宇都宮市と社会課題を解決するための新たな官民連携の仕組みであるソーシャルインパクトボンドの研究に関する覚書を締結

Press Release
2023 年2月 2 日

宇都宮市と社会課題を解決するための新たな官民連携の仕組みである
ソーシャルインパクトボンドの研究に関する覚書を締結

株式会社ドリームインキュベータ(代表取締役社長 三宅孝之、以下「DI」)は、栃木県宇都宮市(市長 佐
藤栄一、以下「宇都宮市」)と、社会課題を解決するための新たな官民連携の仕組みであるソーシャルインパクト
ボンドの活用に向けた調査・研究に関する覚書を締結することになりましたので、お知らせいたします。




ソーシャルインパクトボンド(以下、「SIB」)とは、財務的リターンと並行して社会的・環境的インパクトを同時に生
み出すことを意図するインパクト投資のひとつの手法であり、行政が民間資金を活用して行う成果連動型の事業で、
社会課題を解決する新たな官民連携の手法として注目されています。

近年、少子高齢化の急速な進行や様々な社会環境の変化に伴い、多くの社会課題が複雑化・深刻化してお
り、行政の財政負担は増加傾向にあります。そうした中で、海外では英国を中心に、行政コストの削減と社会課題
の解決を両立する SIB の活用が進んでおり、日本でも医療・健康分野等での導入が進んでいます。

これまで DI は、様々な社会課題を戦略・技術・政策の力を有機的に統合して解決する産業プロデュースを推進
しており、関連省庁/自治体や複数の民間企業等と連携して、先進的なプロジェクトを実施してきました。近年、
SIB を活用してサステナブルな形で社会課題を解決する仕組みの構築に注力しています。

この度、DI は、宇都宮市と様々な分野で SIB 活用に向けた共同調査・研究を行います。その中で、DI の持つ
知見・ネットワークを共用・活用しながら、宇都宮市が抱える社会課題を解決して、より大きな社会的インパクトを創
出する取り組みにしていくことを目指しています。

今後も DI は日本 No.1 SIB 事業者*として国内の SIB 普及・拡大に貢献していくと共に、今後も様々な社会
課題の解決に向けて、これまで培ってきた構想を生み出す力、仲間づくりの力、それをビジネスとして束ねていく力を
駆使して、DI ミッションの「社会を変える 事業を創る。」の実現を目指してまいります。

* SIB ファンド規模は国内最大、かつ豊田市介護予防 SIB に関する事業費が約 5 億円と案件規模(内閣府
PFS 事業事例集をもとに調査(2023 年 2 月 1 日現在))でも国内最大。

■ 宇都宮市について(公式ホームページ)
餃子の街、宇都宮。日本中がそう思う宇都宮市は、二荒山神社の門前町・宇都宮城の城下町として栄え、「大
谷石文化」が日本遺産に認定されるなど、多様な文化と古い歴史に彩られた都市です。また、東京から新幹線で
最短 49 分、南北を東北自動車道が縦断、東西を北関東自動車道が横断するなど、交通アクセス性にも優れた
人口約 52 万人を擁する北関東の中核拠点として、製造業を中心に高度技術産業が集積するなど、全国有数の
産業都市としても発展を続けています。
現在、全国初の全線新設となる「LRT」の開業を目前に控え、将来の都市構造として掲げた「ネットワーク型コンパ
クトシティ」のまちづくりを進めており、地域と一体となった取組は「SDGs 未来都市」、「脱炭素先行地域」として国か
ら選定されています。「子育て環境」や「住みよさ」、「財政健全度」などが各種調査で評価を得るなかで、今を生きる
市民と次世代の子どもたちが豊かで便利に安心して暮らすことができるよう、様々な取組を推進しています。

【本リリースに関する問合先】
株式会社ドリームインキュベータ コーポレートコミュニケーションチーム
電話:03-5532-3200 / Email: info@dreamincubator.co.jp

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