ロボットシステムインテグレーション事業開始のお知らせ

各 位 平成 30 年 1 月 18 日
上場会社名 津田駒工業株式会社
代表者 代表取締役社長 高納伸宏

(コード番号 6217)

問合せ責任者 取締役管理部門統括総務部長 松任宏幸

(TEL 076-242-1110)


ロボットシステムインテグレーション事業開始のお知らせ
~ロボット導入の容易化と導入効果の最大化をサポート~

当社は 2018 年 1 月から、ロボットを利用した生産自動化システムの設計を、ワンストッ
プで、総合的に提供するロボットシステムインテグレーション事業(TRI=Tsudakoma
Robotic Integration)を開始いたしましたのでお知らせいたします。


製造業界では人手不足が深刻化する中で、ロボットを活用した自動化生産設備による生
産効率向上の需要が急速に拡大することが予想されています。一方で、生産工程の自動化
のためには、搬送・ロボット制御・センサー・加工治具・工作機械・システム全体の制御
プログラムなど様々な*システム要素を一つにまとめ上げて、総合的にシステム設計をする
必要があり、この分野に求められる専門人材の確保が難しい企業では、導入の妨げになっ
ている現状があります。
当社はこうした企業の課題を解決するため、ロボットシステムインテグレーション事業
(TRI=Tsudakoma Robotic Integration)を開始いたしました。当社の高度な NC 円テーブ
ル・機械加工・治具設計の技術や子会社における搬送装置・制御装置の技術等を総合的に
活かして、お客さまのロボットや自動搬送設備の導入に伴う様々なシステム設計を、お客
さまのご要望に合わせて、ワンストップで、総合的にご提供いたします。それにより、お
客さまのロボット自動搬送システム導入を容易にするとともに、**ロボット導入効果を最
大化するサポートを行います。
また、 を展開するために、
TRI 当社の野町本社工場内に、 によりロボットと搬送装置・
TRI
工作機械を一連のシステムにした自社部品の加工設備を設置し、ロボット加工システムの
導入を検討されるお客さまに、実際に稼動を見学していただいております。
本事業につきましては、機械加工現場のほか、食品や医療関連など幅広い産業分野への
展開を図り、現状では 2020 年度 売上高4億円達成を当面の目標としております。
以 上
(参考)
* システム要素:ロボット、 (Automatic Guided Vehicle) APC
AGV 、 (Automatic
Pallet Changer)、プログラム、搬送装置、制御装置、センサー、ビジョン、
安全柵、ハンド、治具、工作機械など
** 省人化によるコストダウン、生産性向上、品質安定・向上、人為ミス削減、
作業環境改善(安全・衛生等)など
(別紙資料) TRI を導入した当社鋳物部品加工ライン

1. システム構成(見やすくするために安全柵は省略しています)




2.工場内写真
(ロボットで自動的に加工素材を加工機にセッティングしている)

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