生産】

NTN株式会社(以下、NTN)は、インドネシアの自動車市場で需要が拡大する前輪駆動車(FF 車)に
向けて、FF 車に必要不可欠な等速ジョイントの供給拡大を目的に、アストラグループの PT. Inti Ganda
Perdana(以下、IGP 社)と合弁契約を締結し、ジャワ島西部・カラワン地区(KIM 工業団地)に、等速ジョイント
を製造する合弁会社を設立することをお知らせします。

1.合弁契約の狙い
インドネシアでは各種の環境規制等を背景に、自動車市場においては車軸懸架(リジッドアクスル)方式
の後輪駆動車(FR 車)から、前輪駆動車(FF 車)への生産シフトが加速しています。これに伴い、FF 車に
必要不可欠な駆動部品である等速ジョイントの需要も急拡大が見込まれています。NTNは、アセアン・南ア
ジア地域においては、タイ・インドで等速ジョイントの現地生産を行っておりますが、これまでインドネシアで
等速ジョイントの現地生産は行っておりませんでした。
このような状況の下、インドネシアのアストラグループで自動車部品の製造を担う IGP 社と、等速ジョイント
の現地生産に関する合弁事業を検討し、インドネシア市場における現地生産の必要性と、販売・シェア拡大
という双方の目的が一致したことにより、このたび、合弁契約を締結することに至りました。
今後は、近く合弁契約に基づく新会社を設立し、2020 年 8 月の量産開始を目指して工場の建設を進めま
す。インドネシアで初めて現地生産を行うことによって、顧客対応の迅速化と納入リードタイムの短縮を実現
し、インドネシア自動車市場におけるプレゼンス向上と、等速ジョイントの圧倒的なシェア確保を目指した事
業展開を進めます。

2.合弁契約と新設会社の概要
1)会社名 PT. Astra NTN Driveshaft Indonesia
2)事業内容 等速ジョイントの製造
3)資本金 1,200 億ルピア
4)出資比率 IGP 社 51%, NTN 49%
5)所在地 Kawasan Industri Mitrakarawang, Kabupaten Karawang, West Java, Indonesia
6)敷地面積 約 18,000 ㎡
7)延床面積 約 8,500 ㎡
以上

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