成人年齢が4月から18歳に引き下げ、フィッシング詐欺や消費者トラブルに注意

報道各位
2022 年 4 ⽉ 27 ⽇
トビラシステムズ株式会社


成⼈年齢が 4 ⽉から 18 歳に引き下げ、フィッシング詐欺や消費者トラブルに注意
〜新⽣活シーズンに気を付けたいスミッシング⼿⼝が増加中〜


トビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社⻑:明⽥ 篤、証券コード:
4441、以下「トビラシステムズ」)は、成⼈年齢の引き下げや新⽣活の開始など、変化が多い時期
に気を付けたいフィッシング詐欺や消費者トラブルについて、注意喚起を⾏います。

■成⼈年齢引き下げで未成年者取消権が⾏使不可に、18・19 歳のリスク増
2022 年 4 ⽉から成⼈年齢が 18 歳に引き下げとなりました。親の同意なく契約ができるように
なり、⽣活や買い物の⾃由度が上がります。⼀⽅で、18 歳以上は未成年者取消権が⾏使できず、
契約の取り消しが難しくなるケースがあるため、18・19 歳の消費者トラブルが懸念されます。




出典:国⺠⽣活センター「狙われる!?18 歳・19 歳「⾦(かね)」と「美(び)」の消費者トラブルに気をつけ
て!」(令和3年4⽉8⽇)
成⼈年齢引き下げ前に国⺠⽣活センターが発表した消費者トラブルの統計によると、相談件数は
「18・19 歳」よりも「20〜24 歳」が約 1.5 倍となっています。さらに、平均契約購⼊⾦額は
「18・19 歳」が 15.8 万円に対し、「20〜24 歳」は 2.6 倍の 41.7 万円となっています。消費者ト
ラブル相談件数や契約購⼊⾦額は、成⼈になったばかりの年代で増加する傾向があります。4 ⽉か
ら成⼈になった 18・19 歳の⽅を狙い、悪質な契約の勧誘が増加する可能性があります。

また、10〜20 代の相談割合が増加している美容医療サービスや健康⾷品、情報商材などの消費
者トラブルは、誇⼤広告や虚偽広告(フェイク広告)などの悪質なインターネット広告から発⽣す
るケースも⾒られます。



■新⽣活シーズンに注意したいスミッシング
実在する企業やブランドを装い、偽サイトに誘導し個⼈情報を詐取する「フィッシング詐欺」が
増加しています。クレジットカード情報を詐取する⼿⼝も多く確認されており、成⼈年齢引き下げ
に伴いクレジットカードを作成したばかりの 18・19 歳の⽅をはじめ、その周囲の⽅も、改めて個
⼈情報が狙われるリスクを意識する必要があります。

昨今は SMS で届くフィッシング詐欺、「スミッシング」も増加しています。トビラシステムズ
の調査では、2021 年のスミッシング件数は前年⽐約 3 倍に増加し、年間数百万件単位で確認され
ています。今年に⼊ってからも、依然⾼⽔準での発⽣が続いています。

当社調査では、宅配事業者や EC 事業者、通信事業者を騙るスミッシングが多く確認されていま
す。また、銀⾏やクレジットカード会社、電⼦決済サービス、暗号資産取引所や暗号資産ウォレッ
トなどの⾦融系サービスを騙る⼿⼝も発⽣しています。新⽣活が始まり、引っ越しに伴う買い物、
環境の変化などが増える時期にも、改めて注意が必要です。

また、3 ⽉からは、えきねっと、Suica、ビューカードなどの交通系事業者を騙るスミッシングの
出現が確認されており、移動や転居が多い年度の変わり⽬が狙われた可能性もあります。ゴールデ
ンウィークも移動や旅⾏などが増えるシーズンであるため、引き続き注意しましょう。
■フィッシング詐欺や消費者トラブルの対策法
フィッシング詐欺や消費者トラブルの被害に遭わないよう、⽇頃から以下の点を意識し対策を⾏
いましょう。

・メールや SMS で届く URL を⾒分けない、触らない
フィッシング詐欺は、実在する企業やブランドを装うメールや SMS から偽サイトに誘導しま
す。⽂章や URL などの⾒た⽬で判断するのは困難であり、⾒分けようとして誤った判断をすると
危険に巻き込まれる恐れがあります。メールや SMS で届いた URL を⾒分けず、無闇に触らないよ
うにしてください。

・公式アプリやブックマークしたサイトからアクセス
⽇頃から利⽤する⾦融機関やサービスについては、あらかじめ公式アプリを⼊⼿しておくか、公式
サイトをブックマークしておきましょう。よく利⽤する⾦融機関やサービスを名乗るメールや
SMS が届いた場合も、添付された URL からは直接アクセスせず、公式アプリやブックマークした
サイトから改めて確認するよう⼼がけましょう。

・インターネット広告の情報に注意
インターネット広告の中には、誇⼤広告や虚偽広告(フェイク広告)などの悪質なものが含まれて
いる可能性があります。広告の情報を鵜呑みにせず、販売事業者の情報、定期購⼊などの条件の有
無、クーリング・オフや返品特約に関する情報、利⽤規約、解約のための連絡⼿段など、事前によ
く確認して判断するようにしましょう。



■対策アプリの活⽤
⽇頃の対策に加え、フィッシング詐欺や迷惑広告対策のアプリを活⽤するのも防犯⼿段のひとつ
です。ご利⽤の端末環境に合ったアプリをぜひご活⽤ください。

<迷惑 SMS 対策アプリ>
トビラシステムズの迷惑情報データベースを活⽤した各種迷惑 SMS 対策アプリです。スミッシン
グなどの迷惑 SMS を検知し、警告表⽰や迷惑フォルダ⾃動振り分けを⾏います。




トビラシステムズ「トビラフォンモバイル」
https://tobilaphone.com/mobile/landing/
ソフトバンク「迷惑電話ブロック」
https://www.softbank.jp/mobile/service/meiwakudenwa-block/
※ソフトバンクのセキュリティパックご加⼊者様は⽉額使⽤料を無料でご利⽤いただけます。




ワイモバイル「迷惑電話対策」
かんたんスマホ
https://www.ymobile.jp/lineup/705kc/
かんたんスマホ2
https://www.ymobile.jp/lineup/a001kc/




KDDI「迷惑メッセージ・電話ブロック」
https://pass.auone.jp/anshin/safecall/
※au・UQ mobile・povo のご利⽤者様は当アプリの「迷惑メッセージブロック機能」を無料でご
利⽤可能です。
<Web 広告対策アプリ>
ブラウザの広告を⾮表⽰にするアプリです。不要な広告コンテンツを⾮表⽰にし、Web 利⽤時の
安全と快適を向上させます。通信量削減にも有効です。




トビラシステムズ「280blocker」
https://apps.apple.com/jp/app/id1071235820
※Web ブラウザ「Safari」向けの iOS アプリです。



■本件に関する報道関係のお問い合わせ先
トビラシステムズ株式会社
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁⽬ 5-12 パシフィックスクエア名古屋錦7F
担当:営業企画部 広報主任 岩渕
TEL:050-3646-6670(直通)
FAX:052-253-7692
URL:https://tobila.com/

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