連結子会社におけるDDS技術DehydraTECHの再実施権付き独占的実施許諾契約締結に関するお知らせ

2022 年 6 月 3 日


各 位
会 社 名 プレミアアンチエイジング株式会社
代表者名 代表取締役社長 松浦 清
(コード番号:4934 東証グロース)
問合せ先 取締役 常務執行役員 戸谷 隆宏
(TEL. 03-3502-2020)




連結子会社における DDS 技術“DehydraTECH™”の
再実施権付き独占的実施許諾契約締結に関するお知らせ

当社の子会社であるプレミア・ウェルネスサイエンス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社
長:細山 紳ニ)と Lexaria Bioscience Corp.(Nasdaq:LEXX、CEO:Chris Bunka、以下「Lexaria」

は、Lexaria が保有する DDS 技術 DehydraTECH™に関して、日本国内における非医薬品への適用対象
とした再実施権付き独占的実施許諾契約を締結しましたので次のとおりお知らせいたします。なお、当
該契約による当社の連結業績に与える影響は軽微であります。


以 上
2022年6月3日
Lexaria Bioscience Corp. (Nasdaq:LEXX)
プレミア・ウェルネスサイエンス株式会社



Lexaria Bioscience Corp.とプレミア・ウェルネスサイエンスがDDS技術
DehydraTECH™に関する再実施権付き独占的実施許諾契約を締結。



Lexaria Bioscience Corp.(Nasdaq:LEXX、CEO:Chris Bunka、以下「Lexaria」)と、プレミ
ア・ウェルネスサイエンス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細山 紳ニ、以下
「PWS」)は、Lexariaが保有するDDS※1 技術DehydraTECH™に関して、日本国内における非医薬
品への適用対象とした再実施権付き独占的実施許諾契約を締結。これにより、当該技術を用いた第
※2
一弾として、CBD など難水溶性化合物の物性最適化および実用製品開発(投与経路・剤型・用途
などに応じて薬効を最大限に高める一方、副作用を最小限に抑えることを目的)の早期実現を目指
してまいります。



1. LexariaおよびDehydraTECH™について

Lexariaは、革新的なドラッグデリバリーテクノロジー企業です。世界中で25の特許登録と50を超える
特許出願がされており、強力な知的財産ポートフォリオを保有しています。コアテクノロジーである
DehydraTECH™は、難水溶性化合物の有効性を高め、経口摂取の効果性を促進し、それによって全体
的な投与量を減らすことにより、医薬品有効成分(API)が血流に入る方法を改善します。また、食品、
飲料、錠剤、カプセルなど経口摂取剤形の他、皮膚外用剤などにも適用できます。
※3
2016年以来、DehydraTECH™はCBDを含むカンナビノイド の生体吸収を最大5~10倍、場合によっ
ては標準的な業界処方と比較して27倍も増加させる能力、さらに効果の発現時間を1~2時間から数分
に短縮する能力があることを繰り返し実証してきました。また、経口投与された抗ウイルス薬、非ステ
ロイド性抗炎症薬(NSAID)、PDE5阻害剤などについても実証評価されており、 血液脳関門を越え
てより効果的にいくつかの化合物を届ける能力も証明しました。


2. 本契約で付与された特許

対象国:日本
適用製品:非医薬品領域
日本(JP)の特許登録番号:JP 6920197/JP 6963507/JP 6917310

DehydraTECH™に関する詳細技術情報はこちら
https://www.lexariabioscience.com/technology/


3. 本契約の目的・背景

1) 目的
両社が保有する経営資源の相互補完によって、エンジニアリングチェーン、サプライチェーン、デマン
ドチェーンを統合したカンナビノイドプラットフォーマーとして価値創造を目指してまいります。
2) 背景

PWSはこれまで、複数の研究機関とカンナビノイド含有製品開発に係わる安全性、安定性、有効性の
向上および知財創出・製品実用化を目的とした共同研究を行ってまいりました。加えて、カンナビノイ
ド原料の安定調達、親会社プレミアアンチエイジング(東証グロース:4934)と連携したデジタルマー
ケティング基盤の設計など、長期的成長を鑑みたバリューチェーン構築に尽力してまいりました。

また、本契約のDehydraTECH™はCBD含むカンナビノイド化合物の課題であったBioavailability(BA)
を高め、効果の発現時間を短縮する能力があることが各国研究機関で実証されており、PWSが開発を
進めるカンナビノイド含有製品へ適用することで、さらなる品質強化と模倣困難性を高めることが期待
されます。


4. 今後の展望

以下3点のアライアンスについて継続的に両社協議し、適切な時期に推進してまいります。

① PWSが再実施権を活用し、第三者企業へDehydraTECH™のサブライセンスを発行
② DehydraTECH™を用いた非医薬品領域の共同研究および、それらの研究成果に基づく共同出願・
権利活用
③ 一定レベルの日本市場シェア獲得後、アジア圏への共同参入および、それらに必要な各国規制の調
査と準拠オペレーションの構築


5. 両社の概要
■ Lexaria Bioscience Corp.
設立 2004年12月

代表者 CEO Chris Bunka
所在地 #100 – 740 McCurdy Road, Kelowna, British Columbia, Canada V1X 2P7, Canada
事業内容 ドラッグデリバリーシステム研究開発・知財創出・ライセンス発行
URL https://www.lexariabioscience.com/
証券取引所 Nasdaq LEXX


■ プレミア・ウェルネスサイエンス株式会社(Premier Wellness Science Co.,Ltd.)
設立 2020年12月

代表者 代表取締役社長 細山 紳ニ
所在地 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー
健康、美容、アンチエイジング、スポーツ等に関する研究・製品開発及びこれらの受託コン
事業内容
サルティング業務
URL https://www.p-wellnessscience.co.jp/
親会社 プレミアアンチエイジング株式会社(東証グロース:4934)



6. 本リリースに関するお問い合わせ先
プレミア・ウェルネスサイエンス株式会社
お問合フォーム : https://p-wellnessscience.co.jp/contact/
当社グループは新型コロナウィルス感染防止対策の一環として、テレワークによる勤務を行っております。お電
話でのお問い合わせは繋がりにくい可能性がございますので、問い合わせは上記フォームからご連絡いただきま
すようお願い申し上げます。
Lexaria Bioscience Corp. INVESTOR CONTACT
George Jurcic - Head of Investor Relations
ir@lexariabioscience.com
Phone: 250-765-6424, ext 202




7. 本リリースについて
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後、様々な要因により予
告なしに変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。


※1 ドラッグデリバリーシステム(drug delivery system:DDS)
体内での薬物分布を制御することで、薬効を最大限に高める一方、副作用を最小限に抑えることを目
的とした製剤技術。用いる薬剤や目指すべき用途に応じて、次のように分類される。薬剤の吸収性促
進、薬剤の持続性を高めるための徐放性能、体内代謝の速い薬剤の長寿命化、薬剤を標的とする組織
や細胞等の特定部位にのみ送達するターゲティング性能等。


※2 CBD(カンナビジオール)
産業用ヘンプに含まれる生理活性物質「カンナビノイド化合物」の一つ。
人間や動物の体内には身体調節機能ECS(エンド・カンナビノイド・システム)という生理的システ
ムがあることが、1990年代に発見されました。ECSは、“アナンダミド”と“2-AG”と呼ばれる体内カン
ナビノイドとそれらと結合する神経細胞上に多いカンナビノイド受容体“CB1”、免疫細胞上に多いカン
ナビノイド受容体“CB2”などで構成され、全身に分布しています。食欲、痛み、免疫調整、感情制御、
運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などの機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活
動を支えています。近年の研究において、ECSは外部から強いストレスを受けたり、加齢に伴う老化
によって働きが弱ることでカンナビノイド欠乏症になり、様々な疾患に繋がる可能性があることが明
らかになってきました。カンナビノイド化合物は現在確認されているだけで114種類あり、特にその中
の一つCBD(カンナビジオール)は、ECSを調節する作用があることがわかり、医薬品、化粧品、食
品などの機能性成分として有用性が期待されています。


※3 カンナビノイド
産業用ヘンプに含まれる生理活性物質の総称。カンナビノイド化合物は現在確認されているだけで114
種類ある。

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