電子契約サービス「クラウドサイン」とクラウド名刺管理サービス「Sansan」が連携-Sansan上で、クラウドサインに登録した契約情報の確認が可能に-

2020年1⽉21⽇
弁護⼠ドットコム株式会社
Sansan株式会社


電⼦契約サービス「クラウドサイン」と
クラウド名刺管理サービス「Sansan」が連携
-Sansan上で、クラウドサインに登録した契約情報の確認が可能に-

弁護⼠ドットコム株式会社とSansan株式会社は、電⼦契約サービス「クラウドサイン」とク
ラウド名刺管理サービス「Sansan」との連携を発表します。この連携により、Sansan上でクラ
ウドサインの契約管理機能を活⽤できる「契約管理オプション powered by クラウドサイン」が
提供されます。本⽇より問い合わせを受け付け、2020年5⽉頃の機能提供を⽬指しています。




■ 機能提供の背景

企業が営業活動やサービスの購買、業務提携などをする際には、⾃社と相⼿企業の関係や相
互性を確認するために、それまでの契約の履歴を⾒て、契約の締結や取引された時期、関係者
などの確認が発⽣します。この作業は企業の法務・総務部⾨が対応しており、ペーパーレス化
が普及しつつある現在でも、⾃社が契約を⾏ったリストを確認する作業に⼿間と時間がかかっ
ていました。


また、コーポレートガバナンスが重視されるようになった現在、契約情報は法務部が⼀括し
て管理するケースが多いことから、他部⾨が⾃社とこれから取引を開始しようとする企業との
相互性を把握することは簡単にはできません。
クラウドサインは、契約をより早く安全に締結・管理することで契約締結にまつわる業務負
荷を削減し、契約データの集約化を実現します。また、Sansanは「名刺管理から、働き⽅を変
える」をサービスコンセプトに、Sansanのサービス上にあらゆるビジネス情報が集まる「ビジ
ネスプラットフォーム」を⽬指しています。


このたび⼆社が⾏う機能開発では、これまで法務部⾨に閉ざされていた契約の案件管理を、必
要な情報のみ他部⾨にオープン化し、コーポレートガバナンスを機能させながら、スムーズな
商談やアライアンスへの貢献を⽬指します。



■ 機能の概要
「契約管理オプション powered by クラウドサイン」は、名刺をスキャンするだけで、相⼿企
業との契約情報が確認できる、Sansanのオプション機能です。本機能の利⽤には、Sansanとク
ラウドサイン、両サービスの契約が必要です。




Sansanによってデータ化された名刺の「会社名データ」と、クラウドサインに登録されてい
る契約データとを突合し、該当企業と⾃社との契約情報のうち、「契約締結の有無」「契約時
期」「契約名」など、必要な情報だけが、Sansan上に通知されます。


また、Sansanの会社詳細画⾯上でも、これらの契約情報を確認することができます。契約内
容の詳細は、会社詳細画⾯から、クラウドサインのサービスに⾶び、確認することができます。
その際の閲覧権限は、クラウドサインのアカウントをもつ社員に限定され、コーポレートガバ
ナンスに充分配慮した機能を提供いたします。提供開始時には、雇⽤契約など個⼈情報が含ま
れる契約データは⾃動で除かれます。
■ 提供できる価値

・契約確認業務の短縮化
企業の営業担当者や購買担当、アライアンスを担う部⾨は、他社と取引など⾏う際、企業間
の関係や相互性を確認するために、これまでの契約の履歴情報を法務・総務部⾨に依頼してい
ました。法務・総務部⾨は、⾃社の契約リストを確認。その内容を返答するまでに多くの時間
と⼿間がかかっていました。その間に営業活動が滞り、契約締結までのリードタイムが⻑引く
こともあります。


本機能により、名刺を⼊り⼝に確認業務を法務・総務部⾨に依頼することなく企業間の関係
や相互性が把握できるようになり、スムーズな商談や交渉、アライアンスにつながり、事業ス
ピードを加速させます。

・法務部⾨の業務負担軽減
契約の履歴情報の確認を依頼された法務・総務部⾨は、⾃社の契約リストを確認し、契約の
有無のほか締結された時期、契約名などの確認を⾏っています。紙で締結された契約書原本が
倉庫に収納されている場合は、突発的に多くの時間と⼿間がかかっていました。


本機能により、名刺を取り込むだけで確認依頼が不要になり、契約内容に関わる情報は伏せ
ることができるので、コーポレートガバナンスを保ちながら業務効率化に⼤きく貢献します。

・契約データを営業の⼒に。ABMを促進
昨今、企業との接点を有効活⽤して、営業・マーケティング活動を⾏うABM(アカウントベ
ースドマーケティング)という⼿法に注⽬が集まっています。これまで法務部⾨に閉じていた
契約情報のうち、部外秘を除いた必要な情報だけ他部⾨でも参照でき、企業間コミュニケーシ
ョンの状況を把握して、精度の⾼いアプローチや確度の⾼い営業活動に繋げます。



■料⾦体系・提供時期について
Sansanのオプション機能として、2020年5⽉頃の提供開始を予定しています。
Sansan 「お問い合わせ」ページ:https://jp.sansan.com/form/inquiry/
※画像はイメージです

・Sansan上での通知




・会社詳細画⾯




今後もクラウドサインは、様々なサービスとの連携を通じて、契約に関わるすべての部⾨がス
ムーズに事業活動を⾏えるよう、リーガルテックをより⾝近で便利に利⽤できる社会を実現し
てまいります。
Sansanは、「出会いからイノベーションを⽣み出す」という当社のミッション実現へ向けて、
進化を続けてまいります。
■名刺管理から、働き⽅を変える「Sansan」
Sansanは、法⼈向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプ
リで読み取るだけで、独⾃のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化しま
す。⾼度なAI技術により、企業内の⼈脈を管理・共有することが可能になるほか、社内の連携を
促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能を備え、ビジネスのはじまりを後押しす
る「ビジネスプラットフォーム」です。


■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを⽣み出す」をミッションとして掲げ、法⼈向けクラウド名刺管
理サービス「Sansan」および個⼈向け名刺アプリ「Eight」を開発・提供しています。名刺管理
を起点としたビジネスプラットフォームとして活⽤できるサービスを国内外で提供しています。


設⽴:2007年6⽉11⽇
URL: https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋⾕区神宮前5-52-2 ⻘⼭オーバルビル13F
資本⾦:62億34百万円(2019年7⽉17⽇現在)
事業内容:クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売
法⼈向け「Sansan」 https://jp.sansan.com 個⼈向け「Eight」 https://8card.net



■「クラウドサイン」について( https://www.cloudsign.jp/ )
クラウドサインは「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結で
きるWeb完結型クラウド契約サービスです。全てがクラウド上で完結するため契約締結のスピ
ード化を実現、郵送代・紙代・インク代、印紙代が不要なためコスト削減も可能です。契約書
をクラウド上で⼀元管理することで、業務の透明性が向上し、抜け・漏れを防ぎ、コンプライ
アンスの強化にもつながります。法律事務所から従業員数28,000⼈以上の⾦融機関、上場企業
などにも利⽤されており、導⼊社数5万社を突破した業界No.1※のサービスです。
※電⼦契約サービス主要12社において、有償・無償を含む発注者側ベースでの利⽤登録社数
(株)⽮野経済研究所調べ 2019年7⽉末現在


弁護⼠ドットコム株式会社 https://corporate.bengo4.com/
所在地 |東京都港区六本⽊四丁⽬1番4号
設⽴⽇ |2005年7⽉4⽇
資本⾦ |439百万円(2019年9⽉末現在)
代表者 |代表取締役 元榮 太⼀郎(弁護⼠)、代表取締役社⻑ 内⽥ 陽介
事業内容 |「専⾨家をもっと⾝近に」を理念として、⼈々と専⾨家をつなぐポータルサイ
ト「弁護⼠ドットコム」「BUSINESS LAWYERS」「税理⼠ドットコム」、
Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を提供。




<本件におけるお問合せ先>
弁護⼠ドットコム株式会社 広報室
所在地|〒106-0032 東京都港区六本⽊四丁⽬1番4号
T E L |03-5549-2854 / F A X |03-5549-2565
E-Mail|info-press@bengo4.com

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