来訪者管理「無人受付システム」開発のお知らせ

平成 28 年 7 月 12 日


各 位

会 社 名 株式会社高見沢サイバネティックス
代表者名 代表取締役社長 髙見澤 和夫
(JASDAQ・コード番号:6424)



来訪者管理「無人受付システム」開発のお知らせ

株式会社高見沢サイバネティックス(本社:東京都中野区中央、代表取締役社長:髙見澤和夫)は、
セキュリティゲートを利用したオフィスビル等における来訪者管理として、受付窓口を介さず
受付発行機により“入館証”を発行し、セキュリティゲートを通行しての入館、並びに退館時の
“入館証”の回収まで、来訪者管理を合理化する『無人受付システム』を開発いたしました。
セキュリティゲート設置のオフィスビルで“入館証”として多く使われているICカードを定
型化したカードケースに内蔵し、館内にて“入館許可者”であることを表示するとともに、その
発行から回収までを共通のスタッカーを用いて運用するリサイクル型のシステムになります。
なお、7/13~7/15 に開催される「第 11 回オフィスセキュリティEXPO」東京ビッグサイト)

に出展いたします。



1.背景
従来の来訪者管理としては、カード発行機にて来訪者用のICカードを発行し、クリップ付き
カードホルダーに入れて胸に付け入館し、退館時にBOXや受付に返却するものや、セキュリテ
ィゲートで回収する仕組みのシステムがあります。この際に係員はゲート内の回収ボックス内に
溜まったカードホルダーからICカードを取り出し、カード発行機に 1 枚 1 枚装填する必要があ
りました。


2.『無人受付システム』の特徴
上記の手間を省く為に、本『無人受付システム』では、ICカードを携帯性に優れたプレート
状のカードケース(『ゲストパス』)に内蔵し、定型化したことで、来訪者の退館時には回収機内
部のスタッカーに自動整列格納され、係員は受付発行機にそのスタッカーをそのまま装填するだ
けで、補充作業を終えることが出来ます。
また、お客様で現在使用している IC カードをそのまま利用出来るため、構築済の管理システ
ムとの連動が可能です。


3.機能概要
1)『ゲストパス』の補充/回収が、スタッカーの入れ替えだけで運用可能
2)スタッカーは最大 200 枚の『ゲストパス』を収納可能
(受付発行機ではスタッカーを 2 基装填可能)
3)回収機内スタッカーの『ゲストパス』満杯予告・満杯検知機能あり
4)回収機は接点出力にてセキュリティゲートとの連動運用が可能
5)受付発行機における『ゲストパス』発行時の取り忘れ防止機能装備


6)来訪アポイントメントから『ゲストパス』発行、入館、退館(回収)の一連の来訪者行動
データを管理可能
6)受付発行機での来訪予約~『ゲストパス』発行の運用アプリは受注設計可能
(導入済み管理システムとの連動)
7)『ゲストパス』は従来使用の IC カードをそのままセットでき、入館中は胸ポケットに差す
ことで“入館許可者”であることを表示



4.『無人受付システム』の構成概要
(運用イメージ)※事前登録式
【来訪者】 【社員】
アポ ( 日程調整 )①来訪者予約登録
②予約メール受信 メール発信
・パスワード、QR コード
入館 ③受付発行機)入館処理
(パスワード入力)
(QR コードスキャン)


<入館パス発行> ④来訪通知(PC 画面)
・来訪者確認、PC 登録処理
⑤入館
・セキュリティゲート通過
( 面会 )
退館 ⑥回収機へ入館パス挿入
・セキュリティゲート通過 ⑦退館メール受信





5.構成機器仕様概要
*受付発行機
・外形寸法: 540mm×600mm×1,500mm(幅×奥行×高さ)
・タッチパネル式操作部
・スタッカ 2 基搭載(400 枚)
*回収機
・外形寸法 : 150mm×550mm×900mm(幅×奥行×高さ)
・受付読み取り/接点出力(セキュリティゲート連動)
・スタッカ 1 基搭載(200 枚)
*スタッカー
・外形寸法 : 110mm×220mm×650mm(幅×奥行×高さ)
*ゲストパス
・外形寸法 : 60mm×180mm×3mm(幅×長さ×厚さ)



6.システムの販売価格
・オープン価格


7.システムの提供時期
・平成28年12月より提供予定


8.システムの販売計画
・3年で100システムを販売予定


9.業績に与える影響について
・本件による、平成 28 年 3 月期の業績予想に修正を要する変更はありません。
以 上



☆製品お問合せ先: 社会・産業システム本部 特機事業部
セキュリティシステム部
電 話 03-3227-9255
☆報道関係お問合せ先: 管理本部 統括室 田中
電 話 03-3227-3361





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