早稲田大学らの共創型デジタルツインの研究にTerragraphが貢献

2022 年 10 月 27 日
各 位
東京都千代田区内神田二丁目12番5号
株式会社ビーマップ
代表取締役社長 杉野 文則
(東証グロース:4316)
問合せ先:取締役経営管理部長 大谷 英也
(電話03-5297-2181)


早稲田大学らの共創型デジタルツインの研究に Terragraph が貢献
~ Beyond 5G のベンチマークとして注目されるミリ波高速無線アクセス技術 Terragraph ~

株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉野文則)は、早稲田大学を代表とす
る研究チーム(以下、早稲田大学研究チーム)による共創型デジタルツインの研究活動*1に技術協力しま
す。
当社は、2022年1月より三井不動産の屋外ロボット開発検証拠点「KOIL MOBILITY FIELD」に、
国内初の Terragraph*2実験設備「ミリ波ラボ@柏の葉」*3 を開設しています。これまで、Terragraph の
ネットワークインフラを使い、KOIL MOBILITY FIELD の利用者に対しインターネット接続や、屋外無線
LAN、多視点カメラ映像などのサービスを提供してきました。
今回は、早稲田大学研究チームが KOIL MOBILITY FIELD において実施する先進的なデジタルツインの
研究活動において、ミリ波ラボ@柏の葉の Terragraph ネットワークインフラを提供します。同研究は、
将来 Beyond 5G が実現した際に、都市の様々なリアルタイム情報を収集するための、新たなネットワー
ク技術とデータ管理技術を確立することを目指しています。しかし、現時点において Beyond 5G は研究
段階にあるため、Beyond 5G として確立された技術は存在しません。また、Beyond 5G においては、テ
ラヘルツ波などの未踏の周波数領域の活用や、国際標準の推進などが必要とされています。そこで、同チ
ームは Beyond 5G に対するベンチマークとして、テラヘルツ波に特性が近い 60GHz 帯ミリ波を使用し、
Meta がオープンソースとして国際的に標準化を推進する Terragraph を同実験におけるネットワークイン
フラのひとつとして採用しました。また、60GHz は免許不要で利用できるアンライセンスバンドであり、
場所の制約を受けないため、現時点においても実際のフィールドで様々な実験が可能となります。
当社は、Terragraph の実験設備において、早稲田大学研究チームに先進的なネットワーク技術を提供す
ることで、彼らの研究活動に貢献するとともに、Beyond 5G 世代において必要となる要素技術を共に模索
し、将来的に Terragraph に求められる技術を見極めたいと考えています。


*1) 早稲田大学らが実施する研究プロジェクトの詳細
早稲田大学ホームページ/トピック
https://www.waseda.jp/top/news/83150


*2) Terragraph 製品情報
ビーマップ無線 LAN 製品ホームページ/MLTG
https://www.wi-fi.bemap.co.jp/mltg
Terragraph 公式サイト
https://terragraph.com/


*3) ミリ波ラボ@柏の葉のプレスリリース
ビーマップホームページ/プレスリリース
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/22020100984.pdf



研究プロジェクトのイメージ図




ミリ波ラボ@柏の葉の外観 および 機器配置




※ Facebook および Terragraph は、Meta, Inc.の商標です。
※ MetroLinq は、Accton Technology Corporation の商標です。


詳細につきましては、弊社担当までお問い合わせ下さい。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社ビーマップ ワイヤレス・イノベーション事業部 担当:須田
電話:03-5297-2263
お問い合わせフォーム:https://www.bemap.co.jp/contact/contact.php

4435