洋上風力発電事業の海底地質調査で営業協力を締結

2021年3月22日

各 位
会 社 名 川 崎 地 質 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長 栃 本 泰 浩
(JASDAQ・コード4673)
取締役執行役員
問い合わせ先 土 子 雄 一
財 務 企 画 部 長
TEL03-5445-2071




洋上風力発電事業の海底地質調査で営業協力を締結

川崎地質株式会社(注1、以下 川崎地質)は、株式会社ウインドパル(注2、以下
WINDPAL)と日本国内およびAPEC地域における洋上風力発電事業に関わる地盤調査・解析等
のサービスにおいて、広範な新規・既存業務分野の受注拡大および品質向上のための業務協
力を目指した営業協力を締結しました。
川崎地質は、国内トップクラスの海洋地質調査部門を有する建設コンサルタントであり、
従前より、エネルギー分野等において、海上ボーリング及び音波探査等による地質調査及び
地質構造解析に関する高度な技術サービスを提供して参りました。
WINDPALは、欧州での洋上風力発電事業に実績を有する設計エンジニアリング企業や自航
式CPT調査船の運用企業をパートナーに持つ総合コンサルタントであり、海外での洋上風力
発電事業において実績を多数有しています。
両社は、日本国内外における洋上風力発電向けの地質に係る業務全般の拡大を目指してお
り、今回の営業協力の締結により、川崎地質の地質調査及び地質構造解析技術と、WINDPAL
の基本設計及び海底CPT調査技術を組み合わせ、最適なソリューションをワンストップで提
供可能となります。

洋上風力発電では洋上の広域なエリアで多数の地点の地質を調査する必要があります。国
内で一般に行われる地質調査ではボーリング及びSPT(標準貫入試験)によって土質性状や
地盤の締まり具合を把握し、土質判定のための資料を得ています。洋上風力発電の地盤調査
でも同様に、海上に設置した鋼製櫓にボーリングマシンを設置しボーリング及びSPTを実施
していますが、調査時間の長さとコストが課題となっています。
一方、欧州では各種センサーを搭載した円錐状のコーンを地盤に押し込むCPT(コーン貫
入試験)を用いた地盤調査が主流であり、近年では調査船上からのCPTが普及しています。
国内の洋上風力発電の海底地盤調査では、SPTとCPTを組み合わせた効率的な運用が求め
られています。

今回の営業協力により、川崎地質の音波探査をはじめとする海洋地盤調査技術と、
WINDPALの持つ調査船上で実施するCPT技術を効果的に提案することが可能となり、洋上
風力発電事業者などが実施する海底地盤調査において、最適なソリューションを提供いたし
ます。
【関連リ ンク 】
•川崎地質株式会社
https://www.kge.co.jp/
•株式会社ウインドパル
https://www.windpal.co.jp/ja/

【商標について 】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【注釈 】
(注1) 川崎地質株式会社:本社 東京都港区,代表取締役社長 栃本 泰浩
(注2) 株式会社ウインドパル:本社 東京都港区,代表取締役社長 A ndrey Kononchuk

以 上
≪お問い合わせ先≫
川崎地質株式会社
戦略企画本部( 担当: 沼宮内 信)
電話:03-5445-2088
受付時間: 9時∼17時00分( 土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)

株式会社ウインド パル
P R &M arketi 担当:
ng( 五十嵐 未生)
電話( 直通)03-6452-8631

受付時間: 9時∼17時00分( 土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)

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