電通グループ、米国「E-Nor社」買収により、データアナリティクス・コンサルティング領域を強化

2020 年 1 月 15 日
株式会社 電通グループ
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第 1 部 証券コード:4324)


電通グループ、米国「E-Nor 社」買収により、
データアナリティクス・コンサルティング領域を強化

株式会社 電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746 億
981 万円、以下「当社」
)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」※を通じて、米国のデータアナ
リティクス コンサルティング会社
・ 「E-Nor, Inc.」 イーノア、 :
( 本社 サンタクララ市、CEO: Feras Alhlou、
以下「E-Nor 社」
)の株式 100%を取得しました。

2003 年に設立された E-Nor 社は、米国における有力な独立系アナリティクス・コンサルティング会
社であり、Google マーケティングプラットフォーム分析の先駆者として成長を遂げてきました。現在
では北米・中近東に 38 名の従業員を抱え、Fortune 500 をはじめとする顧客企業に対して、Google
Analytics 360 等のライセンス販売から実装、データ分析、コンサルティングに至るまで、幅広いデータ
アナリティクス関連の専門的サービスを提供しています。

本件買収の目的は、当社が 2016 年に買収したマーケティングアナリティクス・コンサルティング会
社「Cardinal Path」
(カーディナル・パス、本社:カナダ・バンクーバー市)の北米における事業規模
の拡大とサービス機能の強化にあります。今後当社は、E-Nor 社を「Cardinal Path」傘下に加え、グル
ープ各社との協業を進めることで、世界有数の Google マーケティングプラットフォームのセールス・
サービスプロバイダーとして、より競争力の高いデータアナリティクス・コンサルティングサービスを
提供していきます。

なお、本件が当社の 2020 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。

※電通グループの海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」 (本社:英国ロンドン市)は、10 のグローバル
ネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。 のブランドとは、 10 Carat、Dentsu (Dentsu Brand
Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeum を指します。


【E-Nor 社の概要】
正 式 社 名:E-Nor, Inc.(E-Nor 社)
本 社 所 在 地:米国カリフォルニア州サンタクララ市(米国他都市、カナダ、エジプト、リビアにも
拠点を持つ)
設 立:2003 年 5 月
株 主 構 成:電通イージス・ネットワーク社 100%
収益(Revenue):740 万ドル(約 8.1 億円)(2019 年 12 月期)
代 表 者:Feras Alhlou (CEO)
従 業 員 数:38 名
事 業 内 容:データアナリティクスに関するライセンス販売、コンサルティングサービス等を提供

以上



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