ジッパーテープ増産のため7億円を設備投資

2022 年 8 月 1 日



News Release

ジッパーテープ増産のため7億円を設備投資
国内2拠点生産体制へ


合成樹脂製品の製造・加工・販売を⾏うタキロンシーアイ株式会社(本社︓⼤阪市北区、代表取締役社⻑︓齋藤⼀也)は、
約7億円を設備投資し、ジッパーテープ 「サンジップテープ」 の増産体制を整えます。この投資により、国内2拠点に
よる生産体制となり、2023 年3月にはサンジップテープの国内生産能⼒は2割増え、製品の安定供給を実現しま
す。 本投資には設備の自動化、DX化も含まれており、生産技術の更なる向上を目指します。


【背景】
国内におけるジッパーテープの用途は、食品と医薬品のパウチが8割を占めます。
これらの用途には世界最高レベルの品質が求められるため、国産品のニーズが高
く、コロナ禍による衛生観念の向上やフードロスを少なくするリクローザブル機能への
⾒直しもあり、国内市場は今後も2〜3%の伸⻑が⾒込まれております。
旺盛な需要に対応し、かつ安定供給の観点から複数拠点にて生産すべく、現在
の生産拠点であるタキロンシーアイ平塚工場に加えて、タキロンシーアイグループの ジッパーテープ 「サンジップテープ」

株式会社ボンパック内にサンジップテープの生産設備の導入を決定しました。


【導入スケジュール】
2022 年 8 月 ボンパック栃木工場(栃木県下都賀郡)に平塚工場のサンジップ
テープ生産ラインの⼀部を移設完了

2022 年 10 月 ボンパック栃木工場内にてサンジップテープ製造開始

2023 年 2月 タキロンシーアイ平塚工場に新規生産設備導入

2023 年 3月 タキロンシーアイ平塚工場、新設備稼働。増産体制を確⽴
タキロンシーアイ平塚工場



【今後の⾒通し】
・本設備投資により、国内生産能⼒は2割増となり、複数拠点により課題であった BCP に対応します。更なる新製
品、新技術開発を⾏ってまいります。
・サンジップテープの生産拠点は、国内2拠点に加えて、中華⼈⺠共和国の上海にあります「上海桑普拉斯塑料有
限公司(上海サンプラス)」の3拠点となります。平塚工場はマザー工場として、技術革新や生産ライン自動化の主
導、環境対応品を軸とした高付加価値品の開発を目指します。
・海外での需要も旺盛であり、新たな海外生産拠点の検討に入っています。最⼤需要地である米国進出も視野に入
れ、上海+One の体制構築を急ぎます。


【株式会社ボンパックについて】
1985 年設⽴。本社は東京都台東区。熱収縮フィルムを中心とした主にラベル印刷に特化したコンバーター。サンジッ
プテープの生産により事業領域を拡⼤します。

【 お問い合わせ 】 タキロンシーアイ株式会社 〒108-6031 東京都港区港南 2 丁目 15 番 1 号

サステナビリティ戦略部 コーポレートコミュニケーショングループ(担当︓小田、⼤重) TEL 03-6711-3718

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