Gameto社との再生医療用iPS細胞の提供及び臨床応用に関する契約締結のお知らせ

2023 年 10 月4日
各 位
会 社 名 株式会社リプロセル
代 表 者 名 代表取締役社長 横山 周史
(コード番号:4978、東証グロース市場)
問 合 せ 先 CFO 兼 経営管理部 GM 宗村 敏
(TEL.045-475-3887)


Gameto 社との再生医療用 iPS 細胞の提供及び臨床応用に関する契約締結のお知らせ


当社は、この度 Gameto Inc.社(米国ニューヨーク州、以下 Gameto 社)と、当社の再生医療用 iPS 細胞
(StemRNA™Clinical Seed iPSC)の提供及び、同 iPS 細胞を活用した開発、応用を行うための非独占的権利を付与
する契約を締結しました。


Gameto 社は、女性のヘルスケアを再定義することを使命とする女性主導のバイオテクノロジー企業で、当社
の再生医療用 iPS 細胞は、体外受精と卵子凍結プロセスを改善するプログラム「Fertilo」の開発と商品化に使
用されることとなります。


当社代表取締役社長の横山周史は、
「我々は Gameto と提携し、彼らのプログラムである Fertilo を可能にし、
サポートできることを嬉しく思います。当社は再生医療用 iPS 細胞の製造をリードしており、Gameto を始めと
した世界中の様々な iPS 細胞を活用した再生医療プログラムを加速化させるため、これからも高品質・高水準の
StemRNA™ Clinical Seed iPSC プラットフォームにこだわり続けていきます。」と述べています。


Gameto の最高経営責任者兼共同設立者の Dina Radenkovic は、「この度のリプロセルとの契約は、世界中で
行われている体外受精と卵子凍結をより個別化された医療アプローチにするために、細胞工学の科学的進歩を活
用する重要なステップです。現在の不妊治療サービスを利用する女性は、いまだに何十回ものホルモン注射と、
それに伴う副作用や合併症にさらされています。現代女性の不妊治療は改善されるべきであり、私たちはリプロ
セルのような iPS 細胞のリーディング企業と提携し、歴史的にバイオ医薬品の革新が遅れている女性の健康に
最先端のブレークスルーをもたらすことを光栄に思います。」と述べています。


再生医療用 iPS 細胞製造について
再生医療の開発は、時間とコストのかかるプロセスであり、各国の規制機関ごとに異なる製造基準や規制基準
を厳格に遵守する必要があります。当社では、米国食品医薬品局、欧州医薬品庁、及び日本の医薬品医療機器総
合機構が定める主要な規制基準に準拠した、治療用に適した細胞「StemRNA™ Clinical iPSC シードクローン」
を製造しております。安全性が高い RNA リプログラミング法を用いて iPS 細胞の樹立を行っており、臨床、商業
利用を可能とするインフォームドコンセントを取得した上で製造を行っており、多くのバイオ製薬企業によって
評価されています。


詳しくは、下記の当社ウェブサイトをご覧ください。
https://reprocell.co.jp/ipsc-regenerative





Gameto 社について
Gameto 社は、不妊症を始めとした女性の健康のための新しい治療ソリューションを開発するバイオテクノロ
ジー企業で、ビジョンと情熱を持った経験豊富なチームを結集し、女性の生殖をサポートする製品を開発してい
ます。同社の主要プログラムである「Fertilo」は、体外で卵子を成熟させることによりホルモン注射を減らし、
体外受精と卵子凍結をより短期間かつ安全にすることを目的としています。


同社は、医師から起業家に転身した Dina Radenkovic 氏を CEO に、また連続起業家で北米最大の不妊治療ネッ
トワーク Prelude Fertility の創設者である Martin Varsavsky 氏を会長に迎えています。


Gameto 社についての詳細は、下記ウェブサイトをご覧ください。
https://www.gametogen.com


以上





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