電通、マレーシアの総合デジタルエージェンシー「コンシダー・デジタル社」の株式51%取得で合意

2016 年 4 月 6 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 石井 直
(東証第1部 証券コード:4324)


電通、マレーシアの総合デジタルエージェンシー
「コンシダー・デジタル社」の株式 51%取得で合意


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746 億 981
万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、マレーシアの総合デジタルエージェン
シー「Consider Digital Sdn Bhd」
(本社:クアラルンプール市、以下「コンシダー・デジタル
社」)の株式 51%の取得と、今後段階的にシェアを拡大して完全子会社化するオプションを当
社グループが有することにつき、同社株主と合意しました。


2013 年に設立されたコンシダー・デジタル社は、SEM、ソーシャルメディア、コンテンツ
マーケティング、データ分析から E コマースまで、デジタル広告マーケティング領域全般を扱
っています。設立 3 年でマレーシア内外の有力企業からの受注によって急成長を遂げており、
従業員者数も 50 名規模へと拡大しています。
また同社は、マレーシアのマルチメディア開発公社が優れた ICT(Information and
Communication Technology)技術を持つ企業に与える MSC-status 認証を授与されています。


株式取得後、当社はコンシダー・デジタル社を当社グループの 9 つのグローバルネットワー
ク・ブランド※の 1 つでデジタル・パフォーマンス領域に強みを持つ iProspect(アイプロスペ
クト)の現地法人「アイプロスペクト・マレーシア」と合併させ、社名を Consider iProspect
(コンシダー・アイプロスペクト)に改称する予定です。今後はマレーシアのグループ各社と
の連携を図ることで、同国での成長戦略を加速させていきます。


なお、本件が当社の 2016 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。



※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、9 つのグローバル


ネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。 つのブランドとは、Carat、

Dentsu(Dentsu Branded Agencies)、Dentsu media、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、

MKTG、Posterscope、Vizeum を指します。



【コンシダー・デジタル社 の概要】
社 名 : Consider Digital Sdn Bhd(コンシダー・デジタル社)
本社所在地 : マレーシア・クアラルンプール市
設 立 : 2013 年 8 月
株主構成 : 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 51%
コンシダー・デジタル社経営幹部 49%
収益(Revenue): 510 万マレーシアリンギット(約 1.4 億円)(2015 年 12 月期)
代 表 者 : Kasper Wandi (Co-Founder & CEO)
Therese Schwensen (Co-Founder & COO)
従業員数 : 50 名
事業内容 : SEM、ソーシャルメディア、コンテンツマーケティング、データ分析、E
コマースなどのデジタル広告マーケティング領域全般のサービスを提供


以 上





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