画期的な原価低減 -システム開発内製化によるデジタル人財 育成-

2024 年2月 27 日
各 位
会 社 名 中 央 発 條 株 式 会 社
コード番号 5992 東証スタンダード・名証プレミア
代 表 者 代表取締役社長 小 出 健 太
問合せ先 総 合 企 画 部 長 藤 田 誠 一
T E L 0 5 2 - 6 2 4 - 8 5 5 0


画期的な原価低減
~システム開発内製化によるデジタル人財育成~

中央発條株式会社(本社:愛知県名古屋市緑区、代表取締役社長:小出健太)は、社内システム開発の内製
化を進めることで、間接部門(スタッフ部門)のデジタルトランスフォーメーションに注力しております。
TLSC を活用し業務のムダや効率化を実施したうえで、システム開発内製化を進めております。生産性・開発ス
ピードの向上やシステム構築の柔軟性に寄与し、2023 年度間接部門の既存業務40%効率化(対 2020 年度)を
実現いたしました。既にグループ会社へ販売しておりますが、今後は外交販売も視野に入れ引き続き力を入れ
てまいります。


■内製化システム導入事例
NO. システム名 主な導入効果
1 購入管理システム・仕訳システム ・ペーパーレス化、インボイス対応
勤怠システム ・経理・調達・人事業務の効率化(リードタイム短縮、働き方改善)
2 稼働管理システム ・即断即決フォロー
・全工場ライン状況の把握、改善の迅速化
3 工数管理システム ・個人の業務時間の見える化を行い、部単位で分析・改善実施
・改善実態の見える化
・社員の働き方意欲向上
4 受注管理システム ・リードタイム短縮
・グローバルでのリアルタイムな生産指示


■TLSC 事例



狙い:業務フローの見える化
業務の上流下流の把握による重複廃止、
リードタイム短縮



※TLSC・・・Total Link System Chart の略。工程改善に使用する業務フロー図
またデジタル人財育成のためシステム部門の社員が講師となり、定期的に研修を実施しております。
間接部門の社員を対象に単純作業の自動化を推進するRPA教育は、2021 年開始以降 60 名以上が受講し、年
間 6,000 時間以上の工数削減を実現しております。部門をまたぎ仕事のやり方を変革することで、自部署のみ
ならず全社の問題解決に繋げ、業務効率化を図っております。さらに 2023 年 10 月頃から社内へ Chat GPT を
導入し、約 30 名が利用しております。主に文章の要約や添削、校正に活用し、更なる業務効率化を進めており
ます。




従来:
ハンド入力
データ取得 帳票展開 注文内容入力

データ取得 ハンド工数ゼロへ
改善後: 帳票展開 7.5H/月
RPA 化 注文内容入力 工数削減

▲RPA 教育受講の様子 ▲RPA による一例(受注処理自動化)


DXを活用することで働き方改革を進め社員のワークライフバランスを整え、高付加価値業務へシフトし、
全社一丸となって中長期経営計画(数値目標:2027 年度売上高 1,000 億円以上、営業利益 50 億円(5%以上)、
ROE5%以上)の達成を目指して参ります。


以上

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