デザイン経営の加速及びブランド一新について

News Release
2019 年4月2日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 J M C
代表取締役社長
代 表 者 名 渡邊 大知
兼 C E O
(コード番号:5704 東証マザーズ)
経 営 企 画 室
問 合 せ 先 岸川 智則
シニアマネージャー
( TEL 045-477-5751)


CDO(チーフ・デザイン・オフィサー)山﨑晴太郎のもと
「デザイン経営」を加速し、ブランドを一新
〜日本の製造業のアップデートを目指す〜


3Dプリンター出力事業、鋳造事業およびCT事業を展開する、 株式会社JMC(神奈川県横浜市 代
表取締役社長兼CEO 渡邊大知)は、本日4月2日(火)から約一年をかけ、CDO山﨑晴太郎の主導
による抜本的なブランドリニューアルを実施し 「デザイン経営」を加速することで、新たなブランドイ
メージ構築と事業拡大を進めてまいります。

ブランドリニューアルプロジェクトの第一弾として、本日より企業理念 (フィロソフィー、ビジョン)
とロゴを刷新いたします。
新フィロソフィー(経営理念)は「MADE BY JMC」、新ビジョンは「ものづくりに知性を。」
です。フィロソフィーには、製造業におけるJMCという強固なブランドを確立し、 私たちが先頭に立
って日本の製造業を変えていくという、強い想いが込められています。そして、ビジョンでは、製造方
法や設備によって自らの事業を定義するのではなく、「社会に求められているもの」や「時代にふさわし
いサービス」をとことん考え抜き、既存のものづくりの枠組みに縛られない事業展開によって“最強の
サプライヤー”を目指す、当社の姿勢を表現しました。
新たなロゴは、独自開発した「JMCフォント(字体) 」で制作しています。世界中のフォントは、
それぞれ明確な意味や役割を持って作られてきましたが、 この度開発したフォントは製造業での使いや
すさを追求。鋳造や機械加工での高い再現性を条件としながら、 モダンな印象を持ち愛着が湧く、 これ
からの日本のものづくりのアイコンになれるようなフォントを目指しました。




1 (JMC フォントを元にしたロゴ)
また、高いファッション性と機能性の両立を実現するこれまでにない作業着の開発、他の製造業とは
一線を画すデザインの新規工場建設、蓄積してきたノウハウ・デザイン・設計ツールの製造業に向けた
オープンソース化、一般消費者向け商品開発、当社の想い描く未来を可視化するブランドムービーの制
作やホームページの刷新などを、来月以降順次実施していく予定です。




(新工場執務室イメージ図)


さらに、新たなJMCブランドを社内外に浸透させるためのブランドブックも制作し、従業員教育や
採用活動で使用していきます。

当社はこれまで、3Dプリンターによる製造受託市場への早期参入、 伝統製法であった鋳造技術のデ
ジタルデータ化や定量化、そして産業用CTによる検査・測定サービスの本格的な拡大など、 先駆者と
して製造業のイノベーションに取り組んできました。また、2014 年のアートディレクターでありデザ
イン経営を実践する山﨑晴太郎の取締役就任を機に、従来製造業にはなかったブランディング戦略やデ
ザイン思考といった発想・手法を活用し、「デザイン経営」を取り入れることで製造業のイメージを変
える挑戦も続けてきました。

これまでの革新的な取り組みが社内に根付きつつある今、当社は次のステージへ挑みます。2019 年
2月にCDOに就任した山﨑晴太郎のもと、今回のブランドリニューアルプロジェクトを通じて更なる
イノベーションを起こし、JMCとして新たなブランドイメージ構築と事業拡大を図るのはもちろんの
こと、日本の製造業の常識を壊し、アップデートしてまいります。当社が日本のものづくりのレベルを
上げ、製造業全体のイメージや価値向上にも貢献することで、
次の時代の「Made in Japan」
を作っていきます。

以上





【会社概要】
1992 年、光造型の外部委託によるモデル製作と総合保険業を目的として横浜に設立。3Dプリンター
出力による部品製造の事業規模が拡大する中、 2006 年有限会社エス・ケー・イーを吸収合併し、砂型鋳
造法による鋳造事業をスタート。 3Dプリンターで培ったデジタル技術を背景に、 職人の肌感で語られ
ることが多かった鋳造を定量化することで、経験年数に依存せずに質の高い鋳造ができることを証明。
業界に新たな進化を起こした。2015 年には金属製品の非破壊検査による品質保証を目的としたCT事
業を開始。さらに、心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID」の販売でメディカル分野に
も領域を拡げた。2016 年東京証券取引所マザーズに上場。
ブランド構築や製造業のイメージ改善のため、 「デザイン経営」を早くから積極的に取り入れている。
2014 年にアートディレクターの山﨑晴太郎を取締役に迎え、ブランディング戦略やデザイン思考を活
用。 従来製造業が苦手としていたWEBによる直接集客やメッセージの発信、 VIR(ビジュアルアイ
デンティティ規定) の制作・運用、 コミュニケーションにおける一貫したデザインのブランドコントロ
ール、 サービス業を意識した各新工場の導線設計と内装デザイン、 若手社員によるブランド浸透プロジ
ェクトなどの施策を実施して、 急激に拡大する事業・人員の一体感の醸成や、 製造業界内での特異性の
ある立ち位置(ブランドポジション)の確立を後押しした。



会 社 名:株式会社JMC
所 在 地:神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-5住友不動産新横浜ビル1F
代 表 者:代表取締役社長兼CEO 渡邊大知
設 立:1992 年 12 月 18 日
資 本 金:767,092,000 円
売 上 高:2,582 百万円(2018 年 12 月期)
従業員数:119 名(2018 年 12 月)
事業内容:3Dプリンターおよび砂型鋳造による試作品、各種部品・商品の製造、販売
産業用CTの販売および検査・測定サービス
高度管理医療機器等の販売、医療機器等の製造・製造販売
U R L:https://www.jmc-rp.co.jp/



【取締役兼CDO 山﨑晴太郎プロフィール】
1982 年東京生まれ。株式会社セイタロウデザインの代表も務め、企業ブランディングを中心に、グラ
フィック、WEB・建築・プロダクト多様なチャネルのアートディレクション・デザインワークを手
がける。アジアデザイン賞、JCDデザインアワード、グッドデザイン賞金賞など国内外で受賞多
数。法務省「サポーターマークデザインコンペ」審査委員、国土交通省「やりがい検討委員会」有識
者委員。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会クリエイティブ・アドバイザー。



【本件に関する問い合わせ先】


◆本件に関するご連絡先◆

株式会社JMC 経営企画室 IR担当
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目5番5号
電話番号:045-477-5751 E-mail:ir@jmc-rp.co.jp


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