太陽光発電事業における「接着架台工法(エスノンホール)」を用いたEPC事業の開始に関するお知らせ

MEIJI MACHINE
平成 29 年 11 月6日
各 位
会 社 名 明治機械株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 中尾 俊哉
(コード番号 6334 東証第二部)
問い合せ先 取締役総務部担当 榎 隆
(TEL.03-5295-3511)


太陽光発電事業における「接着架台工法(エスノンホール)
」を用いたEPC事業

の開始に関するお知らせ

当社の太陽光発電事業におきましては、主に、EPC事業(設計・調達・建設を一貫して行う事
業)と、本年新たに参入したディベロップ事業(一般投資家向けの投資商品としての太陽光発電設
備区画分譲販売)を柱に事業展開してまいりましたが、この度、平成 29 年 11 月6日より屋根用太
陽光発電設備向けの接着架台工法「エスノンホール」を用いたEPC事業を開始いたしますので、
下記の通りお知らせいたします。



1.接着架台工法「エスノンホール」について
当社は、需要が増加しているIT企業や製造業等が推進する消費電力の自然エネルギー10
0%活用(RE100)のニーズに応えるため、工場及び倉庫、ビルの屋上への太陽光発電パネ
ルの設置にあたり、既存の屋根に穴を開けない新たな接着架台工法(エスノンホール)を用いた
EPC事業を開始いたします。
当社は、この新しい画期的な施工方法を活用することにより、今後、多くの屋根上・屋上の太
陽光パネル設置の需要に対応することにより、受注・売上の拡大が見込まれ、今後の太陽光発電
事業におけるEPC事業の拡大ならびに収益の拡大に寄与するものと考えております。

2.「エスノンホール」の特長について
①施工時に穴開け不要
既存の屋根に穴を開けず、接着剤による接着架台工法となるため、雨漏りのリスクが低減さ
れます。主に、折板屋根や陸屋根等に施工可能となります。但し、材質によっては施工できな
い場合があります。
②架台は、「ステンレス製」を採用
SUS443J1を使用した架台を採用することにより、耐蝕性と軽量化を実現しました。
沖縄での大気暴露試験ではSUS304より優れた耐蝕性を示しています。
③南向き施工が可能
屋根の流れに影響を受けないモジュール配置が可能となり、真南向きに施工することにより、
発電量が最大で約15%アップします。
④その他
低圧や高圧の容量を問わない幅広い施工が可能となり、重荷重に対しては、屋根に接着する
受け部材を増やして荷重を分散することが可能です。また、従来の工法に比べて約25%の工
数削減と工程の短縮が可能です。「エスノンホール」は、現在、商標登録申請中です。





3.接着剤について
「エスノンホール」に使用する接着剤については、セメダイン社製の接着剤を採用し、以下の
特徴が挙げられます。
①耐久性に優れた弾性系接着剤
②幅広い材料への優れた接着性
③作業性に優れた1液常温硬化型
④優れた低音硬化性
⑤硬化速度の速い速硬化製品
⑥作業者に優しい無溶剤・低臭気型
本接着剤を使用した耐久性実験の結果、長期実績、長期熱劣化の傾向も 50℃の環境下で7年後
でもほとんど強度の低下が認められません。仮に本接着剤の使用環境が、夏場3ヶ月のうち日中
6時間が80℃に該当すると想定した場合、本実験での7年間はその16倍相当、すなわち11
2年の耐久性に相当すると考えることができます。

4.開始時期
平成 29 年 11 月6日

5.販売目標
中期的な事業規模として年間売上高5億円を目標としております。

6.施工写真(参考)





「エスノンホール」の問い合わせ先】
太陽光発電事業部 EPC事業グループ 部長 加藤毅彦
(TEL 03-5295-3521)

以上


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