「錦町2MW木質バイオマス発電所」が竣工いたしました-100%国産材利用の木質バイオマス発電事業で、未利用資源の有効活用・地域の雇用創出に貢献します-

報道記者各位
2023 年 10 月2日
テスホールディングス株式会社



「錦町2MW木質バイオマス発電所」が竣工いたしました
~100%国産材利用の木質バイオマス発電事業で、

未利用資源の有効活用・地域の雇用創出に貢献します~


テスホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:山本 一樹、以下「当
社」)は、当社の連結子会社である合同会社熊本錦グリーンパワーにおいて、2021 年 10 月より
当社グループが建設を行ってまいりました木質バイオマス発電所「錦町2MW木質バイオマス発
電所」
(発電容量約 2.0MW、以下「本発電所」
)が竣工し、2023 年9月 30 日より発電事業を開
始しましたことをお知らせいたします。




【錦町2MW木質バイオマス発電所】 【チップ工場】


■本事業の概要
本事業は、熊本県人吉・球磨地方及び鹿児島県北部における未利用間伐材等を燃料として発電
を行う 100%国産材利用の木質バイオマス発電事業であります。年間発電量は約 1,300 万 kWh
となり、CO₂排出量は年間約 5,700 t-CO₂を削減できる見込みです。なお、発電した電気は全量
を九州電力送配電株式会社へ売電します。
本事業は、本発電所に併設しているチップ工場にて、地域から出る未利用間伐材等を木質チッ
プ化し、これを燃料として発電を行うことで、未利用資源の有効活用につながります。また、バ
イオマス発電所の運営・燃料調達に係る地域の雇用を生み出し、カーボンニュートラル、未利用
資源の有効活用及び地域の雇用創出等の多方面に貢献できる事業となっております。
なお、2023 年8月には地域の高校生を対象とした本発電所の見学会を実施し、地域社会への
貢献活動にも積極的に取り組んでおります。(※1)


■今後の展望
現在、日本政府は 2021 年 10 月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画において、2030
年までに国内電源構成に占める再生可能エネルギーの割合を 36~38%程度(2021 年度は 20%)
にする目標を立てています。当社グループは、本発電所の竣工をもって全国に 97 件、合計約
301.6MW(※2)の再生可能エネルギー発電所(太陽光、バイオマス、風力)の運用に関わっ
ており、今後も再生可能エネルギー発電事業を通して持続可能な社会形成や気候変動問題の解決
に貢献してまいります。


■本発電所の概要
発電所名称 錦町2MW木質バイオマス発電所(※3)
所在地 熊本県球磨郡錦町
発電容量 約 2.0MW
年間予想発電量 約 1,300 万 kWh/年
年間想定 CO₂削減量 約 5,700t-CO₂/年(※4)
使用燃料 未利用間伐材(丸太・林地残材・バーク)等の木質チップ
売電先 九州電力送配電株式会社(FIT 制度利用)
発電事業開始日 2023 年9月 30 日


(※1)2023 年9月 29 日公表の当社ホームページ「グループニュース」をご参照下さい。
「錦町2MW木質バイオマス発電所」にて、地域の高校生向けに発電所の見学会を実施
いたしました:https://www.tess-hd.co.jp/news/230929.html
(※2)稼働済みの再生可能エネルギー発電所として(2023 年9月 30 日時点)
(※3)発電所名称を「TESS 錦町木上西バイオマス発電所」から「錦町2MW木質バイオマス
発電所」に名称を変更しております。
(※4)電気事業者別排出係数代替値 0.000441t-CO₂/kWh で算出
参考:環境省ホームページ「電気事業者別排出係数一覧(令和5年度提出用)
https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/files/calc/r05_coefficient_rev4.pdf
■本件に関するお問い合わせ先
テスホールディングス株式会社 広報・IR チーム
https://www.tess-hd.co.jp/contact/
※当社グループは、テレワーク・時差出勤を取り入れております。そのため、お電話での対応が
できない場合がございますので、ホームページよりお問い合わせください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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