水力発電所の更新について

2015 年 8 月 7 日


各 位
カーリットホールディングス株式会社




水力発電所の更新について

当社 カーリットホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長 出口和男)の 100%子会社であ
る日本カーリット株式会社(代表取締役社長 金子洋文)は、同社所有の水力発電所である広桃(こうと
う)発電所(群馬県前橋市)につきまして、大規模な更新工事の実施を決定しましたのでお知らせいたし
ます。


グループの中核企業である日本カーリット㈱は、ロケットの固体推進薬や火薬原料である過塩素酸アン
モニウム、自動車用発炎筒、また紙パルプ漂白用途の塩素酸ナトリウムなど、日本の基幹産業の発展にお
いて重要な役割を果たしてきました。また近年は、新たに二次電池産業の発展に寄与すべく、2013 年度よ
り二次電池の充放電事業を開始しております。これらは多量の電力を消費する事業でもあります
同社は 1953 年に広桃発電所を建設し、以来 60 年以上にわたり、再生可能エネルギーとして同社事業に
対し多大なる貢献をしてきましたが、老朽化が進みいずれ更新が必要な状況にありました。今年度を初年
度とする中期経営計画「礎100」において、当社グループの財産である水力発電所を次の 100 年の事業
基盤に資すべく、今般の更新の決定に至りました。


水力発電は再生可能エネルギーの中でも最も発電効率が安定し、二酸化炭素の排出量も少ない、環境に
優しいエネルギーです。当社グループは「環境保全」を CSR 活動の主要な方針の一つに掲げ、自然環境
を尊重したモノづくりを目指し、地球環境の保全と維持に配慮した事業活動を行っておりその一環とし
て、自前の水力発電所の活用により、CO2 の発生量を年間 7,500t以上削減しています。
今般、発電所の更新を行い、これを効果的に運用することにより、今後も環境保全に配慮した事業活動
を継続し、将来に亘って社会に貢献してまいります。


【水力発電所更新工事の概要】
対象発電所 広桃発電所(群馬県前橋市) 工事完了 2017 年度上期予定
最大出力 約 3,400kW 投資金額 約 23 億円
工事着工 2015 年度下期予定 工事内容 発電機、水路、水門、送電線などの更新




【本件に関する問い合わせ先】
カーリットホールディングス㈱ 広報部 E-mail:pr@carlit.co.jp
TEL:03-6893-7060
FAX:03-6893-7050

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