弁護士ドットコムが新サービス「クラウドサインAI」を発表、契約管理業務をAIにより自動化。今年夏に提供開始予定

2020 年5⽉ 11 ⽇
弁護⼠ドットコム株式会社
Sansan 株式会社


弁護⼠ドットコムが新サービス「クラウドサイン AI」を発表
契約管理業務を AI により⾃動化。今年夏に提供開始予定

弁護⼠ドットコム株式会社(東証マザーズ 6027、東京都港区、代表取締役社⻑:内⽥ 陽介)
が提供する Web 完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」は、契約書データを⾃動で
読み取り管理できる新機能「クラウドサイン AI」を 2020 年夏に提供開始することを発表しま
す。本機能には、Sansan 株式会社が提供する契約書データ化ソリューション「Contract One
(コントラクト ワン)」における契約書データ化技術を活⽤します。




・契約書⾃動管理機能「クラウドサイン AI」の概要
クラウドサインでの契約締結後、契約締結先の企業名・契約開始⽇・終了⽇・取引⾦額・⾃
動更新の有無など、8項⽬にわたる契約情報を⾃動で判別し、その情報がクラウドサイン上に
記⼊・表⽰されます。
また、紙で締結した書類も、スキャンした PDF ファイルをクラウドサイン上にアップロード
することで、同様に⾃動で情報記⼊され、契約管理業務を AI による⾃動化が実現します。
⾃動判別される8項⽬
契約締結⽇・契約開始⽇・契約終了⽇・⾃動更新の有無
解約通知期限・管理番号・取引⾦額・契約相⼿の名称


活⽤パターン
(1)クラウドサインで合意締結された契約書の⾃動データ化
(2)紙で締結された契約書の⾃動データ化
(3)これまで紙で締結され、書庫等に保管されている契約書の⾃動データ化


紙で締結された契約書のスキャンは、
「書類インポート機能」または「クラウドサイン SCAN」
( https://www.cloudsign.jp/features/scan )をご活⽤いただくことで、電⼦契約と紙で締結
された契約データの⼀元管理が可能になります。




・「クラウドサイン AI」提供の背景
企業では、働き⽅改⾰の推進や在宅ワークの普及により、契約業務の電⼦化が加速していま
す。⼀⽅で、契約書の管理は「電⼦契約で締結された契約書と、紙で締結された契約書が⼆重
管理になってしまう」「締結された契約書を全て内容確認し、エクセルに⼿⼊⼒で台帳管理し
ている」など、締結された契約を管理するために法務部⾨の業務時間を投下し、会社に⾏かな
いと契約書が確認できない課題が浮き彫りとなりました。
また、クラウド上で契約書が⼀括管理されていないため、管理体制が不明確で透明化されて
いない現状の契約書管理は、効率化やデータ共有が難しいだけでなく、契約業務の抜け漏れや
情報漏洩に繋がる原因にもなります。


このたび開発する新機能「クラウドサイン AI」は、契約送信後、相⼿先・開始⽇・⾦額など
8項⽬の契約情報を⾃動で読み取りデータ化され、煩雑な契約書管理の課題を解消します。
データ化には Sansan 株式会社が提供する契約書データ化ソリューション「Contract One」の
データ化技術を活⽤し、正確かつ迅速な処理が⾏われます。
本機能によって、これまでクラウドサインが提供してきた契約業務おける押印や書類の電⼦
化に加えて、スムーズなデータ共有が可能になります。例えば、営業部⾨の締結した契約⾦額
を、経理部⾨が簡単に把握できるようになるなど、内部統制の強化にも繋がります。
さらに、エクセルの更新や管理スペースなど、⼿間やコストがかかるアナログな業務からの
解放とセキュアな管理を同時に実現します。



モニター企業の募集について(無償)
「クラウドサイン AI」は 2020 年夏の正式公開に向けて、より良いサービスとしてご提供でき
るよう開発中です。そのために、既にクラウドサインをお使いのユーザー様を対象に、モニタ
ーとしてご協⼒いただける企業を募集いたします。詳細は以下をご覧ください。
https://lp.cloudsign.jp/cloudsign_ai_monitor.html



・クラウドサインおよび本機能に関するお問い合わせ
marketing@cloudsign.jp



■ Sansan が提供する「Contract One」について
Sansan は、紙の名刺を⼈⼒と AI を組み合わせた独⾃のテクノロジーで 99.9%の精度でデー
タ化し、⼈脈の管理・共有を実現するなど、アナログ情報のデジタル化に取り組んできました。
同社はこれまで培ってきた技術を、名刺以外の媒体に活⽤することにより、これまでにない業務
のあり⽅を提供できると考え、さまざまな可能性を模索してきました。


そして、この度 Sansan は「Contract One」をクラウドサインに提供し、共同で「クラウド
サイン AI」を開発しました。Sansan が独⾃に開発したデータ化技術を⽤い、紙や PDF の契約
書をテキストデータ化し、管理に必要な項⽬を抽出/インデクシングし整理します。Contract
One で契約書のデータ化を⾏うことにより、契約書類の検索性・共有の効率性を上げるだけで
はなく、契約内容の分析と改善を可能にし、法務業務による事業貢献を実現します。これによ
り、Contract One は、企業法務の業務改⾰や⽣産性向上を後押しします。
なお、Sansan による、Contract One の⼀般企業に対するサービス提供は、現時点で内容お
よび提供⽅法ともに未定です。



■ 電⼦契約「クラウドサイン」 とは https://www.cloudsign.jp/
「クラウドサイン」は「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完
結できる Web 完結型クラウド契約サービスです。全てがクラウド上で完結するため契約締結
のスピード化を実現、郵送代・紙代・インク代、印紙代が不要なためコスト削減も可能です。
契約書をクラウド上で⼀元管理することで、業務の透明性が向上し、抜け・漏れを防ぎ、コン
プライアンスの強化にもつながります。法律事務所から⾦融機関、上場企業などにも利⽤され
ており、導⼊社数8万社を突破した業界 No.1(※)のサービスです。
※電⼦契約サービス主要 12 社において、有償・無償を含む発注者側ベースでの利⽤登録社数
(株)⽮野経済研究所調べ 2019 年 7 ⽉末現在




弁護⼠ドットコム株式会社について https://corporate.bengo4.com
本社 | 東京都港区六本⽊四丁⽬1番4号

設⽴⽇ | 2005 年 7 ⽉ 4 ⽇

資本⾦ | 439 百万円(2020 年3⽉現在)

代表者 | 代表取締役会⻑ 元榮 太⼀郎(弁護⼠)、代表取締役社⻑ 内⽥ 陽介

上場市場 | 東京証券取引所マザーズ市場

事業内容 |「専⾨家をもっと⾝近に」を理念として、⼈々と専⾨家をつなぐポータルサイト「弁護⼠ドットコム」「ビジネス

ロイヤーズ」「税理⼠ドットコム」、Web 完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を提供。



<本件におけるお問合せ先>
弁護⼠ドットコム株式会社 経営企画室 広報担当

所在地|〒106-0032 東京都港区六本⽊四丁⽬1番4号

T E L |03-5549-2854 / F A X |03-5549-2565

E-Mail|info-press@bengo4.com

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