プラグインするだけで使い慣れたブラウザをセキュリティ強度の高いブラウザへと変化させる「LayerXブラウザセキュリティ」登場

プラグインするだけで使い慣れたブラウザをセキュリティ強度の高い
ブラウザへと変化させる「LayerX ブラウザセキュリティ」登場


2024 年 2 月8日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号 4288)



セキュリティソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェント(所在地︓東京都中央区、代表取締役社
長︓杉本隆洋、JASDAQ︓4288、以下、アズジェント)は、LayerX Security Ltd.(レイヤーエックス・セキュリ
ティ 所在地︓イスラエル Co-Founder & CEO︓Or Eshed 以下、LayerX)とディストリビュータ契約を締結し、
Chrome や Edge といった一般的なブラウザにプラグインするだけで、ブラウザのセキュリティ強度を高める「LayerX ブ
ラウザセキュリティ」の販売を 2 月8日より開始いたします。


【SaaS 利用の拡大】
デジタル化の加速、コスト削減の必要性、リモートワークの普及などの要因により SaaS の利用が急増しています。
事務管理ソフトや電子契約ツールといった業務システム、CRM をはじめとするマーケティングツール、メール・チャット等
のコミュニケーションツール、ファイル共有サービスなど、ビジネスに関わる様々なツールが SaaS 化しています。株式会社
富士キメラ総研が 2023 年 7 月に行った調査「ソフトウェアビジネス新市場 2023 年版」によると日本国内の SaaS
利用は 2027 年度には 2 兆 990 億円に到達し、2022 年度比で 174%の増加が見込まれています。※1
この成長する市場において、セキュリティリスクの管理は重要な課題です。SaaS はインターネット環境さえあればどこ
でも利用できる反面、ID・パスワードの漏洩による不正アクセス、マルウェアへの感染、機密情報のアップロードによる情
報漏洩など様々なセキュリティリスクが存在します。年々、巧妙なフィッシングサイトへ誘導する手法も増加しており、セ
キュリティ対策を利用者の判断に委ねることは難しくなってきています。
Web アクセスのセキュリティ対策として、デスクトップ仮想化(VDI)やリモートブラウザ分離(RBI)といったセキュ
リティ手法も存在しますが、①帯域幅を消費するサイト(動画サイト等)へアクセスした際のレスポンスが悪化する、
②Google 翻訳などの拡張機能が利用できない、③個人情報を入力させるような不正なサイトへのアクセスをブロック
できないといった問題がありました。また、セキュリティを強化した専用ブラウザを使用する場合も、①Web ページがブラ
ウザに対応していない(きちんと表示されない)②使い慣れたブラウザと UI が異なるため使いづらい、といった問題が
生じる場合があります。


【LayerX ブラウザセキュリティ】
LayerX ブラウザセキュリティは、従来のブラウザにプラグインするだけでセキュリティ対策が実装されたブラウザへと変
化させる次世代型ブラウザエクステンションです。LayerX プラグインが受信した Web ページのコンポーネントを解析、
メタ情報として LayerX クラウドへ送信し AI 解析を行います※2。これにより、リアルタイムに Web サイトの不審なコー
ド(エクスプロイトコードやマルウェア等)を無効化するとともに、セキュリティ事件・事故につながる可能性のあるユーザ
の操作(無許可の SaaS 利用、翻訳サイト等への機密情報や個人情報の貼り付け等)をブロックします。さらに最
近話題となっている ChatGPT の情報漏洩問題も、ChatGPT へのユーザ・グループ単位でのアクセス制御や機密情
報の入力をブロックによって対処することができます。
LayerX ブラウザセキュリティの最大の特徴はブラウザにプラグインするだけでブラウザのセキュリティ強度をあげることが


できる点にあります。LayerX ブラウザセキュリティは Chrome、Edge といった使い慣れたブラウザにプラグインするだけ
なので、ユーザエクスペリエンスを損なうことなく、安全なブラウジング環境を提供します。また、サーバ構築などネットワー
ク全体の設計を変更しなければならない VDI のようなテクノロジーと比べて、手軽かつ安価に導入することができま
す。


(主な機能)
 ブラウザのリアルタイム保護
フィッシングサイトやマルウェアサイトを分析、セッションの切断やコンポーネントの無効化を行います。また、リスク
のあるブラウザ拡張機能の無効化やバージョンチェックによりブラウザを安全な状態に保ちます。
 ポリシー違反のユーザ操作のブロック
クラウドストレージやフリーメールへのファイル添付をブロック、ChatGPT や翻訳サイトへの機密情報や個人情
報への貼り付けをブロックする等、ブラウザ経由の機密データの流出を防止します。
 SaaS 利用の可視化
社員が利用している SaaS を監視し、野良 SaaS を検出し
ます。
また、社員が利用している SaaS アプリやクラウドストレージを
可視化し、利用状況を把握することができます。




(一括設定/一括管理用コンソール)


今回の契約締結に伴い、LayerX の Co-Founder & CEO である Or Eshed 氏は以下のとおりコメントしていま
す。「LayerX はブラウザが企業における中心的なインターフェイスであり、重要なビジネス活動が行われるハブであると
捉えています。この認識が当社のブラウザ・セキュリティ・プラットフォームの核となっています。LayerX はさまざまなブラウ
ザにシームレスに統合し、ブラウジング・イベントを包括的に可視化することができます。LayerX ブラウザセキュリティは、
Web ページ上の危険な機能を無効にし、必要に応じて Web セッションを完全に終了させるといった幅広い保護アク
ションを実行することができます。高レベルでの制御機能と検知精度により、LayerX は Web 上のリスクからさまざまな
ブラウザを確実に保護します。アズジェントと協力し、LayerX ブラウザセキュリティを日本に導入できることをうれしく思
います。」


LayerX ブラウザセキュリティは、普段使用しているブラウザをセキュリティ強度の高いブラウザへと変化させるゲーム
チェンジャーと呼べる製品です。販売開始は 2024 年 2 月8日より、価格はオープンプライス※3 です。アズジェントは
3 年間で 2 万ユーザの販売を目指します。



※1 株式会社富士キメラ総研プレスリリース
https://www.fcr.co.jp/pr/23091.htm
※2 オフライン環境でのブラウザ操作への影響はありません。
※3 参考価格︓1ユーザ 月間 1,000 円




【アズジェント会社概要】
会社名︓ 株式会社アズジェント (Asgent, Inc.)
所在地︓ 〒104-0044 東京都中央区明石町 6-4
代表取締役社長︓ 杉本 隆洋 (すぎもと たかひろ)
TEL︓ 03-6853-7401(代表)
資本金︓ 7 億 7,111 万円
取引銀行︓ みずほ銀行、三井住友銀行 他




【記事ご掲載の際の読者からのお問い合わせ先】
株式会社アズジェント
〒104-0044 東京都中央区明石町 6-4
TEL︓03-6853-7402 E-mail︓info@asgent.co.jp URL︓https://www.asgent.co.jp/




【報道資料についてのお問い合わせ先】
株式会社アズジェント 広報担当 横田 TEL︓03-6853-7417 E-mail︓yokota@asgent.co.jp




※ 文中に記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。





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