Eni社メキシコ沖合Area 1鉱区向けFPSO受注内定

平成 30 年 10 月 11 日
各 位
会 社 名 三井海洋開発株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 宮﨑 俊郎
(コード番号 6269 東証第1部)
問 合 せ 先 総務部 (TEL. 03-5290-1200)




Eni 社メキシコ沖合 Area 1 鉱区向け FPSO 受注内定

三井海洋開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:宮﨑俊郎)は、イタリア大手石油会社である
Eni S.p.A. (以下「Eni 社」)の 100%子会社である Eni Mexico S. de R.L. de C.V. (以下「Eni メキシコ社」)より、
FPSO (Floating Production, Storage & Offloading system:浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)1 基の
建造及びチャーター契約の発注内示書を受領しました。

本 FPSO は、Eni メキシコ社が単独で権益を保有し、オペレーターを務めるメキシコ沖合の Area 1 鉱区の開発プ
ロジェクトに用いられます。

日量 9 万バレルの原油生産能力、日量 75 百万立方フィートのガス生産能力、日量 12 万バレルの水圧入能力、
90 万バレルの原油貯蔵能力を持つ本 FPSO は、係留装置から FPSO を切り離すことのできる Disconnectable
Tower Yoke(ディスコネクタブル・タワー・ヨーク)と呼ばれる当社米国子会社 SOFEC 社製の係留装置で、水深
約 32m の海上に係留されます。本 FPSO は 2021 年に現地に到着し、据付けられる予定です。

当社は、本 FPSO の設計から機器購入、建造、据付までの一括工事を請け負います。また、本 FPSO は、完成
後に当社の関連会社が保有し、Eni メキシコ社に対し 15 年(その後 1 年毎×5 回の延長 オプションあり)のチャ
ーターサービス (リースおよび運転・保守点検等のオペレーション)に供されます。

メキシコ湾向け 1 基の FSO(Floating Storage and Offloading system:浮体式海洋石油・ガス貯蔵積出設備)
および 4 基の TLP(Tension Leg Platform:緊張係留式プラットフォーム)を含め、これまでに合計 46 基の浮体
式生産設備の設計・建造を行った実績を誇る当社は、業界における2強に数えられるに至っています。当社は、
幅広い海域の海洋油・ガス田開発プロジェクトを経験してきた数少ない浮体式生産設備専業会社として、更なる
案件獲得を目指してまいります。



三井海洋開発株式会社について

三井海洋開発(MODEC)は、海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式海洋石油・ガス生産設備の建
造、チャーター、オペレーション&メンテナンスサービスを提供する日本で唯一の企業です。
http://www.modec.com/jp

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