子会社の異動(取得)に関するお知らせ

平成 29 年3月 29 日
各 位
会 社 名 タツモ株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 池田 俊夫
(JASDAQ・コード 6266)
問合せ先 専務取締役管理本部長 亀山 重夫
電 話 番 号 0866-62-0923




子会社の異動(取得)に関するお知らせ
当社は、平成 29 年3月 29 日開催の取締役会において、株式会社クォークテクノロジー(本社 岡山県
井原市 代表取締役社長 中村 勝)の株式を取得し子会社化することを決議いたしましたので、下記の
とおりお知らせいたします。





1.株式の取得の理由
株式会社クォークテクノロジー(以下「クォーク」)は、紫外線(英:ultraviolet 以下「UV」)
照射装置の製造・販売を行っております。
エレクトロニクス微細加工技術は革新が進み、これにともない半導体など先端技術の製造工程では、
ディコンタミネーション(除染)、表面処理のキーテクノロジーとしてエキシマUV光が非常に有効な
手段として認められており、従来の水銀ランプからの代替が進みつつあります。また、UV硬化、乾燥
などに使用されるUV光源は、高圧水銀ランプやメタルハライドランプが使用されてきましたが、近年
はLEDの高出力化によりLEDによる処理が可能となりました。ランプに比べLEDは、長寿命、低
消費電力であり被照射物への熱によるダメージを与えることなく処理できることから、 需要が伸びてき
ております。
このような状況の中、当社は半導体製造装置の製造や精密加工などで培った技術をもとに、同社へ部
品供給等の取引を行ってまいりました。
今回、クォークの株式を取得し子会社化することで、UV-LED照射装置やエキシマUV照射装置
の生産性の向上や新たなUV関連装置の開発など、クォークの持つ技術と当社の持つ技術にて半導体・
FPD分野での共同開発、シナジー効果が期待でき、当社グループの更なる成長が見込めるものと考え
ております。

2.異動する子会社(株式会社クォークテクノロジー)の概要
(1) 商 号 株式会社クォークテクノロジー

(2) 本 店 所 在 地 岡山県井原市木之子町 167 番地

(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 代表取締役社長 中村 勝

(4) 事 業 内 容 紫外線照射装置の製造、販売

(5) 資 本 金 の 額 20,000 千円

(6) 設 立 年 月 日 2006 年7月 24 日

タツモ株式会社 35.14%
(7) 大株主及び持株比率
中村 由佳 30.12%
タツモは、クォークの発行株式の 35.14%を保
資 本 関 係
有しています。
人 的 関 係 該当事項はありません。
上場会社と当該会社と
(8)
の 関 係 等 タツモからクォークへ部品の販売等の取引があ
取 引 関 係
ります。
関連当事者への クォークはタツモの関連会社であることから関
該 当 状 況 連当事者に該当します。
(9) 当該会社の最近3年間の経営成績及び連結財政状態

平成 26 年6月期 平成 27 年6月期 平成 28 年6月期

純 資 産 △115,226 千円 △125,120 千円 △98,552 千円

総 資 産 62,904 千円 54,841 千円 66,104 千円

売 上 高 53,433 千円 77,684 千円 167,446 千円

営 業 利 益 △25,492 千円 △9,892 千円 35,574 千円

経 常 利 益 △26,544 千円 △9,532 千円 26,930 千円

当 期 純 利 益 △26,907 千円 △9,894 千円 26,568 千円


3.株式取得の相手先の概要
(1) 氏 名 個人1名、法人1社
上 場 会 社 と
(2) 該当事項はありません。
当該個人等との関係

4.取得株式数および取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 700 株(議決権の数:700 個、所 有 割 合:35.14%)

(2)取 得 株 式 数 500 株(議決権の数:500 個)

(3)異動後の所有株式数 1,200 株(議決権の数:1,200 個、所 有 割 合:60.24%)
※取得価額については、売主との合意により非公表としておりますが、公平性・妥当性を確保する
ため、公認会計士による株式価値の算定結果を参考に売主と協議の上で決定しております。

5.日程
取 締 役 会 決 議 平成 29 年3月 29 日
株式譲渡契約締結 平成 29 年3月 29 日
株 式 譲 受 期 日 平成 29 年4月 10 日(予定)

6.今後の見通し
本株式取得が、当社の平成 29 年 12 月期における連結業績に与える影響につきましては、本日開示の
「平成 29 年 12 月期連結業績予想の修正に関するお知らせ」に含めております。




以 上

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